nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

送別会

2008-09-28 | Diary
今日は職場の送別会がありました。

その方はこの職場で15年間勤務されました。
同じ職場で15年間となると1人の人間が生まれてから中学を卒業するまでの年月と
なります。感慨深いものがあります...

今日集われた方々は当時を懐かしみ楽しそうに話されていました。
私はこの職場に配属になってからまだ半年ですが、今日の送別会へ出席できて
よかったと思います。

人との出会い...そして別れ...
そのどちらも大切にしていかなければいけないと思う今日このごろです~

Paul Newman

2008-09-27 | One's Impression
名優:ポール・ニューマンが亡くなりました。
享年83才。

ロバート・レッドフォードと共演した『明日に向って撃て!』



スティーヴ・マックィーンと共演した『タワーリング・インフェルノ』


この2本が私の大好きなポール・ニューマンの映画です。

あと忘れてはならないのが『スカイライン』のCMです...
「レッツゴー、ロングドライブ」のセリフがとても格好よかったです~

心より御冥福をお祈りいたします。

Schumann : Bernstein

2008-09-26 | Classical♪
『シューマン:交響曲全集』



・交響曲第1番変ロ長調 op.38『春』
 1984年10月、ウィーン、ムジークフェライン

・交響曲第2番ハ長調 op.61
 1985年11月、ウィーン、ムジークフェライン

・交響曲第3番変ホ長調 op.97『ライン』
 1984年10月、ウィーン、ムジークフェライン

・交響曲第4番ニ短調 op.120
 1984年2月、ウィーン、ムジークフェライン

レナード・バーンスタイン(指揮)/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

シューマンの交響曲を聴いていつも感じるのは交響曲でありながらも時折室内楽的な
とても美しく優しい旋律を覗かせることです。
同じドイツ人のベートーヴェン、ブラームスと違って全体的に穏やかさを感じます。

今回購入しましたバーンスタイン&ウィーンフィル盤はとても気に入っています。
HMVの投稿者レビューを読むと賛否両論ですが、やはり自分の耳で確かめるのが一番
だと思いました。

あとシューマンと同じくバーンスタイン&ウィーンフィル盤の
『ブラームス:交響曲全集』も気に入っています~

The Smiths

2008-09-23 | Rock♪
1980年代の音楽は多種多様で数多くのアーティストが輩出された時代でもありました。
それはある意味、音楽業界のショービジネス化が完成した時代だったのかもしれません。

1960~1970年代の音楽にあった芸術性・メッセージ色は影を潜め、1980年代を一言で
表現すれば華やかさとビジュアル性が前面に打ち出された時代だったような気がします。
でも当時としてはそれは自然な流れでもありました。

1960~70年代の音楽はある意味、作り手側・聴き手側が”真剣勝負主体の音楽”を求めて
いたのに対し、1980年代はすべての人と言うわけではありませんが多少なりとも”軽快
で気軽に楽しめる音楽”を求めていたのではないでしょうか...
当時の時代背景が反映されていると思います。
もちろんこれはあくまでも私の回想ですが...

しかしそういった1980年代のミュージックシーンでありながらも、頑なまでに硬派で
気概のあるバンドも存在していました。

1980年代にして...唯一のカリスマと言われた...
イギリス・マンチェスター出身のバンド《The Smiths》(活動期間 1982-1987)

真摯な姿勢で自分自身と向き合い、これほどまでも傷つきやすく切なく憂いに満ちた
バンドがこの時代果たして他に存在したでしょうか...

しかし1980年代当時、ラジオ・テレビからよく流れていたのはデュラン・デュラン、
カルチャー・クラブ、ワムなどで、スミスが流れていた記憶はほとんどありません。
それはMTV全盛時代だったこともあり、PVを制作しなかったスミスは当時の音楽業界
とは異なった独自路線を貫いていたからです。

しかし、あれから何年も時が流れた現在、1980年代に数多く登場したアーティストの
中で現在も人々にその音楽が聴き継がれ、後世に影響を与えているアーティストとなる
と私の中ではスミス以外ほとんど思い浮かびません。
但し、アーティスト別ではなく、曲単位のコンピレーションアルバムだと1980年代は
聴き映えがすると感じるのは私だけでしょうか...


スミスのボーカリスト:モリッシーの甘く切なく憂いに満ちた歌声...
ジョニー・マーの極限まで贅肉を削ぎ落としたギターサウンド...

ジョニー・マー曰く...
「ギタリストはあくまで伴奏者である。テクニックをひけらかすのではなく、曲に
 ふさわしいフレーズさえ弾けばよく、無駄な音は一音たりとも弾くべきではない」

また彼のギターを評して「ギター1本でフィル・スペクターを演奏する」

一聴して1980年代に出現した他のアーティストとは異なるサウンドです。

とはいえその音楽が時代を超越した普遍性が備わっていたのかどうかは何年も後に
ならないとわからないことではあります...

