nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

リマスター盤開封

2009-09-21 | Rock♪
発売から9日後の9/18にようやく『ビートルズ・リマスター盤』を開封しました。

当初はもちろん発売日の9/9に即開封の筈でしたが、その頃は風邪の影響で日夜悶絶して
おり、たとえ天下のビートルズといえども、とても聴ける状況ではありませんでした~
というわけで一昨日からようやく聴き始めた次第です。

本来なら1stの『プリーズ・プリーズ・ミー』から順番に聴くところなのですが、なにぶん
にも開封までの9日間はただひたすら体調が快復することを願いながらパッケージを眺めて
きただけに我慢できず、いきなりアルバム6枚を飛び越えて7thの『リボルバー』から
聴くことにしました。

アルバム『リボルバー』といえば初代ビートルズ・サウンド・エンジニア:ノーマン・
スミスの後を継いだ2代目ビートルズ・サウンド・エンジニア:ジェフ・エメリックが最初に
担当したアルバムでジェフ・エメリックの功績を抜きにしてこの『リボルバー』を語ること
は決してできません(*詳しくは2007/1/18のブログを参照してください)

このあとすぐのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の
金字塔はまぎれもなくこの『リボルバー』から生まれた実験結果(サウンド面)の要素を
多分に含んでいるからです。

今回のリマスター盤は今のところSHUREのインナーイヤホンのみで『リボルバー』と
『ラバー・ソウル』を聴いただけですが、音のクリアさと音圧感が格段に向上している
のが聴きとれました。但、リマスター盤の本領はスピーカーで聴いてこそだと思います。

それから中期の傑作『リボルバー』と『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・
クラブ・バンド』、そして4人の才能がそれぞれ味わえる『ホワイト・アルバム』を
併せた3アルバムは現在では主流のステレオ・ミックスだけでなくモノラル・ミックスも
必聴と言われています。

その理由は当時、ミックスの現場にビートルズの4人が立ち合ったのは”モノラル・
ミックス”がメインでステレオ・ミックスの現場にはほとんど立ち合わなかったからです。
*1st『プリーズ・プリーズ・ミー』から10th『ホワイト・アルバム』まではモノラル・
 ミックスがオリジナル・サウンドと言われています。

ジェフ・エメリックが語っています~
「特に”ペイパー・バック・ライター”はモノミックスこそ本物」

あらためて思います...
デビューから今年で47年...
解散から今年で39年...
これだけの年月が経ったにも関わらず、いまだ全世界の人々に夢を与え続けるビートルズ...

もしタイムマシンがあったら迷うことなく、あの1964年のアメリカ初上陸のライヴ会場へ
まっしぐらです~



最新の画像もっと見る

コメントを投稿