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nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

The Who Live in Texas 1975

2012-10-27 | Rock♪
久々にシビレさせられるDVDが発売されました!

ザ・フーが1975年11月20日、アメリカ・テキサス州ヒューストンで行ったライヴ映像です。

今でも現役のザ・フーですが、オリジナルメンバー4人全員が健在だった頃の丸1日のライヴ映像となると

あまりお目にかかった事はないので今回の発掘映像は大変驚きました。

ロックがまだ熱かった頃のメモリアル的記念碑です。

1. Substitute
2. I Can’t Explain
3. Squeeze Box
4. Baba O Riley
5. Boris The Spider
6. Drowned
7. However Much I Booze
8. Dreaming From The Waist
9. Behind Blue Eyes
10. Amazing Journey
11. Sparks
12. Acid Queen
13. Fiddle About
14. Pinball Wizard
15. I’m Free
16. Tommy’s Holiday Camp
17. We’re Not Going To Take It|See Me, Feel Me|Listening To You
18. Summertime Blues
19. My Generation
20. Join Together
21. Naked Eye
22. Roadrunner
23. Won’t Get Fooled Again
24. Magic Bus
25. My Generation Blues



新譜、リマスター盤、名盤デラックス

2011-09-21 | Rock♪
今月から11月にかけて私が気になるバンド&アーティストの新譜・リマスター盤・名盤デラックスが次々と発売されます~

まずは新譜からです~

前作から3年振りとなる現代英国が誇る『コールドプレイ』5枚目の新譜です。
今回もあの広がりのある ”空間サウンド” を聴かせてくれることでしょう~


Mylo Xyloto/Coldplay(2011/10/19 発売予定)



1990年代のマンチェスター・サウンドを代表したバンド『オアシス』のリーダー『ノエル・ギャラガー』待望の1stソロアルバムです。
オアシス突然の解散から2年...ようやくソロ活動開始です~


Noel Gallagher's High Flying Birds/Noel Gallagher(2011/10/18 発売予定)



前作から実に13年振りの復活となるジュリアン・レノンの新譜です。
今も父親譲りの感性が健在であることを信じています~


Everything Changes/Julian Lennon(2011/9/26 発売予定)



前作から6年振りの新譜です。
フランス人シンガー:ドミニクの清楚な歌声が心を癒してくれることでしょう~


All Hours/Ivy(2011/9/20 発売)



続いてリマスター盤です~

上記4タイトルの新譜も勿論楽しみなところではありますが、これから紹介するバンドは別格の存在です!

1990年代のマンチェスター・サウンドは前述の『オアシス』、そして先輩の『ストーン・ローゼス』が代表格ですが、
この2バンドをさかのぼる1980年代のマンチェスター・サウンドといえば...
それは『スミス』を於いて他には思い当たりません!
その『スミス』のオリジナル・アルバム&コンピレーション・アルバム&ライヴ・アルバムの計8タイトルが一挙リマスターされます。
しかもリマスター作業にあたっては『スミス』の元ギタリスト:ジョニー・マーが全面アシストしていると言うではないですか!
もうこの事実だけでも嬉しいかぎりです~

『スミス』最大の魅力は全ての楽曲に漂う青春期の憂いです。
人は誰しも青春期にはこうした思いを経験しているものです。
そこにはただ物哀しさや儚さだけが存在するのではなく、眩いばかりの美しさも存在しています。
それを見事なまでに音楽作品として確立したのが『スミス』です。
他のバンド・アーティストでも1曲や2曲こういった曲はあるでしょうが全曲となるとまず思い当たりません。
デビューから解散するまで一度もブレず、そのポリシーを貫き通した意志の強さには感服します。
『スミス』は、その ”時代に選ばれた者” だけに与えられる称号の代名詞にほかなりません。

 
Complete/The Smiths(2011/10/1 発売予定)



最後は名盤デラックスです~

ビーチボーイズの1967年未完のアルバム『スマイル』の豪華BOX仕様『スマイル・セッションズ』です。
全9枚組(CD5枚、LP2枚、EP2枚)