《UK Original Album》


1st『The Smiths』(1984年発表)


2nd『Meat Is Murder』(1985年発表)


3rd『Queen Is Dead』(1986年発表)最高傑作の誉れ高きアルバム


4th『Strangeways Here We Come』(1987年発表)ラストアルバム



《Compilation Album》


『Hatful Of Hollow』(1984年発表)



『The World Won't Listen』(1987年発表)


『Louder Than Bombs』(1987年発表)


『Singles』(1995年発表)



《Live Album》


『Rank』(1988年発表)



ジョニー・マーがスミス時代に愛用したGibson ES-355 Bigsby Cherryの同モデルを
オアシスのノエル・ギャラガーは現在メインギターとして使用しています。
*同モデルのBlack Finishをローリング・ストーンズのキース・リチャーズも愛用して
 います。


スミス以降、このマンチェスターの血脈はストーン・ローゼス→オアシスへと
受け継がれています。

Live At Shea Stadium

2008-09-22 | Rock♪
ここ数年のロック界における発掘音源リリースには目を見張る思いですが、またしても
驚きのライヴアルバムが登場します。

Clash『Live At Shea Stadium』


UKパンクの総帥《セックス・ピストルズ》と双璧をなした《クラッシュ》が1982年
ニューヨークのシェイ・スタジアムで行ったライヴ音源です。
しかも当時ツアー中の御大《フー》の前座で行ったライヴというではありませんか...
さらにオープニング・ナンバーは名曲『ロンドン・コーリング』です。
これは聴き逃せません!

発売が待ち遠しいです~

Karajan : A Film by Robert Dornhelm

2008-09-20 | Classical♪
今春発売されたばかりのDVD『カラヤンの”美”~ロバート・ドーンヘルムによる
ドキュメンタリー』を観ました。



過去に何本かカラヤンのドキュメンタリーは制作されましたが、今回は今までとはまったく
違った視点から捉えた作品です。

まず今までほとんど公開されることのなかったオフ時に家族と過ごすプライベート映像が
ふんだんに盛り込まれていることです。これには正直驚きました。

カラヤンといえば公私に渡って徹底した厳格なイメージがあり、たとえオフ時であっても
そのままなんだろうと想像していたのですが、まったくそうではなくとても心やさしい
夫であり父親でした。特に2人の娘さんと幸せそうに過ごす姿がとても印象的でした。

あのベルリン・フィルを凛々しく指揮する姿からはとても想像できないほどです。
でもある意味こうした家族と過ごす時間があったからこそ、あの数々の名演が生まれたの
だと思います。もちろんほかにもいろんな映像があるのですが、私にとって今回の作品で
特に印象に残ったシーンはこの家族と過ごす時のカラヤンでした。

そしてさらに感動したことはカラヤンの奥さんが今でも自宅をカラヤン生前のままの
状態で維持していることです。もう亡くなって今年で19年にもなるのですが今でも仕事を
終えて自宅へ帰ってくる気がすると仰っていました。

明日からは今までとは一味違ったカラヤンに出会えそうな気がします~

Lovro Von Matacic

2008-09-19 | Classical♪
NHK交響楽団が今まで迎えた客演指揮者の中でも日本の人々の記憶の中に今も深く
残っている指揮者と言えば...

《Lovro von Matacic=ロヴロ・フォン・マタチッチ》(旧ユーゴ 1899-1985)指揮者

私が初めてブルックナーの交響曲を聴いて以来、いつかはこのNHK交響楽団を指揮した
マタチッチ盤を聴こう聴こうと思っていました。

そして本日届いたCDが下記2タイトルです。


ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮/NHK交響楽団
 (1967年11月21日 東京文化会館)



ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮/NHK交響楽団
 (1975年11月26日 NHKホール)


ドイツの大指揮者ハンス・クナッパーツブッシュとカール・シューリヒトの2人が指揮した
ブルックナー盤を聴くと時代は変われどもなにものにも超えられない大河のようなものを
感じぜずにはいられません。

これから初めて聴くマタチッチ盤は果たしてどんな雄大なドラマを見せてくれるのか
とても楽しみです~

oasis《Dig Out Your Soul》

2008-09-12 | Rock♪
前作から3年振りとなるアルバム『Dig Out Your Soul』が来月発売となるオアシス...



ニューアルバムを聴く前のおさらいとして今まで購入したアルバムとシングルをすべて
整理してiPodへ収めました。

ちなみに私が一番好きなアルバムは2nd《(What's The Story) Morning Glory?》
一番好きな曲は1990年代の〈愛こそはすべて〉と賞賛された《whatever》

それからオアシスのいいところはアルバムとは別に発表するシングル盤です。
シングル盤でしか聴けないアルバム未収録曲にも隠れた名曲が多いです。
仮にオリジナル曲でない場合でも...

