ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

うさぎのお月見キャンプ♪・その2

2012-09-30 19:50:29 | Weblog
朝、6時半に起床。
ちょっぴり冷んやりの森の空気に眠気も疲れも吹き飛びます!

スタッフの皆さんはすでに、ピザ釜(今回はドラム缶)の火を起こしたり、スープのお鍋を火にかけたりと忙しく動いていらして、私も途中から、薪運びやらホットドッグ作りやらピザ作りやら、ちょこまかお手伝いさせてもらいました!
そのうちに「まめっこファミリー」の皆さんも次々と元気に集合。
昨日作って寝かせておいたピザ生地を成形してのトッピングの作業・・・Oさんパパ(息子と同年代でした・汗!)もMさんのご指導の下、初挑戦してくれました!^^
そのピザを、Aさんパパが、次から次へとせっせとドラム缶で焼いてくれて・・・朝から、ふっくら美味しいピザをいただきました♪
スープも野菜がたっぷりの優しい味!! 昨夜のカレーといい、サラダといい、キャンプだというのに丁寧な丁寧なお料理の数々、森の空気と共に、ぜ~~んぶ栄養になったような気がします!^^

ゆったり朝食をいただいた後は、名残惜しくもお片付けの時間になってしまいました!
10時半に帰り支度をすませて集合。最後に「ラジオ体操・第三(?)」を!
「え~?どんな体操~?」と思ったら、「第二」の音楽が流れ、劇場オリジナルの「爆笑体操」でございました! 皆、恥ずかしげもなく(爆!)一生懸命身体を動かして・・・そして、笑顔で「解散」となりました!

私は何組かの皆さんと共にセンターの送迎バスに乗り、八王子でお名残りを惜しみつつ、午後早々に無事に帰宅しました

八王子の皆さんとキャンプをご一緒させていただいたのは、かれこれ15年ぶり! 当時小さかったお子さんが20歳を超えられたと聞くと・・・本当に長い長いお付き合いになったんだなあ・・・と、感慨深いです!
そして、今回、息子世代の若い皆さんとご一緒できて「孫」のような小さな子どもたちと触れあえた時間・・・自分の子育て中の楽しいキャンプの思い出にも繋がって、とっても幸せでした!
そして、キャンプ初体験の方たちがとても楽しまれて、家族同士がとっても親しくなった様子も見られて「楽しい子育て」の輪がいっぱい広がってくれたらいいなあ~!と思いました!   特に、日頃お仕事で忙しいパパたち同士、夜通し「熱く語り合った」(もちろん、アルコール抜きです・笑!)と聞いて、それも素敵な出会いだったんだなあと、嬉しくなりました!

劇場のスタッフの皆さんも、不眠不休(?)のような忙しい動きを笑顔でこなしながら(敬服!)、私たちに楽しい時間、出会いを作っていただき本当にありがとうございました!  お疲れ様でした!

そして、素敵なひと時を共有させていただいた参加者の皆さん、またお会いできる日を楽しみにしていますね!


私たちの楽しい二日間は何事も無く終えることができましたが・・・台風17号、今日は西日本~東海~関東の各地で台風の大きな影響があったようですね・・・関東甲信越にいよいよ接近してきたらしく、ここ埼玉も、夕方から雨風が強くなり、今はかなり激しくなっています・・・!
どうか、どの地も、甚大な被害がでませんように!!


















  


うさぎのお月見キャンプ♪・その1

2012-09-30 15:58:36 | Weblog
昨日の朝、大きな荷物を抱えて家を出発! JR横浜線「相原駅」からバスに乗り込み、東京都町田市にある「大地沢青少年センター」に向かいました!
楽しみにしていた、八王子子ども劇場JOYCCO主催の「うさぎのお月見キャンプ~まめっこ親子お泊り会~」でした♪
台風17号の情報に冷や冷やしながら迎えた当日でしたが、幸い青空も見えて、暑くもなく爽やかなお天気でほっとしました!

キャンプ場に向かう道中、バスの車内から、詩人の八木重吉の記念館を発見! 「生家」とありました。 中学生の頃親しんだ詩人に、突然再会したような驚きでした!  そうかぁ・・・ここの土地で生まれ育った人なんだ。 

「大地沢青少年センター」は、神奈川県相模原市と東京都町田市の境を通り江の島海岸に流れ注ぐ「境川」の原流域だそうで、市街地から約20分程の場所にありながら、自然豊かな広大な敷地で、キャンプやハイキング、自然観察、研修などさまざまな活動に使われている施設でした。  
バス停から、茶畑やコスモスの花など眺めながらのんびり坂道を歩くこと、さらに20分、すっかり「森の中」の別天地に到着しました!

