nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

新 巨人の星

2008-02-29 | DVD Movie
間もなく待望のDVD発売です~

今までビデオ化もされていなかった『新 巨人の星』と『新 巨人の星II』です。
言うまでもなくあの『巨人の星』の続編にあたります。

『新 巨人の星』は(1977年10月1日~1978年9月30/全52話)に放送され、
『新 巨人の星II』は(1979年4月14日~1979年9月29日/全23話)に放送されました。
*『巨人の星』は(1968年3月30日~1971年9月18日/全182話)に放送。

『巨人の星』はリアルタイム世代ではなく再放送で観た世代ですが、『新 巨人の星』は
 リアルタイム世代なので今でもあの時のワクワク感を憶えています。
 なんといってもあの《星 飛雄馬》がどう復活するのかが注目だったからです。

『新 巨人の星』第1話を観た時は大変驚きました...
 あまりの《星 飛雄馬》の変貌ぶりに...
 それでも大変感動したものです~

と言うわけで今日から『新 巨人の星』に備えて『巨人の星』をもういちど観始めます。

あの感動から30年...
再び感動できるので今からソワソワしています~

タイガーマスク

2008-02-28 | DVD Movie
アニメ『タイガーマスク』(全105話)が放送されたのは1969年~1971年の事です。

この頃は『巨人の星』『あしたのジョー』も放送されており、今振り返ってみますと日本の
アニメ史上における〈スポ根三大アニメ〉が放送されていたことになります。

この頃の私はまだ小さかったこともあり、リアルタイム世代ではなく再放送で観た世代です
が、街のおもちゃ屋さんにはタイガーマスクの人形とプロレスリングがセットになった商品
が販売されていたので、両親に買って貰い、弟と一緒に遊んだ記憶があります。

2003年には全105話収録のDVDボックス(全3巻)が発売されたので迷わず購入しました。
当時、うろ覚えだった数々のシーンが蘇り、ただただ懐かしさがいっぱいでした。

そして今年1月から5年振りにまた観ることにし、毎日平均2~3話ペースで観て、昨夜観終
わりました。最終回は今観ても圧巻でした~

今回は前回観た時には気付かなかったいくつかのエピソードにも着目できました。
『タイガーマスク』はプロレス主体の物語だけでなく、当時の日本で問題となっていた公害
も取り上げていました(例:当時の三重県四日市の工場地帯による環境汚染問題)

そう言えば私が小学生だった頃、学校アナウンスで「明日は光化学スモッグ発生の為、体育
の授業は中止となります」といった事が時々ありました。
現在でもこういったことがあるのでしょうか...?

この頃のアニメは大人になった私が今観ても考えさせられるテーマがあり、作者の奥の深い
思いに感服させられます。

Johannes Brahms

2008-02-23 | Classical♪
久々のクラシック音楽家シリーズです~
今回で第8弾となります。

19世紀のウィーンで活躍した《ヨハネス・ブラームス》(ドイツ 1833-1897)

ドイツ三大B《Bach,Beethoven,Brahms》の1人として讃えられるブラームスの作品は一聴
するだけですと、どことなく哀愁が漂っていて、ともすると陰鬱な印象が先行しがちですが、
しかし聴き込んでいくと、この哀愁の彼方に見え隠れする強靭な精神の強さに気付きます。
そしてひとたびそれに気付くと絶えず聴く者の心を揺さぶらずにはいられません。

20年もの歳月を費やし完成させた『交響曲第1番』...

指揮者ハンス・フォン・ビューロー曰く
「この交響曲はベートーヴェンが遺した9つの交響曲に次ぐ10番目の交響曲と言っても
 過言ではないだろう」

この言葉はブラームスにとって最大級の賛辞だったことは言うまでもありません。

ブラームスがその生涯に遺した交響曲は全部で4作品あり、そのどれもがベートーヴェンの
真の後継者たる堂々とした作品です。

ちなみに私が一番好きなブラームスの交響曲は第4番で次に第2番、第1番、第3番と続きます。
管弦楽作品では『悲劇的序曲』が一番好きで、私が思うにベートーヴェンの『エグモント序曲』
に並ぶ傑作ではないでしょうか。