Beatles《I Am The Walrus》《You've Got To Hide Your Love Away》《Helter Skelter》
Rolling Stones《Street Fighting Man》
Who《My Generation》
David Bowie《Heroes》
Slade《Cum On Feel The Noize》

これらのカバー曲を聴くだけでもシングル盤を購入する価値は充分にありますね~

いずれにせよデビューから14年にして7作目の新作が待ち遠しいです~


オアシス:ノエル・ギャラガーお気に入りのバンド・ベスト10

1.ビートルズ
2.ローリング・ストーンズ
3.フー
4.セックス・ピストルズ
5.キンクス
6.ラーズ
7.ピンク・フロイド
8.ビー・ジーズ
9.スペシャルズ
10.(ピーター・グリーンの)フリートウッド・マック

My Generation Box

2008-09-06 | Rock♪
The Who『My Generation Box』



CD2枚組で定価¥10,000とずいぶん思い切った価格設定なので買うつもりはまったく
なかったのですが、CDショップでついつい目に入ってしまい気が付いたらレジで会計
していました~

ザ・フーのアルバム『マイ・ジェネレーション』といえば1965年UKオリジナル・
デビュー・アルバムであり、タイトルソングの《マイ・ジェネレーション》を筆頭に
《ザ・キッズ・アー・オールライト》《アウト・イン・ザ・ストリート》《ア・リー
ガル・マター》etc...初期を代表する曲がギッシリと詰まっています。

今回のCD化では1965年発売当時のオリジナル・モノ・ミックスが採用され、更に
今流行りの〈SHM-CD〉盤です。

ビートルズ、ローリング・ストーンズ...然り、
1960年代のブリティッシュ・ロックは聴くにあたっては一度はモノ・ミックスを聴く
ことが必須項目となっています!
と偉そうに言っていますが、かくゆう私も最近目覚めたばかりでございます~


付録の紙ジャケ集はなかなか泣かせますよ~

羅生門

2008-09-04 | Book
昨日、夏目漱石『こころ』を読み終えました。

明治時代に書かれた作品を初めて読み通しましたが、暗く重たいテーマでありながらも
主人公の心の葛藤を自分ならどう捉えるかを絶えず考えさせられました。

今日からは芥川 龍之介『羅生門』です。



『羅生門』は小学校の国語の授業で習った記憶があります。

まだ日本文学を読み始めたばかりの初心者ですが、偉大な文豪が遺した作品をこうして
後世に生きる私が読める幸せをふつふつと感じています。

The Visitors

2008-09-03 | Pop♪
アバのラストアルバム『ザ・ヴィジターズ』(1981年発表)


今日、久しぶりに聴きましたがやっぱり名作ですね。

アバとの出会いはディスコブーム全盛の1979年で当時日本でヒットしていた曲は
《ダンシング・クィーン》とCM(不二家ネクター)で流れていた《チキチータ》でした。

今でもあの時代を一番思い出させてくれる曲はこの2曲でアーティストは『アバ』です。

ふと思いついたのですが私がよく聴く洋楽アーティスト国別ベスト1を決めてみようと
思います。

イギリス→ビートルズ
アメリカ→ビーチボーイズ
スウェーデン→アバ
アイルランド→エンヤ
オーストラリア→オリビア・ニュートン・ジョン

ドイツ、イタリア、フランス、ロシアからは思い浮かびませんね~
やっぱりクラシック音楽本家なので...

I Want to Believe...

2008-09-02 | DVD Movie
かつて世界的ブームを巻き起こしたあの伝説のドラマ『X-ファイル』が2002年の
放送終了から6年を経て今度は映画スクリーンに復活します。

X-ファイルはアメリカで1993年~2002年まで全9シーズンTV放映されました。
DVD化もされ、今なお多くの人々を魅了し続けています。

私も日本でのTV放映が開始された1995年頃から観始め大ファンになりました。
もちろんDVDも全巻揃えて今まで通しで2回観ました。

またこうして映画で復活(日本公開は2008年11月7日~)なので楽しみです。

The X-Files: I Want to Believe』(X-ファイル: 真実を求めて)



poco A poco

2008-09-01 | J-Rock & J-Pop♪
友人から貸してもらって初めて聴いたCDですが、自然体で美しく優しい歌声、
繊細でとても心地よいピアノの音色、かつ叙情的な要素もふんだんに含まれた楽曲集...

松下奈緒~2nd Album『poco A poco』(2007年10月発表)


女優兼歌手(演奏家)は今までにもたくさん出てきているので珍しくはないでしょうが、
本人自らがほとんどの楽曲を手掛けたこのアルバムを聴くかぎり音楽の才能はかなりの
もので、一過性ブームに便乗した企画アルバムでないことは確かです。

そしてピアノの腕前が見せかけでないことを証明したのが昨年2007年4月に東京芸術劇場
で日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番を弾いて
いることです(付属のDVDでこの演奏会の模様を観ることができます)
第20番といえばモーツァルトのピアノ協奏曲の中でも名曲の誉れ高く、演奏レベルは難易
度上級、そして第1楽章カデンツァに至っては後年ベートーヴェンが書いたほどです。
この作品をオーケストラと堂々と共演されるとはとても驚きました。

ここ最近のJ-Popシーンはルックス優先だけでなく、実力を兼ね備えた個性派女性アーティ
ストが目立っているように思います。