車で到着したスタッフの方たちと合流し、食材やクーラーなど荷物を台車に乗せて、坂道をヨイショヨイショと押しながら上り2往復! すでに、私は「スタッフの一員」となっていました! 皆さんが「すみません~~!ごめんなさい~~!」と言ってくれたのですが、いえいえ、身体が自然に動き出してしまうというか・・・要するに・・・血が騒ぐんですよねえ~(笑)!!

午前11時半、参加者の皆さんが全員集合して顔合わせ!  0歳~5歳の「まめっこ」ちゃんたちと、そのお父さんお母さん、スタッフの皆さん、飛び入りの私(笑)、総勢約40人のにぎやかなキャンプが始まりました!
以前、私のおはなし会に参加してくださったOさん親子にも再会できました! その折にお話させていただいた「私と息子との思い出の本」のこと覚えていてくださって「今、私が読んでるんですよ~!」とのこと、と~っても嬉しかったです!

早速、各自持参したお弁当を広げての昼食タイム!
木立を渡る風がとっても爽やかで、いっぺんに「キャンプ気分」になりました(笑)! 
食後は、皆で朝食の「ピザ」のための生地作り。スタッフのMさんに教えてもらいながら、お母さんたちも子どもたちも夢中で粉と格闘していました!^^
その後、子どもたちは自然の中へ飛び出して行き、残った私たちで、おやつのための「みたらし団子」作り!
薪で火を起こし、お鍋を用意して・・・上新粉をこねて、蒸して、丸めて・・・(まるで「子狐紺三郎」のセリフのよう・・・笑!)小さな小さなお団子、400個は作りました!  甘辛いたれも、すべて手作り!  モチモチとしたお団子とからんでとっても美味しかったです♪
その、せっせせっせと作ったお団子も、瞬く間にみんなのお腹の中に消えてしまいました!^^

おやつが終わって、ほんの少しの休憩の後、次なる夕食の準備!
スタッフTさん家ご自慢の「本格カレー」作りに取り掛かりました! 小さな子たちも玉ねぎの皮をむいたりお手伝い。全てが一からの手作り、10種類のスパイスを効かせた深~い味わいの大人用のカレーと、優しい味の子ども用カレーと2種類!
家の台所で作るのだって手間のかかる本格カレーを薪の火なども調節しながら熱い炎と煙の中で・・・お父さんたちも大奮闘してくれました!
懐かしい「つば釜」で炊いたご飯も本当においしくて、「絶品ディナー」に感動でした~~~っ!!

さて、いつのまにか周囲はすっかり暗くなり、お腹も満たされたところで、いよいよ「お月見おはなし会」!
ログキャビン前の小さな広場にテーブルとイスを用意。 テーブルには、Tさんがちゃ~んと持参してくれたススキと、おやつの時に作っておいたお月見団子が小さな器に飾られて・・・風もなく寒くもなく、空には、うっすら雲がかかっていたもののまん丸のお月様が姿を見せてくれました!!
なんと素晴らしい演出!!
ほんの10分ほどの昔ばなし、私の声に合わせて踊り出すT君(笑)、子どもたちはじ~っと聴いてくれました!
一日中遊んで、お腹もいっぱいになって、眠たくなる時間かなあと心配もしましたが、日常とはちょっと違う空気の中で楽しんでくれたのかな?^^

温かいお風呂にも入って子どもたちも眠りについた後、ほんの少しの時間でしたが大人たちだけで熱い紅茶など飲みながらお話することもできて、楽しいキャンプの夜は静かに更けていきました・・・!


   








「そうだ、京都へいこう!」・・・?

2012-09-27 23:52:41 | Weblog
一昨日の火曜日のことです・・・!

友人のKさんが、お昼前に久しぶりに遊びに来てくれました!^^
「デートコースはおまかせします~」とのこと。 巾着田の曼珠沙華は、今年はお彼岸が過ぎてもまだ三分咲き・・・さて、どこがいいかしら・・・?とグルグル考えていましたが、「この時期は、やっぱり、あそこだ~!」と気がつき、出かけました!

我が家から秩父方面へ、ほんの15分程車を走らせた「吾野」の峠にある、美味しい手打ちうどんのお店「浅見茶屋」!
創業昭和7年という、うどん屋さんです。子の権現や竹寺に参拝する人たちのために開いた茶屋で、建物は安政二年に建てられたとか!
私は、30年以上も前にドライブの途中、偶然に立ち寄って、その美味しさに感動して、ず~~っと記憶に残っていたのですが・・・なんという不思議なご縁か、現在の地に移り住むことになり・・・18年前その記憶をたどって訪ねて行き、建物も風景も味も、ちっとも変わらぬ懐かしいうどん屋さんに再会したのでした!
その時は、もう初代のおばあちゃまは亡くなり、二代目を継がれたお嫁さんが一人で営んでいらっしゃいました。
私の思い出を語るととっても喜んでくれて、行く度に「故郷のお母さん」のようにもてなしてくださって、美味しいおうどんと共に、ゆっくりと流れる贅沢な時間を味わわせてもらってきたのです。  
お友だちが訪ねて来てくれると、まずは「ご案内」しているお店です(笑)!  