室内楽でも多くの傑作があり、『クラリネット五重奏』はモーツァルトの作品と並び讃え
られ、『チェロ・ソナタ』はベートーヴェンと、そして『弦楽六重奏』第1番の第2楽章で
奏でられる旋律は哀愁の極致を表現していて胸を締めつけられるほど切ないです。

また宗教曲『ドイツ・レクイエム』では〈ラテン語〉を用いず、大胆にも〈ドイツ語〉を
用いています。

ブラームスの音楽に目覚めるとバッハの崇高さ、モーツァルトの美しさ、ベートーヴェンの
峻厳さが一段と深まってクラシック音楽を聴く歓びに溢れてきます~

Mahler:Symphony No. 9

2008-02-21 | Classical♪
古今東西...

数多くある交響曲の中で私が最も好きな交響曲をひとつだけ挙げるとすれば迷わず
『マーラー:交響曲第9番』です。

交響曲の歴史は〈交響曲の父〉と呼ばれるハイドンから確立し、モーツァルトを経て、
ベートーヴェンで完成します。

ベートーヴェン以降、ドイツ系の作曲家シューマン、ブルックナー、ブラームスらが
占めた交響曲の歴史の中で新星の如く現れたのがマーラーでした。

ユダヤ系のマーラーは生涯に9つの交響曲を遺します(第10番は未完)
第9番は死の前年(1910年)に完成しましたが、生前演奏を聴くことは叶いません
でした。

マーラーの死後、初演を果たしたのが弟子のブルーノ・ワルターです。
(1912年6月26日 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)

マーラーの第9は名盤の数も多いので、今回は私が今まで聴いたベルリン・フィル盤に
絞り込んでみることにします。


指揮:レナード・バーンスタイン(1979年ベルリン・ライヴ)



指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン(1982年ベルリン・ライヴ)



指揮:クラウディオ・アバド(1999年ベルリン・ライヴ)

上記の3アルバムは、すべて魂のこもった熱演であり、文字通り指揮者と演奏者が一体
となった記録でもあります。

そして今回取りあげるアルバムは指揮者ジョン・バルビローリ(イギリス 1899-1970)
が1964年にベルリン・フィルと録音したものです。


今でこそマーラーを演奏するベルリン・フィルは珍しくはありませんが、バルビローリ
が1963年にベルリン・フィルに客演してマーラーの第9を演奏するまでは、ほとんど
取りあげられなかったのではないでしょうか。
そしてその演奏会が大成功し、ベルリン・フィル全団員がバルビローリとの録音を希望
して生まれたのが、本アルバムです(*ベルリン・フィル団員から録音を希望するとい
うのは稀なことです)

ベルリン・フィルがマーラー第9と本当の意味で向き合った最初の記念碑的アルバムでも
あります。

イギリス人指揮者バルビローリから43年後の2007年に同じくイギリス人指揮者ラトルが
録音したマーラー第9が来月発売なので注目です。


CDライナーにもあるようにマーラーの第9交響曲は全4楽章を通して四幅対の〈死の踊り〉
と解釈できます。それは作曲者自身が迫り来る〈死の予感〉の中で作曲したからとも推測
できます。

《交響曲第9番 ニ長調》
1楽章:解放者としての死
2楽章:踊りのフィドラー(ヴァイオリン奏き)としての死
3楽章:戦いにおける敵対者としての死
4楽章:慰めてくれる友としての死

*初演した指揮者ブルーノ・ワルター曰く:第4楽章について~
「マーラーは心静かに世界に別れを告げている...紺碧の大空に溶けこんでゆく雲のように...」

Berliner Philharmoniker

2008-02-17 | Classical♪
世界に数多くあるオーケストラの中でも悠久の歴史と実力が備わり、万人が認める二大
オーケストラと言えば、1842年創設の《ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団》
(オーストリア)と1882年設立の《ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団》(ドイツ)
ではないでしょうか。

今回は《ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団》を取りあげてみたいと思います。

ベルリン・フィル初代首席(常任)指揮者《ハンス・フォン・ビューロー》(ドイツ
1830-1894/在任期間 1887-1892)が指揮した録音は残っていませんが、その後の
ベルリン・フィル栄光の歴史を見ればビューローの指導が如何に卓越したものであった
かは明確です。

