ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

春、届く♪

2015-01-30 19:07:48 | Weblog
朝から、静かに降り積もる雪!我が地域ではこの冬、初の積雪になりました。
仕事の予定が延期となり、思いがけぬ「休日」となったので、年明けと共にあっという間に溜まってしまった書類たちを整理したり、まとまった読書時間を楽しんだり、ゆっくりと過ごせる時間ができてラッキーでした!

そんな中、佐倉市の地域文庫連絡会のNさんから、文庫連広報誌「たまてばこ」が送られてきました。
封筒の中に、Nさんが季節ごとに贈ってくださる「折り紙」が同封されていて、開けたとたんに心がパッと明るくなりました!
丁寧に折られた千代紙の「お雛様」と「節分の鬼と枡」! 
以前、観客の方からプレゼントしていただいた小さな衝立があったので、早速飾ってみると・・・うん、ピッタリです!!^^
寒い寒い雪景色を眺めつつ、思いがけぬ「春の贈り物」に感謝でした!

「たまてばこ」の記事の中に、昨夏の私の講座の様子も掲載されていて、参加者の皆さんからのさまざまな感想を嬉しく拝読。さらに、その講座の受講者の方が、文庫連の「読み聞かせ」の活動に参加されるようになったとのこと! それもまた、嬉しいことでした!
コツコツと一歩ずつの地道な取り組みでは」ありますが、少しずつでも裾野が広がっていくことを、これからも願いつつ・・・今年の夏もまた皆さんとお会いできることを今から楽しみにしています!

あんなこと・こんなこと♪ その2

2015-01-27 20:55:41 | Weblog
日曜日は、朝から加須市へ向かいました。

友人Mさんが通っている教会の礼拝に同席させていただいたのです。 牧師の奥様が偶然、昨秋の私の講座に参加してくださったという不思議な素敵なご縁もあって、お邪魔させていただいたのでした。
礼拝の後、わざわざ私のためにお食事会まで設定してくださって、皆さまと和やかな楽しいひと時を過ごさせていただき感謝でした!

その後、友人とご紹介いただいたKさんと共に、やはりお知り合いになったIさんのご自宅にお招きいただきお邪魔することに!
Iさんは、20年前からご自宅を「文庫」として開放されていて、Mさんから「とっても素敵なお宅なの!」と以前から聞かされていたのです!
玄関を開けたとたんに、ずらりと並んだ本たちと素晴らしい絵画がお出迎え!! 
そして陽射しにあふれた和室とリビングの広々とした空間の壁一面に書棚が作られていて、ぎっしりと数えきれないほどの蔵書!! 思わず歓声を揚げてしまいました!!  うわわ~っ!私の大好きなあの本も、この本も・・・!なんと羨ましい空間でしょう!!
子どもたちばかりでなく、大人たちの読書会も開かれているそうで、今はドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」に取り組まれているそうです。美味しい珈琲をいただきながら、しばし「罪と罰」や「カラマーゾフ・・・」の話、また熱烈な「賢治愛好家」であるIさんと初めてお会いしたような気がせずに大いに盛り上がっておしゃべりさせていただきました!
広いお庭にはケヤキやギンドロの大木まで! ギンドロ(白楊)は、賢治が植えた木の分枝なのだとか!
小さな東屋もあって、文庫に訪れた子どもたちの憩いの場になっているそうです。 新緑から紅葉の時期は、森の中に居るような、さぞ素晴らしい景色になるのでしょうね~!!

尽きぬお話にピリオドを打って、またの再会をお約束してIさん宅を後にしました。
Kさんをお送りし、夕方熊谷のMさん宅に到着。
しばらくくつろいだ後、ブラブラと歩いてご近所の“くまちゃん”宅へ。 くまちゃんファミリー主催「大晩餐会」にご招待いただいたのでした(笑)!
ホカホカと湯気のあがる大きな土鍋に、息子のH君がせっせと具材を入れたり、取り分けてくれたり大サービス、お嬢さんのTちゃんもお得意のベトナム料理をご披露してくれたりと、賑やかな賑やかな食卓でした!! 
食べたり飲んだり、大笑いしたり、本当に楽しい晩餐会に、心から感謝でした!!

すっかりお腹も心も満たされて、Mさん宅に戻り、穏やかな眠りについたのでした・・・初の「お泊り」でした~~(笑)!


のんびりと目覚めた昨日の月曜日は、Mさん宅近くの会館で開かれたドキュメンタリー映画「もったいない」http://mottainai-eiga.com/の上映会に参加しました。
以前観た「いのちの食べ方」もそうですが、「先進国」といわれる国々の「食の在り方」について、深く考えさせられる内容の映画でした。
犠牲のうえに成り立つ「豊かさ」を、考え直さなければ、とんでもない「未来」が待っているのですよね!!