このアルバムがもし1967年に完成していたら、あのビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』と
並び称されていたことでしょう。実際のところ1967年当時『スマイル』をレコーディング中のブライアン・ウィルソンのスタジオへ
ポール・マッカートニーが表敬訪問し「ヴェジタブル」という曲にゲスト参加しています。
あれから44年経った今日、ようやくその全貌が明らかにされる時がやってきました~


Smile Sessions/Beach Boys(2011/11/1 発売予定)



大英帝国の雄『ザ・フー』が1973年に発表したアルバム『四重人格』のデラックス・エディションです。
数多くある『ザ・フー』のアルバムの中でも私が最も好きなアルバムがこの『四重人格』です。
今までアナログ盤から始まり、CDは3度(初CD化の時、リミックス&リマスター盤、紙ジャケ)購入してきました。
そのくらい私にとって『四重人格』は、かけがけのないアルバムです。
そして今回のデラックス・エディションで遂に最終章を迎える日がやってきたのだと思います。


Quadrophenia -The Director's Cut Super Deluxe Edition/The Who(2011/11/16 発売予定)

Sound Affects / The Gift

2011-06-01 | Rock♪
音楽好きな人であれば、自分の人生に影響を与えたアルバムとの出会いが1枚や2枚きっとあると思います。
私の場合はティーンエイージャー真っ只中に出会ったこの2枚のアルバムがそうでした。
それは大袈裟に言えば「人生の岐路に立たされた際の道標」のようでもありました。

現在はソロで活動するポール・ウェラーが若き日に組んでいたバンド《ザ・ジャム》(活動期間:1977-1982)が
発表した2枚のアルバム。



The Jam『Sound Affects』(1980年発表)

1. Pretty Green
2. Monday
3. But I'm Different Now
4. Set The House Ablaze
5. Start!
6. That's Entertainment
7. Dream Time
8. Man In The Corner Shop
9. Music For The Last Couple
10. Boy About Town
11. Scrape Away




The Jam『The Gift』(1982年発表)

1. Happy together
2. Ghosts
3. Precious
4. Just who is the five o'clock hero
5. Trans Global express
6. Running on the spot
7. Circus
8. Planner's dream goes wrong
9. Carnation
10. Town called Malice
11. Gift


この2枚のアルバムからは聴いた当時もそうでしたが、青春の鬱積した思いが凝縮されているようにも感じます。
それは決して後ろ向きな思いではなく、未来に対して不安でありながらも一筋の希望を抱いているような...


最近購入したCD

2011-05-17 | Rock♪
昨年から以前のようにCDをあまり買わなくなりましたが、今回どうしても見過ごせないCDがありましたので御紹介します。

1枚目は「世界で最も重要なロックバンド」と称される1980年アメリカで結成された《R.E.M.》の新譜です。


R.E.M.『Collapse Into Now』

オルタナティヴ・ロックがまだ確立されていない頃に登場しただけあってR.E.M.をリスペクトするアーティストは
ニルヴァーナのカート・コバーン、パール・ジャム、レディオヘッドのトム・ヨーク、ブラーのデーモン・アルバーン、
コールドプレイのクリス・マーティンなど蒼々たる顔ぶれです。
来日公演は今までで4度(1984年、1989年、1995年、2005年)、私は2005年に念願叶ってようやく観れました。
ボーカル:マイケル・スタイプの哀愁漂う独特な歌声、ギター:ピーター・バックのトレードマーク〈リッケンバッカー360〉、
ベース:マイク・ミルズが生み出す絶妙のベースライン

私がR.E.M.を初めて聴いたのは1996年の夏でした...
逗子海岸でラジオを聴きながら日光浴をしていると印象的なサウンドが流れてきたのです。
それがR.E.M.との出会いでした。
それ以来、R.E.M.のファンになりアルバムはすべて買い揃え今日に至ります。



2枚目は話題盤!


