今夜は昨年秋より始めましたクラシック音楽家シリーズです。
第7弾の今回は18世紀初頭~中頃のドイツで活躍した《ヨハン・セバスチャン・バッハ》
(ドイツ 1685-1750)です。
バッハは【音楽の父】と呼ばれ、今日の音楽に到るすべてに影響を与えていると言っても
過言ではありません。
私が初めて聴いたバッハ作品はと言うとオルガンによる『小フーガ・ト短調』でした。
当時、小学生だった私はこの作品を音楽の授業で聴き、まるで遠い昔の時代に吸い込まれて
いきそうな感覚をおぼえました。その後、先生からレコードをお借りし、繰り返し聴いたも
のです。
そしてそれから何十年を経て出会ったのが『マタイ受難曲』です。
数多くあるバッハ作品の中でも『マタイ受難曲』は最も劇的であり、且つ崇高な作品のひと
つです。その理由としてこの作品はキリストの受難を扱っているからです。
演奏時間には3時間を要します。
作品構成:
第一部
「ベタニヤの香油」「晩餐」「ゲッセマネの祈り」
第二部
「偽証」「大司祭とピラトの審問」「イエスの引渡しと鞭打ち」「十字架」「埋葬」
1729年に聖トーマス教会で初演されたのち、暫くは人々から忘れ去られていましたが、
100年後の1829年に作曲家メンデルスゾーン指揮による再演により、この作品が多くの人々
に知られる事となりました。
不滅の名盤と言われるカール・リヒター(ドイツ 1926-1981)指揮による1958年ミュンヘ
ン・バッハ管弦楽団・合唱団との録音はバッハの真価と真髄を表わしています。
先頃、映像による『マタイ受難曲』(1971年収録)も発売され、より一層作品への理解を深
めることができます。
第7弾の今回は18世紀初頭~中頃のドイツで活躍した《ヨハン・セバスチャン・バッハ》
(ドイツ 1685-1750)です。
バッハは【音楽の父】と呼ばれ、今日の音楽に到るすべてに影響を与えていると言っても
過言ではありません。
私が初めて聴いたバッハ作品はと言うとオルガンによる『小フーガ・ト短調』でした。
当時、小学生だった私はこの作品を音楽の授業で聴き、まるで遠い昔の時代に吸い込まれて
いきそうな感覚をおぼえました。その後、先生からレコードをお借りし、繰り返し聴いたも
のです。
そしてそれから何十年を経て出会ったのが『マタイ受難曲』です。
数多くあるバッハ作品の中でも『マタイ受難曲』は最も劇的であり、且つ崇高な作品のひと
つです。その理由としてこの作品はキリストの受難を扱っているからです。
演奏時間には3時間を要します。
作品構成:
第一部
「ベタニヤの香油」「晩餐」「ゲッセマネの祈り」
第二部
「偽証」「大司祭とピラトの審問」「イエスの引渡しと鞭打ち」「十字架」「埋葬」
1729年に聖トーマス教会で初演されたのち、暫くは人々から忘れ去られていましたが、
100年後の1829年に作曲家メンデルスゾーン指揮による再演により、この作品が多くの人々
に知られる事となりました。
不滅の名盤と言われるカール・リヒター(ドイツ 1926-1981)指揮による1958年ミュンヘ
ン・バッハ管弦楽団・合唱団との録音はバッハの真価と真髄を表わしています。
先頃、映像による『マタイ受難曲』(1971年収録)も発売され、より一層作品への理解を深
めることができます。