春のような一日となった今日は、再び熊谷へ。
2か所の朗読サークルの、今年初のレッスン日だったのです。
年末体調を崩してしまったJ子さんも、今日は元気な笑顔で大きな声で詩を朗読してくれて、とても楽しんでくれて嬉しかったです!!
今年もまた、ゆっくりと楽しんでいきましょうね!


新しい出会いがあったり、原点に立ち返って考える事柄もあり、たくさん話して見聞し刺激を受けることのできた、とっても密度の濃い4日間を過ごしました!!







 



あんなこと・こんなこと♪ その1

2015-01-27 19:51:15 | Weblog
週末から、盛りだくさんの楽しい時間を過ごしておりました!

まずは、朝から雲ひとつない青空が広がった土曜日・・・。目覚めて窓の外を見たとたん、「よしっ!」と即刻「本日の行動メニュー」(笑)を組立て、ご近所の友人を誘い“気ままドライブ”に出かけました!
取りあえず「山に向かおう!」と、秩父へ。  思いついてミューズパークの「旅立ちの丘」へ。澄み切った青空の下、うっすらと雪をかぶった武甲山や奥秩父の山並みが本当に美しく、見慣れた風景ではありながら、ポカポカと春のような陽射しに包まれてゆっくりお散歩しました。
そして、我ら妙齢のご婦人二人(笑)「これ、やっぱりやらなくちゃね!!」と、ローラー滑り台で歓声あげました! 若きパパと一緒に滑っていた3歳くらいの坊やが、何故か親近感を覚えてくれたらしく、ニコニコと寄って来てくれて楽しかったです(パパは戸惑っていたと思う・笑)♪^^

ミューズパークを後にし、秩父市内に下りて食事を・・・と思っていたら、「小鹿野」への道しるべ! 両神山も招く(笑)!
友は「小鹿野、初体験」と知り、急に思い立って、私としても約十年ぶりに小鹿野へ行ってみることにしました。
小鹿野歌舞伎が有名なのに、それも未だ実際に鑑賞したこともなく、「近くて遠い小鹿野」のんびり歩いてみようと、街の駐車場に車を停めて、まずは「本陣」交流館を訪ねてみることに。
すると、その入り口に写真の立札が!   なんと、ここが「宮沢賢治宿泊のお宿」だったのです!!
徳川吉宗の時代に創られた本陣。  学生時代20歳の賢治が、地学の勉強のために訪れた際、ここに宿泊したのだとか。熊谷経由でこの辺りに訪れていたことは知っていたのですが、「小鹿野のお宿」とは、初めて知りました。 以前、仕事で小鹿野に来た時には見逃し通り過ぎていたのでした・・・!今回、出会えて良かったです!!

ちょうどお昼になり、建物内に小さな食堂の手打ち蕎麦をいただいてみましたが、幅もちょっとまちまちの素朴な「田舎蕎麦」、とっても美味しくて大満足でした!! 
ちなみに、昭和の初期から小鹿野名物として親しまれている「わらじカツ丼」も絶品らしいですよ!

なまこ壁の旧家が点在する風情ある街中をしばし散策。路地裏を探検したり、寺社を訪ねたりと、とっても楽しいひと時でした!
暖かくなれば、もっともっと豊かな自然を楽しめる小鹿野、また遊びに行ってみようと思います。
近くに居ながら知らないことって、本当にいっぱいあるものですね~!  

  

ま・た・ね!

2015-01-24 19:20:32 | Weblog
昨日の午前中、地元のS保育園で、「カタ・コト・カタリ」と「おはなしの森」の公演がありました♪
約10年におよぶ長い間、毎年恒例の行事として取り組んでくださっていることに、本当に感謝なのです!

いつも「雪」と「インフルエンザ」を心配する時期で、今回も天気予報とにらめっこしておりましたが、昨日は早朝から徐々に青空が広がり始め、ほっと胸をなでおろして保育園に向かいました。
インフルエンザの影響もなく、これまた「ひと安心」!

第一部の「カタ・コト・カタリ」は0・1・2歳児のための作品。
20分程の小さなお話なのですが、赤ちゃんたちにとっては「長い」かもしれない20分間を、じっと鑑賞してくれることにいつも感動です!!
毎年のことながら、身体を揺すったり、笑い声をあげたりしながら楽しんでくれた様子。終演後も、次々と“タッチ!”を求めて来てくれる赤ちゃんたち、ホントにこちらの心まで温かくなりました!

第二部は、3歳児以上の園児さんたちが「おはなしの森」の昔話を鑑賞してくれました。
私たちをちゃ~んと覚えていてくれて、「おはなし」を楽しみに待っていてくれることが、とっても嬉しいです!!
お琴の演奏、二つのお話をたっぷりと楽しんでくれたようでした!!
S保育園の子どもたちの「集中力」には、いつものことながら驚かされます。
子どもたちは促成栽培のような「形だけの成長」ではなくじっくりと「深く根をはって」しっかり栄養を吸収して「ゆっくり、ゆっくり大きくなあれ!」と願うこころ座の思いと、共感できるところがいっぱいの保育園との出会い・・・毎年こうして積み重ねていただけることに、昨日もまた感謝でいっぱいになりました!

