ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

ここは、どこ~?

2012-02-29 23:21:02 | Weblog
うるう年の2月が、どさ~~っ!!っと大きな置き土産をして、逃げて行きました!!

昨日は晴れた空の下、熊谷の朗読サークルのレッスンに向かう時には、小川町から眺める日光の男体山、荒川大橋から眺める赤城山、榛名山・・・そして浅間山の雪化粧した姿が美しくて、思わず「ホッ」と嬉しいため息でした!
(もうすっかり見慣れた山々の景色なのに、なんでいつもこんなにワクワクするのかなあ~なんて自分でも不思議です。)
・・・だったのに、今朝は、目覚めると一面の雪景色! 
 
予報では聞いていたものの、こんなに積もるとは! 
庭の草木もすっかり雪に覆われて、赤いサザンカの花だけがちょっぴり顔を見せていて、乱雑な我が庭が、まるで金沢の兼六園か京都の庭園か・・・(笑)! 
しばし、ぼんやり幸せに浸っておりましたが、仕事で八王子に行かねばならず、急いですっぽり雪だるまのようになった車を掘り出し、降りしきる雪の中を出かけました!
我が家近くの並木道も、まるで雪のトンネルを抜けるよう・・・! 
坂道を降りかけたら、道の真ん中にワゴン車が横転していて「わわっ!」ドキッとしました(幸い運転者の方は無事でしたが・・・・)!
その後も青梅から八王子への道中、吹雪の中を走っているようで、立ち往生している車、ガードレールに突っこんでしまった車など何台も見かけ、八王子に近くなるほど積雪の量が増えて・・・ドキドキしながら走りました。
こんなに積もった道を走るのも数年ぶり!! 私としては一応スタッドレスタイヤに履き替えていたし4WDだし・・・なんて安心もしていたのですが、それでも時々ハンドルを取られそうな時もあって、歩行者の方たちの動きにも対向車にも気をつけなければと、結構緊張の連続でした~~(汗)!!
ノロノロの大渋滞にもはまってしまいましたが、それでも、雪化粧した周りの山々や木々や川の景色を眺めながら、白と黒のその静かな世界の美しさにうっとりでした・・・。
   

帰る頃には雪が雨に変わって道路の雪も融けてくれましたが、家にたどりついたら我が家の前だけ「雪かき」が待っておりました!











希望の虹…!

2012-02-24 21:13:04 | Weblog
目覚めたとたんに・・・「あ、空気が違う・・・!」と思えたほど、今日は「春」を実感できた一日でした!

朝、出掛けに熊谷のMさんからの連絡を受け、入院中の共通の友人をお見舞いすることになりました。

年明けから入院生活になってしまった友・・・。先月病室を訪れた時には話をするのも困難な様子で、ただ手を握って帰って来たようなことで、ショックを受けてその後の容体が本当に気になっていたのでした・・・。
療養すれば完治するという病ではなく確実に進行することが解っている病・・・、私と同世代である彼女自身の葛藤を考えれば、本当に周囲の私たちに何ができるのかと胸がふさがれる思いなのです・・・。

仕事を早目に終えて昼過ぎに病院に着くと、すでに熊谷組のくまちゃんとMさんが。  
午前中からずっと付き添ってくれていたそうです。
友人も今日は血色も良くて少しだけでもお話ができて・・・昼食も少しお手伝いながらでしたが、だいぶ食欲も回復したようで本当に嬉しかったです!!
今朝、いつもながらバタバタと慌ただしく出窓のカーテンを開けたとたんに窓辺に小さな虹がすっと映って、「あっ!」と心の中で思わず小さな歓声をあげたのですが、あれはきっと「希望の虹」だったんだ! 「早く自宅に戻りたいから!」と頑張っている彼女の、うっすらピンクに染まった頬を見ながら「願いが叶いますように!」と祈りました!

そして、私よりも彼女とのお付き合いの長いMさんやくまちゃんの心細やかな献身的なサポートに触れて、胸の熱くなる思いでした・・・!
この心優しい人たちとのご縁を繋いでくれたのも彼女です。出会ってからの十数年の間、一緒に山歩きをしたり沢山の楽しい時間を共有し、また「こころ座」の思いに共鳴してくれて地域での公演にも取り組んでくれたり・・・どれだけ「力」をいただいたかわかりません!
「これから先」の彼女のために私に何ができるのかを考えながら、ずっとずっとそばに居続けたいと思います。

どんな状況にあっても、絶対に「希望」を手放してはならないと、自分自身にも言い聞かせながら!!