余談ですがビューローの最初の奥さま《コジマ》は後に《ワーグナー》と再婚して
います。そのコジマはあの作曲家兼ピアニストの《フランツ・リスト》の娘です。


第2代首席(常任)指揮者《アルトゥール・ニキシュ》(ハンガリー 1855-1922/在任
期間 1895-1922)は今日のベルリン・フィルにみられる厳格さを兼ね備えたオーケス
トラへと育てあげます。

幸いなことにニキシュが指揮した録音(ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』/
ベルリン・フィル/1913年11月10日)が残されています。
また断片ではありますがニキシュが指揮する映像も残されています。
当時の姿をうかがう事ができる貴重な資料と言えます。


そして第3代首席(終身)指揮者に就任するのが20世紀最大の大指揮者と呼ばれた
《ヴィルヘルム・フルトヴェングラー》(ドイツ 1886-1954/在任期間 1922-1945、
1952-1954)第二次世界大戦当時、ナチスの迫害から逃れるためドイツから亡命者が続出
する中、祖国ドイツに留まり音楽芸術で敢然とナチスと立ち向かうフルトヴェングラー...

その戦時下におけるドイツ・ベルリンでの演奏会は録音され残されており、現在でも聴く
ことができるのは奇跡と言えます。


フルトヴェングラーが戦中戦後ベルリン・フィルから離れた期間最初にベルリン・フィルを
担った第4代首席指揮者《レオ・ボルヒャルト》(ドイツ 1899-1945/在任期間 1945)

しかし不運にも就任僅か3ケ月後の1945年8月23日にベルリン駐屯のアメリカ軍兵士の
誤射に遭って亡くなります。


レオ・ボルヒャルトの突然の不慮の死によって、
第5代首席指揮者となった《セルジュ・チェリビダッケ》(ルーマニア 1912-1996/
在任期間1945-1952)

彼は戦後の最も大変な時期にベルリン・フィルを担うことになります。
誰もがフルトヴェングラーの次代はカラヤンと思いがちですが、フルトヴェングラーが
非ナチ化裁判で身動きがとれなかった時期にベルリン・フィルを守ったのはチェリビダ
ッケなのです。チェリビダッケの存在を決して忘れてはなりません。
ルーマニア出身の無名の指揮者が弱冠33才の若さでフルトヴェングラーに替わってベル
リン・フィルを担うことになります。ベルリン市民にも大絶賛され誰もが次代のベルリ
ン・フィル常任指揮者だと思っていましたが1954年の演奏会を最後にベルリン・フィル
と決別します。原因はチェリビダッケの厳しいリハーサルにあったとされています。
その後1992年までベルリン・フィルと演奏することはありませんでした。
ベルリン・フィルと決別後もチェリビダッケは活躍し、晩年にはミュンヘン・フィルと
の来日公演があったりと日本のファンにも馴染み深いです。


戦後の困難な時代を乗り切り、そして大指揮者フルトヴェングラーの死後、新たな飛躍
の担い手に白羽の矢が立ったのが20世紀クラシック音楽界において人々から”帝王”と
呼ばれた《ヘルべルト・フォン・カラヤン》(オーストリア 1908-1989/在任期間
1955-1989)が、満を持して第6代首席(終身)指揮者(芸術監督)に就任します。

ここからの30年間はベルリン・フィルの黄金時代であり、多くの録音が残されました。
カラヤンについては今さら説明するまでもなく、亡き後の現在にあってもフルトヴェン
グラーと共に新しい世代のファンが生まれ続けています。
ある意味、カラヤンを最後に”大指揮者”=”マエストロ”と呼ばれた人が存在する時代が
終わったとも言えるのではないでしょうか...