Beady Eye『Stikk Speeding』

あの《oasis》のボーカリスト:リアム・ギャラガーの新バンド《Beady Eye》のデビュー盤です。
とはいえメンバー構成はノエル・ギャラガーを除く旧オアシス・メンバーなのでサウンドはオアシス・スピンオフ的とも
捉えられます。とはいえ今後の活動も目が離せません。あとは兄さんノエル・ギャラガーの新譜を待つのみですね。



3枚目は注目盤!


Soundtrack『The Great Escape』

1963年公開の映画『大脱走』のサウンドトラック・コンプリート盤(3枚組)です。
このサントラを聴いているだけであの数々の名シーンが蘇ってくるのは言うまでもありません~
作曲家エルマー・バーンスタインの代表作は他にも『十戒 』『荒野の七人』といったクラシック映画、
そして『大逆転』『ゴーストバスターズ 』といったコメディータッチの映画まで幅広いです。



追記:
    
   来月発売予定のポール・マッカートニー『マッカートニー』と『マッカートニーII』のデラックス・エディション

   
   ビリー・ジョエル『ピアノ・マン』のレガシー・エディションも気になります~



Live at Shea Stadium

2011-03-14 | Rock♪
生っ粋のニューヨーカー、ピアノマン:ビリー・ジョエルの新譜です!


『Billy Joel:Live at Shea Stadium』

 Set List(2008/7/16, 18)

1. Prelude/Angry Young Man
2. My Life
3. Summer, Highland Falls
4. Everybody Loves You Now
5. Zanzibar
6. New York State Of Mind (with Tony Bennett)
7. Allentown
8. The Ballad Of Billy The Kid
9. She's Always A Woman
10. Goodnight Saigon
11. Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)
12. Shameless (with Garth Brooks)
13. This Is The Time (with John Mayer)
14. Keeping The Faith
15. Captain Jack
16. Lullabye (Goodnight, My Angel)
17. The River Of Dreams/A Hard Day's Night
18. We Didn't Start The Fire
19. You May Be Right
20. Scenes From An Italian Restaurant
21. Only The Good Die Young
22. I Saw Her Standing There (with Paul McCartney)
23. Take Me Out To The Ballgame
24. Piano Man
25. Let It Be (with Paul McCartney)

 Bonus Performances
・Walk This Way (with Steven Tyler)
・My Generation (with Roger Daltrey)
・Pink Houses (with John Melencamp)

このアルバムのライヴ会場となったシェイ・スタジアム(昔はシェア・スタジアムとも呼ばれていました)での
伝説的ライヴといえば、ビートルズが1965年8月15日に行ったもので、これは野球場を使った史上初のライヴでもありました。




あれから43年後のシェイ・スタジアム最後のライヴにビリー・ジョエルが登場しました。
(*シェイ・スタジアムは2009年2月18日取り壊し、隣接地に新球場シティ・フィールドが開場、
  記念すべき初ライヴは2009年7月17~21日、ポール・マッカートニーが行いました)





当時59歳のビリー・ジョエルのエネルギッシュなステージは圧巻です!
そしてポール・マッカートニー、ロジャー・ダルトリー、スティーブン・タイラーらの飛び入り出演も感動です!

スティーブン・タイラーはエアロスミスの名曲「ウォーク・ディス・ウェイ」をお馴染みの振り付けで熱唱

ロジャーはザ・フーのステージで定番のマイク振り回しパフォーマンスを、それにビリーが呼応してか?!
なんとギターを叩き壊します (これってピート・タウンゼントを意識したのですかね~

ポールは「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」とライヴの最後を締めくくる「レット・イット・ビー」を熱唱






ビリーはスタジオ&ライヴ、どちらも最高ですね!
近いうちにまた来日してもらいたいです~

追伸:音楽は人の心に勇気と希望を与えることをあらためて感じました

Ravi Shankar, George Harrison:Collaborations

2010-12-13 | Rock♪
今年9月の予約から3ヶ月待って、ようやく届きました~
当初は10月発売予定でしたが延びに延びて年の瀬になってしまいましたが、発売中止にならずよかったです~