 


 


我が家の「美人」ちゃん♪

2012-02-19 21:09:24 | Weblog
2月も半ばを過ぎたというのに、なかなか暖かくなってくれません~!

午後、ホキちゃんのピアノレッスンを受けて来ました。
ホントにまあ、たどたど、たどたど・・・ようやく半分まで辿りつけたようですが・・・「は~、5月までに弾けるようになるかしら~」と、オロオロしている私。「だいじょうぶ、だいじょうぶ!」とホキちゃんに励まされながら、「別れの曲」頑張っておりますのです

で、突然ですが、我が家の「美人」ちゃんを紹介することにしました(笑)!

友人はるさんのブログ「無番地便り」に、家庭用の「コンパクト精米機」が載っていて、玄米を少量ずつ精米できるのがとっても便利そうで面白そう・・・と読ませてもらったのですが、「ビバ!お米生活!」ということで、我が家の「発芽玄米製造機!(電気発芽器です^^)」なるものを紹介しようと・・!
これも、とってもコンパクトで、3合炊きの炊飯器ぐらいの大きさですが、3~7合の玄米を入れることができます。そしてお水を入れてセットすれば22~24時間で発芽してくれるのです。
その名も「発芽美人」(笑)!
私は10年ほど前から、ほぼ毎日玄米を食べているのですが、3年前、母の闘病中に生活クラブのカタログでこの発芽器を発見し、ほんの少しでも母が栄養を採れるようにと思い購入したのでした。
母の代わりに結局私が活用しているってことになりましたが・・・。
 
玄米そのままで食べるよりも「発芽玄米」にしたほうがたくさんの栄養が消化しやすいしギャバも豊富だそうで・・・。
私は圧力鍋で炊いていますが、普通の炊飯器でも白米と同じように炊けて、柔らかくてとっても美味しいです~♪^^

「美人」ちゃんのおかげか、一応今のところ「健康だけ」は問題なさそうですが・・・ああ、このネーミングにあやかりたい、あやかりたい(笑)!!




 






春がお出迎え♪

2012-02-16 21:27:23 | Weblog
今日は、月に一度の八王子の朗読サークルの日でした。

今朝も八王子へ向かう途中の畑には霜が降りていました。
ホントにまあ、いつまで続くこの寒さ・・・と思いながら、交通渋滞にも巻き込まれギリギリでドタバタとKさん宅に着くと、サロンの一角にお雛様が飾られていて、柔らかな光に照らされた姿に思わず「わあ、春ですね~!」と嬉しくなりました!
60年ほど前のお雛様だそうですが、着物の色も華やかなのに渋い光沢・・・階段状になった骨董の家具に飾られていたのですが、なんだかふわ~っと昔なつかしい空気に包まれたようで、ほっと心が落ち着いて優しい気持ちにさせてもらいました!
そして、いつものように皆さんの笑い声あふれる楽しいレッスンでした!

午後は駅近くの「おおきに」のサークルへ移動。
その頃には、チラチラと雪も舞い始めて・・・! 
でも、レッスンはやはり皆さんパワフル(笑)! 大きな声を出して、笑い合っていると身体の中からポカポカ温かくなって、心も元気になりますね!!
レッスン後、恒例のようになっている(?)Mさん手作りの美味しいケーキとコーヒーでひと休み♪^^
いつもありがとうございます!さらにパワー充電させてもらって、帰って来ました!

帰り道、雪は止んだもののどんよりした景色の中、一本のロウバイの木を見つけ、満開の優しい黄色に、またまた「春」を感じて「わ、ラッキー!」なんて思いながら車走らせました!

ホントに、「暖かな春」が待ち遠しいですね・・・









~遺跡の空~ 竹内啓 展!

2012-02-12 22:15:05 | Weblog
北風ぴいぷう、冷たかったものの快晴の休日♪

午後、ホキちゃんと共に、日本橋高島屋「美術画廊Χ」で今月1日から開催されている「~遺跡の空~ 竹内啓 展」へ行って来ました(↓前述のブログでご案内させていただいた美術展です)!