S保育園の皆さん、来年も「ま・た・ね」!

ゆめ風であいましょう イン 東京♪

2015-01-21 10:17:48 | Weblog
昨夜、熊谷の友人Mさん、くまちゃんと共に、渋谷の文化総合センター・伝承ホールで開催された「第10回 ゆめ風であいましょう」に行ってきました。

夕方少し早目に待ち合わせ、会場近くの某ショッピングビル内にある、老舗のロシア料理店Rで、軽くお食事♪
子どもの頃、父や母に連れられ、初めてロシア料理や「ロシアンティー」をいただいたことが懐かしく思い出され、このビルも49年の歴史に幕を閉じるとかで、また「懐かしい渋谷」の風景が消えてしまうことが寂しくもありました。 亡き母は、渋谷の女学校に通っておりまして「あの頃はホントに谷だったのよ~!」とよく話していたっけ。
今日のコンサートのタイトルが「少年期は戦争だった」というもので、母が良く話してくれていた戦時の女学生時代のことも、ついつい思い出していました。

ポカポカと身体が温まったところで、会場へ。

「ゆめ風であいましょう」は、20年前の阪神淡路大震災の時に立ち上がった、「ゆめ風基金」・・・被災障害者支援の「NPO法人ゆめ風」http;//yumekaze.in.coocan.jp/主催のトーク&コンサート。
出演は、呼びかけ人代表の小室等さん、発足時から10年間代表をしていらして現在は“権(ごん)代表”の永六輔さん、賛同者の詩人、谷川俊太郎さんでした。

第一部は「少年期は戦争だった」というタイトルのトーク。小室さんの司会で、NPO代表の後藤一二さんも加わって、それぞれの立場での戦争体験を語ってくださいました。「生の声」で語られる具体的なことがら、個々の心象など、貴重な言葉の数々・・・「戦争」というものの実態を改めて考えさせられました。時おり涙で声を詰まらせて語られる永さんの実体験には胸が熱くなりました。

ユーモアも散りばめて語られるお話に引き込まれているうちに、あっというまに第一部が終わり、第二部は、永六輔さん、谷川俊太郎さんがお一人ずつ登場されて、小室等さんとお嬢さんの演奏と歌とおしゃべり♪

永六輔さんの作詞された歌・・・「夢であいましょう」「遠くへいきたい」「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」など客席の私たちも一緒に歌い、そして、現在パーキンソン病のリハビリをされている永さんが手話で歌ってくださいました。その身体全体から伝わってくるものに涙が溢れそうになりながら、幼い時から口ずさんだ懐かしい歌に、たくさんの素敵な詩に改めて、素直に感謝の気持ちでいっぱいになってしまいました!

谷川俊太郎さんは、自作の詩や永さんの詩、茨木のり子さんの詩(これも、母の愛読書であり懐かしかった・・・!)を朗読してくださって、「言葉」の持つ力に勇気をもらいました。
近々、幼児向けの絵本になるそうですが、できたてホヤホヤの谷川さんの詩「戦争しない」も朗読してくださったのですが、幼児に向けてのやさしい言葉の並びの中に「戦争」というものの「正体」が描かれていて、深く頷いてしまいました!! 絵本になる日が楽しみです!!

最後に谷川さんと永さんの合作の詩に小室さんが曲をつけた「ゆめ風の応援歌」2曲・・・「風と夢」「伝えてください」も歌われて、温かなコンサートの幕がおりました。


笑ったり涙したりの、密度の濃い2時間があっという間に過ぎてしまって、その温かい余韻に浸りながら帰路につきました。
皆さんのお話、歌の中にしっかりと込められた思い・・・今のこの危うい世の中にあって「戦争はNO!」「上から目線ではなく、弱い立場からの声を大切にできる社会を!」というメッセージ、しっかり受け取りました!! 
バス停から我が家まで、夜空には北斗七星、オリオン座、スバルまで輝いていて・・・「見上げてごらん夜の星を・・・♪」また口ずさんでしまいました


「ゆめ風基金」は、阪神淡路大震災から、これまでに日本国内はもとより、トルコやアフガニスタン、パキスタン、ミャンマー、フィリピン、中国など海外の被災者のための救援活動などにも届け続けてこられて、4年前の東北関東大震災の時には全ての基金を届けられ、またこれからも一歩ずつの基金を募っていかれるそうです。
災害が起こった時に「ことごとく後回しにされてきた立場だった」障害者の皆さんがあの阪神の大震災の時に、寒さに震える地域の方たちに「日頃のご恩返し」といち早く炊き出しをおこなったりした、その心意気に押されて立ち上がったという「ゆめ基金」、20年間のさまざまな取り組みに頭が下がりますし、私もほんの少しでも協力していきたいと思います!
人の心の温かさが、優しさが何よりも価値あることと信じて「ゆめ風」が広く広く吹いてくれますように!!