内容はインド音楽界の至宝《ラヴィ・シャンカール》のアルバムです。
収められた3アルバムのプロデュースはすべて元ビートルズのジョージ・ハリスン
ジョージにとってシタール奏者の師でもあるラヴィ・シャンカールのアルバムをプロデュースするということは
ジョージの生涯でこのうえもない名誉だったに違いありません。

アルバムの他に1974年の貴重なライヴ映像DVD、そして豪華な写真集までもが付いたBOXセットです。
シリアル・ナンバー付完全限定盤という事で確認したところNo. 06515でした。
ところで一体限定何枚なのでしょうかね?
     
『Ravi Shankar, George Harrison:Collaborations

【Disc1:CD】 Chants Of India (1997年発表)
【Disc2:CD】 Music Festival From India (1976年発表)
【Disc3:CD】 Shankar Family & Friends (1974年発表)
【Disc4:DVD】 Music Festival From India – Live at Royal Albert Hall (1974年収録)


追記:私自身、インド音楽に造詣が深い訳でもなく初めてのインド音楽CDの購入ですが
   プロデュースがジョージというだけで聴く前から満足しちゃってます~

Live at Leeds

2010-10-26 | Rock♪
またまたリイシュー発売されます~
(輸入盤11/15、日本盤11/24発売)

今度はオリジナル盤発売から40周年記念ということもあり、今までのリイシュー盤を遥かに凌ぐ内容です!
 
The Who: Live at Leeds(40th Anniversary Edition)

まずオリジナルアルバムの基となった1970年2月14日イギリス・リーズ大学での演奏(全33曲)、
それから初発売となる翌日2月15日キングストン・アポン・ハルでの演奏(全32曲)、
更にマニア向けの7インチ・シングル「サマータイム・ブルース」とオリジナル盤復刻の6曲収録アナログ盤LP、
そして64ページ・ハードカヴァー本にポスターといった内容です。

ちなみに私は今まで『Live at Leeds 』を4回購入しました。
1枚目は初CD化された頃の輸入盤(全6曲)、2枚目は1995年に発売された25周年エディションCD(全14曲)、
3枚目は1999年に発売された紙ジャケCD(全14曲)、そして4枚目は2001年に発売されたデラックス・エディション
CD(全33曲)です。

流石にもうリイシュー盤発売はないだろうと思って油断していたら、今度はこれです...
ザ・フーはもちろん好きですが5回目の購入となるとちょっと考えちゃいますね...

昨今CD不況と言われる音楽業界にあって、ビッグネーム ”ザ・フー” を担ぎ出しての今回のリイシュー盤...
しかもリイシュー盤発売の度にその内容を水増ししていく販売手法には呆れもしますが、ある意味毎回ネタ切れしない
のには感心させられます~

しかしながら冷静に考えて購買層はというと...
私のように何度も『Live at Leeds 』を購入(買わされている) しているマニア向けだと思いますが...
それにしても輸入盤と比べ日本盤の価格設定はいくらSHM-CD仕様とはいえ高過ぎます!
購入するなら断然輸入盤の方でしょう~

John Lennon 70th Anniversary

2010-09-27 | Rock♪
今年はジョン・レノン生誕70年と没後30年ということもあり来月10月に記念の4種類のCDが発売されます。


オリジナル・ソロ・アルバム8作品とレア音源&未発表音源などを収録したCD11枚組『John Lennon Box


テーマ別に選曲された(全72曲)CD4枚組『Gimme Some Truth


新たに編成された全15曲のベスト盤『Power To The People


ジョン生前最後のアルバムとなった1980年発表の『Double Fantasy』のニュー・ミックスとオリジナル・ミックスの
2枚組仕様『Double Fantasy Stripped』。注目は2枚目のニュー・ミックスです。

