nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

King of Pop

2009-07-03 | Pop♪
久しぶりの更新です~

新居にもようやく慣れてきて、元の生活を取り戻しつつあります。
あの日以来、テレビは無く、もう1ケ月以上テレビを観ていませんが、それがかえって
自分自身に良い効果を与えているように感じています。
とはいえ今夏開催される「世界陸上ベルリン大会」までには買おうかと思っていますが。
前置きはこのくらいにしておいて、これから書くブログ再開の内容がとても悲しいものと
なってしまったのが残念ですが、今感じたことを忘れないために書きました。


全世界が待ちわびた12年降りの復活コンサート『THIS IS IT』...
7/13から行われる筈でした...

突然の悲報が流れた6/26早朝(日本時間)...
当初、この記事をWebで見た時は目前に控えたロンドン公演へ向けてのジョーク=
パフォーマンスだと思いました。
しかし、これが事実だとわかった時、どうしてこんな事が突然起きてしまったのか
理解するのに暫く時間がかかりました。

確かにここ数年報道される内容から体調面の危惧はあったでしょうが、それにしても
まさか突然亡くなるなんて一体誰が予測したことでしょう...
過去にも偉大なアーティストの突然の悲報はありましたが、これほどまでに全世界の
ファンが打ちのめされた悲報は1980年のジョン・レノン以来だと思います。

思い返せば...
1980年代はMTVとPVの全盛期で当時の日本で有名な音楽番組といえば、小林克也氏の
『ベストヒットUSA』とPVをノーカットで流し続ける『SONY MUSIC TV』でした。
毎週この番組を心待ちにして観たものです。
アルバム『スリラー』発売の1982年、当時学生だった私はこのアルバムに収められた
PVを立て続けに観た時はあまりの完成度の高さに驚かされました。
特にタイトルナンバー《スリラー》はそれまでのPVの常識を覆す、時代を何年も先取り
した音楽短編映画そのものでした。



当時、このPVに影響されたクラスメイト達が休み時間に《スリラー》のダンスを練習
していたのを思い出します。
あの時、日本、否、全世界がマイケル一色だったと言っても過言ではありませんでした。

死の直前まで復活コンサートへの思いを懸けたリハーサルに懸命だっただけに突然の死が
本当に悔やまれます。もういちどあの華麗な歌とダンスを観せてほしかったです...


リハーサル(2009/5/6)


リハーサル(2009/6/23)


リハーサル(2009/6/23)

*死の2日前(2009/6/23)のリハーサルでの勇姿は全盛期を彷彿とさせます...
 そして至福に満ちた笑顔は本当に美しいです...

《Michael Jackson》(アメリカ 1958-2009)