今は3代目の息子さんが、あれこれ創意工夫しながらも、しっかりお祖母ちゃん、お母さんの味を引き継いで活躍されています。
建物の内部もちょっぴりお洒落になりましたが、昔の面影は残ったまま。

すぐ近くですぐに行けるお店なのに、私もドタバタしているうちになんと2年ぶりになってしまいましたが、やっぱり、お母さんと息子さんが変わらぬ笑顔で迎えてくれました!
そして・・・やっぱり!! 窓の外の裏山の斜面には、一面「シュウカイドウ」の花、花、花!! 全体がピンクで埋め尽くされていました!
そう、この見事な景色をKさんに見ていただきたかったのです~~っ!!
平日で人も少なかったので、定番の「味噌田楽とうどん」のフルコース(笑)をのんびり食べながら、我が家のようにゆっくりと過ごさせてもらいました!
走り回るような忙しい日々を送っていらっしゃるKさんなのに、時々こうして私に会いに来てくださって本当に感謝です!
長年教師として真摯に子どもたちに寄り添い続けてこられたKさんが、常に共感をもってお話してくださる数々の言葉、ピュアな精神に本当に勇気をいただきます!
花の大好きなKさん、この空間で少しでも心を休めていただけたかな・・・。 
最後に、ちょっとポーズをとっていただいて(笑)・・・パチリ!   まるで「そうだ、京都へ行こう!」風の一枚になりました(笑)!


どんなに時代が変わっても・・・「変わらない」大切な心、人、風景・・・そこに触れるとほっとします! 
そして私もそうありたい、と思いました!

浅見茶屋さんで10年も前に分けてもらったミズヒキが、我が庭でも増えて、この秋もそろそろ咲き始めています♪^^










 






個展、二つ♪

2012-09-25 23:23:58 | Weblog
昨日のこと。
二つの個展に出かけました!

一つ目は、今月の14日から、新宿の「ギャラリーGenkai」で開かれている、友人の陶芸家・竹内晴美さんの「陶展」。
地下鉄の「新宿三丁目」で下車、伊勢丹の横からヒョイと地上に出るとすぐに到着。2年ぶりの「Genkai」さんでした!
前回は4月。本店の「水炊き玄海」さんで小さなオープニングパーティーを開いていただき、晴美さん、フランク&マリアさん、こころ座三人組で、ワイワイとっても楽しく美味しいひと時を過ごしたことが懐かしい~!^^ あっという間に、もう2年も経ってしまったのですね~!
晴美さんの在廊日に、と思っていたのですが都合が合わず、作品だけに会って来ました! 
今回も、本当に力作揃いでした! いつもの「白」で作られた植物や深海をイメージした作品の数々。それに加えて、日本画の色彩を思わせるような彩色された作品・・・さらに、まるで金属かと思えるような輝きの「半磁器」の作品もありました! 
ギャラリーのOさんが丁寧にいろいろ教えてくださったのですが、磁器の造形は大変難しいものらしく、今回晴美さんは「半磁器」に挑戦されたらしいのですが、その見事な出来栄えに「またさらに彼女の世界が広がった」とおっしゃってました!
和紙の風合いの「陶」ももちろん魅力的だけれど、その彩色された「半磁器」で作られた花たちの輝きは、なんだか仏像に通じるものがあるような気がしてとても深いものでした!
当初は今日(25日)までだった会期が延長され、10月9日まで開催されています♪ さらに多くの方たちに観ていただけたら嬉しいなと思います!!

その後、再び地下にもぐり「都営新宿線」に乗り、JRを乗り継いで次なる千葉市内の会場へ!

パーチメントクラフトの先生、「向田通子 展」がJR西千葉駅近くのギャラリーで21日から開かれていたのです。
やはり2年前・・・前回開かれた時は「十二単衣の女たち」だったのですが、今回は「ヨーロッパの古典レース」と「ケルト模様」でした。
もともと、パーチメントクラフトのデザインはヨーロッパレースと共通点が多くありまさに「紙のレース」なのですが、今回、先生は横浜元町の近沢レースのWさんとのご縁から、ベルギーのアンティーク・レースの鑑定家ダイアン・クレース女史を紹介されて、様々なアドバイスやレクチャーを受けることができたのだそうです!
先生曰く「ヨーロッパの古典レースを学ぶことで、彼らの国々の歴史、文化史、宗教史、芸術の流れ、変化を学ぶことができました。そして、どの時代どの民族にあっても”幸福”や”永遠”を求めるところは同じであり、ケルト民族の”結び(knot)とレースの起源が似ていたのにも驚きました・・・」とのこと。 先生は北海道在住の時、アイヌ民族博物館に勤務されていて北欧との交流なども盛んにされていて、民俗の歴史に大変造詣の深い方・・・今回の出会いはとても幸せなことだったそうです!