先日9/25新宿ネイキッドロフトにて開催された「ビートルズ大学」へ行ってきたのですが、そこで実際その
ニュー・ミックス=Stripped Down Versionを聴くことができました。
ジョンの声がとても新鮮で生々しく、今まで耳にしてきた《Starting Over 》とはまったく違ったものでした。

そういう訳で今回発売される4種類のCDの中で私の一番のお薦めは『Double Fantasy Stripped』ですね~

追記:2010年11月5日から上映される若き日のジョンを描いた映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』も要チェックですね~
   サントラ盤も気になります~

Wake Up The Nation

2010-04-14 | Rock♪
今日、届きました~

『ウェイク・アップ・ザ・ネイション / ポール・ウェラー』



今回の目玉はなんと言っても、あのThe Jam解散以来、28年振りの初共演となる
ブルース・フォクストンがゲスト参加していることです!
この事実だけでも身震いしてしまいます。
ブルースの参加曲は4曲目と7曲目。
さぁこれから聴き始めます~♪

『Wake Up The Nation / Paul Weller』

1. MOONSHINE
2. WAKE UP THE NATION
3. NO TEARS TO CRY
4. FAST CAR / SLOW TRAFFIC
5. ANDROMEDA
6. IN AMSTERDAM 
7. SHE SPEAKS
8. FIND THE TORCH, BURN THE PLANS
9. AIM HIGH
10. TREES
11. GRASP AND STILL CONNECT
12. WHATEVER NEXT
13. 7&3 IS THE STRIKERS NAME
14. UP THE DOSAGE
15. PIECES OF A DREAM
16. TWO FAT LADIES
17. 7&3 IS THE STRIKERS NAME-Live from Liandudno'09 (日本盤ボーナス・トラック)



Over-Nite Sensation

2010-03-27 | Rock♪
今年はザッパ先生の生誕70周年ということもあり、これを機に膨大な作品を
聴こうと思い、今年始めにオリジナル・アルバムをまとめて購入しました。
まだすべてを聴き終えたわけではないのですが、今一番のお気に入りアルバムは
1973年発表の『オーヴァーナイト・センセーション』です。



『Over-Nite Sensation/Frank Zappa』

1. カマリロ・ブリロ ("Camarillo Brillo") - 3:59
2. アイム・ザ・スライム ("I'm The Slime") - 3:34
3. ダーティ・ラヴ ("Dirty Love") - 2:58
4. フィフティー・フィフティー ("Fifty-Fifty") - 6:09
5. ゾンビー・ウーフ ("Zomby Woof") - 5:10
6. ダイナ・モー・ハム ("Dinah-Moe Humm") - 6:01
7. モンタナ ("Montana") - 6:35

まず聴いて感じたことは、1曲1曲の中に実に数多くの音楽的要素が凝縮されているという事です。
ロックは言うに及ばず、カントリー、ブルース、プログレ、ジャズ、ファンク、その他諸々...
それを注意深く聴いて探り当てるだけでも、このアルバムを聴く価値は大いにあります。
このアルバムを聴くか聴かないかで、今後の音楽ライフそのものがまったく変わってくると
言っても過言ではないでしょう...そのくらいバリエーションに富み、ユーモアに満ちています。
久々にニヤッとさせられるアルバムに出会えました。

さすがザッパ先生です!


Good Evening New York City

2009-12-07 | Rock♪
ビートルズ時代から一貫して現役であり続けるポールの最新ライヴCD & DVDの登場です!