会場に入ったとたんに、圧倒的な存在感をもった作品たちと、ニコニコいつもと変わらぬ笑顔の竹内さんが私たちを迎えてくれました!!
地元の越生の田んぼで描かれた作品と、岩手県一戸町・御所野遺跡や新潟県津南町・沖ノ原遺跡で制作された作品、そして、御所野遺跡から出土した縄文中期の貴重な土器片(御所野縄文博物館・提供)も展示されていました!!
どちらの地名も私には馴染みが深く、より親近感を持って観せていただきました!
都会のど真ん中で、一瞬にして縄文の世界にいざなわれたような・・・私の全身に纏わりついていた日常の澱のようなものが、ボロボロと落ちていくような・・・居心地の良い時間でした!

しばらく作品の前に佇んでいるうちに午後3時からのギャラリートークが始まりました。
今日のゲストは堀江武史さん(文化財修復・府中工房)で、考古学がご専門の堀江さんの「縄文」に寄せる熱い思いや、その情熱から竹内さんを縄文遺跡での制作にお誘いしたいきさつなどを聞かせていただいたり、竹内さんがその遺跡の石や湧水を使って絵具として制作をされた過程・・・様々なご苦労なども詳しく聞かせていただきました!
実際に遺跡の中にテントを張ったり、また復元された竪穴住居に滞在しながら、縄文人の息吹を感じながら彼らの食したであろう「熊の肉」なども味わいながら、五感を通して感じられたものを布に、紙に、描かれたこと。また、堀江さんが始めて発掘をされた時に訪れた長野県の1万5千年前の地層から採取した岩を粉にして収めた小瓶を10本程見せてくださって、「きっと縄文人もこれを使って『絵』を描いたのではないか」とおっしゃる、その其々の豊かな色彩に感動したり・・・! 楽しいお話の数々で、心はすっかり古代ロマンに包まれ、あっという間に1時間が経ってしまいました!
トークを伺った後に再び鑑賞させていただくと、細部にまで神経を使えるようになって、より一層その奥の深さが伝わって来ました!
竹内さんが、「『自然を強引に引き寄せる』のではなく、『自らが自然に添う』ように制作している」とおっしゃった言葉、やはり謙虚な姿勢優しいお人柄が、この一群の作品に表れているんだなあと思います!
また、堀江さんや、先日のトークのゲストだった原祐一さんが(飛び入りコメント)「『遺跡で描く』などということは誰にでも許されることではなく、信頼関係の上に成り立つことで、竹内さんだから出来ること。今後の「遺跡とアート」に期待して欲しい」とおっしゃっていましたが、本当にこの取り組みって、「太古と未来への架け橋」のような・・・「おい、人間よ、ここを忘れてはいけないよ」って言われてるような、そんな気がしました!

画廊の素敵な女性Kさんと少しおしゃべりしていたら、先日越生町の竹内宅までいらしたとのこと!
そのことも含め作品展のことが「日本橋高島屋ブログ」の中に書かれているとのことで、ここでも紹介させていただくことにしましたので、ご一読いただければ♪

http://blog-tokyo.takashimaya.co.jp/art/201202/article_1.html

20日(月)まで開催されていますので、是非是非たくさんの方に観ていただければと思います!!


別れ際に、竹内啓&晴美ご夫妻のツーショットを!^^
「では、また地元で~~♪」と会場を後にし、ちょっとひと休みしてから帰ろうとカフェに立ち寄ったら、広い店内の一角に「ん?」と見覚えのある姿が・・・! 通り過ぎようとして再び「え~?まさか?幻?」と、目を凝らしたら、やっぱり先日会ったばかりの友人Aでありました!! 
声を掛けた私に本を読んでいたAちゃんは「ぎゃっ!」と驚き、「わわっ、悪夢かと思った~~!!」
Aちゃんは、新国立美術館での知人の陶芸展を見終わって、これから「竹内さんの作品展に向かう」ところだったのです!
先日会った時に、「時間がある時、是非!」と誘っていたのですが、「今日急に時間がとれた!」とのことで・・・!
でもまあ、まさかこんな偶然に会えるとは!!
「は~~、やっぱり『くされ縁』なんだ~~!!」嘆きつつ、ホキちゃんとは久しぶりの再会ができて、大喜びのAでした!!
きっと、その後、力強い作品に触れてさらに感動していることでしょう!

8時ごろ自宅近くのバス停に降り立つと、空には満点の星! 空気が冴えていたのですね・・・スバルまではっきり見えました!
この星たちも太古からずっと変わらない光を地球に送り続けているんだよなあ・・・と、しばらく空を見上げておりました!