その作品の数々は・・・とにかく感嘆のため息をつくばかり! ヨーロッパの国々の古典レースの白く繊細な美しさ、ケルト模様の皮に描かれたような逞しさ・・・「紙」であることを忘れてしまいそうな、どれも本当に素晴らしい作品でした! 
その美しい作品に囲まれて、先生のお友だちのフルートやチターの演奏まで聴かせていただいて、贅沢な時間を過ごさせていただきました!

素晴らしい二つの個展にお邪魔して、はぁ~、とにかく何事も奥は深い・・・私もさらに、コツコツ頑張らなければと、力をいただいて帰って来ました・・・









十日町の旅!・その2

2012-09-24 21:54:37 | Weblog
23日(日)

昨年の12月初めに、教養委員会主催の講演会にお招きいただいてから、9か月ぶりにお邪魔する西小学校!
その時に委員長だった「桃の木」さんには大変お世話になり、そして今回の公演へも繋げていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

今回は、西小学校の「教育の日」の一環として開催された芸術鑑賞会でした!
今年度「人権教育」の指定を受けていらっしゃるとのことで、「その趣旨にも適した作品」として取り上げていただいたそうです。

朝8時過ぎから準備を開始し、10時半の開演。準備の間、かなり雨音が激しかったので心配していたのですが、開演と同時に静まってくれてホッとしました! 後から校長先生が、つい数日前まで学校も36度を超えるような暑さで、「この雨ですっかり涼しくなりました」とおっしゃいました!ホント、そんな猛暑の体育館での鑑賞会だったら大変でしたね・・・「雪渡り」の雪も融けちゃう・・・!  雨にも感謝でした!^^
 
授業参観などの後、生徒さんと保護者の方、そして地域の方たち・・・約600人の皆さんが鑑賞してくださいました!

豪雪の十日町・・・実際の「雪渡り」(新潟では『凍み渡り』と言うそうですが)を体験している皆さんは・・・私たちより、賢治の描く「雪渡り」の世界を身体ごと感じてくださっていたのではと思いました。
子どもたちの集中して食い入るように聴いて観てくれる姿、その空気に、感動してしまいました!!
その子たちの心に向かって語る「子狐紺三郎」の「閉会の辞」・・・いつもながら胸に迫って語りながら涙が出そうになりました。本当に、その心を持ってこれから先の人生を歩んでいって欲しいです!

そしてやはり最後は「だいじょうぶ」を歌わせてもらいました。

終演後、校長先生から「CDを校内放送で毎日流します!」と嬉しいお言葉をいただきました!
子どもも大人もたくさんの「悩み」「悲しみ」「孤独」を抱えながらも頑張っているのだと思います。そんな心に「だいじょうぶ」の曲が少しでも響いてくれたら幸せなことです!
(後からもらった5年生の女の子からの感想に、「友だちが見終わった後に泣いていた・・・きっと『だいじょうぶ』の歌に感動したんだと思う」と。その言葉に、子どもたちの心の中を思って胸が熱くなりました・・・)

しばし校長室で歓談させていただいた後、玄関で最後まで見送ってくださった先生方と名残りを惜しみつつ、お昼過ぎに小学校を退出しました。

その後、十日町に来たからには「やっぱり、へぎそば食べて帰らなくては~~!」と騒ぐ私たちのためにあらかじめ桃の木さんが予約しておいてくださったお蕎麦屋さんへ!  今回は「小嶋屋」さんという初めてのお店。 劇場のMさん、Hさん、Sさんたちとご一緒に楽しく喋って笑って、老舗の美味しいお蕎麦をいただいて・・・大満足でした!
もっともっと、ゆっくりしていたかったのですが、行楽帰りの大渋滞に遭わないようにと、2時頃にお別れして帰路につきました。

どしゃ降りの雨の中、ひた走ること4時間。渋滞を回避しながら順調に、6時には無事帰宅しました!
十日町は近いです!  また、ゆっくりと遊びにも行きたいです!!

たくさんの温かい心に包まれた二日間!
5年前の一つの出会いが、こんなにたくさんの温かな「出会い」に広がったことに改めて嬉しさが込み上げてきます!!

十日町おやこ劇場の皆さん、西小学校の皆さん、本当にお世話になり、素敵なひと時をありがとうございました!!