Paul McCartney / Good Evening New York City

ライヴ会場はビートルズの伝説で有名なシェア・スタジアムに替わる新設された
シティ・フィールドで、その記念すべきオープニング・アクトにポールが登場しました。

熱唱した全33曲中、20曲がビートルズ・ナンバーで ”アイヴ・ガッタ・フィーリング”
”ヘルター・スケルター” ”デイ・トリッパー”
そしてジョンに捧げた ”ア・デイ・イン・ザ・ライフ~平和を我らに” は聴きものです~

このライヴ・アルバムを機にポールの膨大なソロ・アルバムの全てを聴き始めました。
今さらながらにポールの多彩ぶりには感嘆させられます。

来年はぜひ日本に来てもらいたいものですね~


Cheap Trick / The Latest

2009-12-04 | Rock♪
ここ数十年で聴いたロックアルバムの新譜で、これほどまでに何度も繰り返し聴いている
アルバムは初めてだと思います。しかも全曲捨て曲なしです。


Cheap Trick / The Latest(2009年発表)

チープ・トリックは今まで何度も耳にしたことのあるバンドだったのですが、今に至るまで
まったくノーチェックでした。アルバム『The Latest』を聴いてしまうと過去のアルバムも
聴きたくなり、早速何枚か聴いてみました~



Cheap Trick / Lap Of Luxury(1988年発表)
*3曲目《The Flame》で熱唱するロビン・サンダーの歌唱力には圧倒されます



Cheap Trick / At Budokan(1978年発表)
*当初は日本限定発売だったのが大ヒットとなり、本国アメリカでも遅れて発売



Cheap Trick / Sgt Pepper Live(2009年発表)
*ビートルズ・フリークで知られる彼らがリマスター盤ブームで沸く本年
 満を持して発表した名盤の再現ライヴショー



Cheap Trick / Silver(1999年ライヴ)
*結成25周年を記念して行ったライヴ。あのスラッシュも飛び入り出演


リマスター盤開封

2009-09-21 | Rock♪
発売から9日後の9/18にようやく『ビートルズ・リマスター盤』を開封しました。

当初はもちろん発売日の9/9に即開封の筈でしたが、その頃は風邪の影響で日夜悶絶して
おり、たとえ天下のビートルズといえども、とても聴ける状況ではありませんでした~
というわけで一昨日からようやく聴き始めた次第です。

本来なら1stの『プリーズ・プリーズ・ミー』から順番に聴くところなのですが、なにぶん
にも開封までの9日間はただひたすら体調が快復することを願いながらパッケージを眺めて
きただけに我慢できず、いきなりアルバム6枚を飛び越えて7thの『リボルバー』から
聴くことにしました。

アルバム『リボルバー』といえば初代ビートルズ・サウンド・エンジニア:ノーマン・
スミスの後を継いだ2代目ビートルズ・サウンド・エンジニア:ジェフ・エメリックが最初に
担当したアルバムでジェフ・エメリックの功績を抜きにしてこの『リボルバー』を語ること
は決してできません(*詳しくは2007/1/18のブログを参照してください)

このあとすぐのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の
金字塔はまぎれもなくこの『リボルバー』から生まれた実験結果(サウンド面)の要素を
多分に含んでいるからです。

今回のリマスター盤は今のところSHUREのインナーイヤホンのみで『リボルバー』と
『ラバー・ソウル』を聴いただけですが、音のクリアさと音圧感が格段に向上している
のが聴きとれました。但、リマスター盤の本領はスピーカーで聴いてこそだと思います。

それから中期の傑作『リボルバー』と『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・
クラブ・バンド』、そして4人の才能がそれぞれ味わえる『ホワイト・アルバム』を
併せた3アルバムは現在では主流のステレオ・ミックスだけでなくモノラル・ミックスも
必聴と言われています。

その理由は当時、ミックスの現場にビートルズの4人が立ち合ったのは”モノラル・
ミックス”がメインでステレオ・ミックスの現場にはほとんど立ち合わなかったからです。
*1st『プリーズ・プリーズ・ミー』から10th『ホワイト・アルバム』まではモノラル・
 ミックスがオリジナル・サウンドと言われています。

ジェフ・エメリックが語っています~
「特に”ペイパー・バック・ライター”はモノミックスこそ本物」

あらためて思います...
デビューから今年で47年...
解散から今年で39年...
これだけの年月が経ったにも関わらず、いまだ全世界の人々に夢を与え続けるビートルズ...

もしタイムマシンがあったら迷うことなく、あの1964年のアメリカ初上陸のライヴ会場へ
まっしぐらです~


新生 The Cribs

2009-09-05 | Rock♪
今日は8/29付のブログで書きましたThe Cribs『Ignore The Ignorant』を初めて聴きました。

全世界が注目といっても過言ではないThe Cribsの4th Album...
なんといってもあのザ・スミスの元ギタリスト:ジョニー・マーが正式加入です~

1曲目『We Were Aborted』→ギター・コードカッティングから始まる軽快なロックサウンド
2曲目『Cheat On Me』→ミドルテンポでメロディアスな曲調
3曲目『We Share The Same Skies』→イントロのギターが鳴り響いた瞬間!!
                これはまさしくザ・スミスのジョニー・マーです。
しかもスミスの『You Just Haven't Earned It Yet, Baby』のイントロを彷彿とさせます。

4曲目以降からはあまりよく憶えていません...
あまりにも3曲目のインパクトが強すぎて...
明日からしっかりと1曲1曲聴きこみます~



写真~左:Ryan Jarman(Vo&Guitar/1980.10.20)
   左から2人目:Johnny Marr(Guitar/1963.10.31)
   右から2人目:Ross Jarman(Drums/1984.9.22)
   右:Gary Jarman(Vo&Bass/1980.10.20)

お気づきのようにジョニー・マー以外の3人は兄弟でライアンとゲイリーは双子です。
ちなみにベースのゲイリーがお兄さんとのことです。

これを機に過去のアルバム3作も聴こうかと思います。
これから要注目なUKバンドです!


1980年代~UK Rock

2009-09-04 | Rock♪
1980年代のUKロックシーンにおいて、最も重要で且つ最大級のメッセンジャー
今もイギリスの人々の心に、否...イギリスのみならず全世界の人々の心へ
メッセージを放ち続ける、ザ・スミス...

私がスミスを聴いたのはほんの数年前からですが、
今ではビートルズ、フーと共に片時も離せない音楽となっています。

何故、これほどまでにスミスの音楽に惹きつけられたのか...

その理由のひとつとして従来ロックミュージックの私なりの定義といえば
例えば詩に哀しみや苦しみといったマイナス要素があってもそれをも吹き飛ばす
軽快な力強いサウンドに乗って何事にもナーバスにならず未来を見つめて明るく
元気よく振る舞っていく(特にアメリカン・ハードロックに顕著)といったイメージ
ですが、スミスの場合は決してそうではなく、哀しいなら哀しい、苦しいなら苦しい
ままで、ありのままの現実を受け入れ、そのままの心境を素直に音楽で表現している
というところです。
今までロックミュージックの世界でこういった姿勢をデビューから解散までの間、
完膚なきまま貫いたアーティスト=バンドはいなかったと思います。

私の好きなスミスの曲《You Just Haven't Earned It Yet, Baby》に込められた
哀しみや絶望感をも超越したあまりにも美しすぎる旋律...
モリッシーの切実でどこか物哀しげな歌声の中に時折微かに見え隠れする一条の光...
ジョニー・マーの無限大に解き放たれたまるで大空にかかる虹のような美しいギターサウンド...
まるで人の人生において一度だけ訪れる最も忘れることのできない瞬間を逃さず捉え
それを音楽にしたようです。こうした音楽はそうあるものではありません。

今後再結成されることはないでしょうが、彼らが残した音楽は時を経るごとに輝きを
増しているように思います。それは誰もが大人になると失いがちな純粋な心を彼らの
音楽を聴くことによって思い出すことができるからではないでしょうか...

*以前書いたスミスの記事 2008/9/23

《The Smiths》(イギリス/活動期間1982-1987)



The Smiths『Queen Is Dead』(最高傑作の誉れ高き3rd Album/1986年発表)




The Smiths『the sound of THE SMITHS』(2008年発売/最新リマスター・ベスト盤)





The Smiths『Singles Box』(2009年発売/限定シングル盤 CD BOX)