カラヤン亡き後、世界中が注目する中、第7代首席指揮者(芸術監督)へ就任したのは、
《クラウディオ・アバド》(イタリア 1933-/在任期間 1990-2002)でした。

それは大変な時期での就任だったと言えます。
ベルリン・フィル代々の常任指揮者があまりにも偉大で指揮だけに留まらない絶大な
影響力とカリスマ性を持ち合わせていたからです。
それに比べアバドはどちらかというと温厚な人柄で強い個性をあまり表に出さない
人物でした。しかし考え方次第では絶えず強いカリスマ性の強い指揮者が君臨した
ベルリン・フィルの歴史の中にあってはアバドのような温厚な人物が入る期間が必要
だったのではないでしょうか。
アバド時代の定期演奏会では今までの重厚なドイツ的作品以外のレパートリーも多く
取り入れられています。演奏会映像も残されており、この頃のベルリン・フィルの団員
1人1人が伸び伸びと演奏する姿を観ることができます。将来、アバド時代も高い評価
を得られることだと思います。


そして現在、第8代首席指揮者(芸術監督)として活躍が期待されているのが、
《サイモン・ラトル》(イギリス 1955-/在任期間 2002-)です。

伝統を継承しつつも、新しいベルリン・フィルの方向を模索している姿が随所に感じ
とれます。そんな中、来月発売されるマーラー:交響曲第9番(2007年10月のライヴ)
が楽しみです。ベルリン・フィルにおけるマーラー第9番は過去において数々の名演が
あります。

録音順に挙げますとバルビローリ、カラヤン、バーンスタイン、アバド...
ラトルが如何にして、この巨匠達の演奏を凌ぐかが注目です。

21世紀に羽ばたく新時代のベルリン・フィルに期待します~


備考:書籍『ベルリン・フィル物語』はベルリン・フィル名盤検索のガイド本として
最適です。

Gibson LTD 1964 J-160E

2008-02-14 | Activity, Instrument
初めてこのギターを観た時から、いつかは購入したいと思っていました。

今までいろんなギターに憧れてきましたが、その中でもこのギターはずいぶん昔に見初めた
にも関わらず、ようやく昨年末に我が家へ迎えることができました。

このギターの詳細は今さら説明するまでもありません。
ジョン・レノンがビートルズ時代、デビュー曲『ラヴ・ミードゥ』からアルバム『サージェ
ント・ペパーズ』のレコーディングまで、ジョンが弾くアコースティック・ギターと言えば
このギターでした。そのくらいビートルズ・サウンドには欠かせないアコースティック・
ギターでした。

このギターのサウンドをダイレクトに確認できる曲と言えばアルバム『ラバー・ソウル』に
収録の《ノルウェーの森》でしょうか。

また《アイ・フィール・ファイン》のイントロでハウリング効果を活かしたあの独特なサウ
ンドもこのギターでした(この時はアコギ弦ではなく、エレキ弦を使用していたと思います)

それと1969年にジョンがヨーコさんと行った『平和イベント~ベッド・イン』の際に歌った
《平和を我らに》でも、このギターを弾いています(この時はナチュラル色)

ジョンだけでなくジョージも所有していて、2人が同じギターをお揃いで所有していたのは
他に『エピフォン・カジノ』だけだったと思います。

ジョンが逝って今年で28年となりますが、ジョンが遺したメッセージは今もまったく色褪
せることなく、これからも受け継がれていくことでしょう~

Police Live in Tokyo 2008

2008-02-13 | Event
観に行ってきました~
ポリスのライヴ...
27年振りの来日です。

The Police
Bass&Vo:Sting=スティング(イギリス 1951年生まれ)
Guitar:Andy Summers=アンディ・サマーズ(イギリス 1942年生まれ)
Drum:Stewart Copeland=スチュワート・コープランド(アメリカ 1952年生まれ)

オープニング曲『孤独のメッセージ』~ラスト曲『ネクスト・トゥ・ユー』までの全18曲
あっという間の2時間でした。

すべての曲が懐かしく、当時の思い出が走馬燈のように頭の中を駆け巡りました。

バックバンド無しの3人だけの演奏は本当に気合が入っていて全盛期を思い起こさせました。

今回のオリジナルメンバーによる来日公演は恐らくラストステージになると思われます。
来週土曜のWOWOWでは、この東京ドーム公演の模様が放送されるので要チェックです。

音楽は本当に素晴らしい~




Police Live in Tokyo 前夜

2008-02-12 | Diary
いよいよ明日となりました~

ポリスを初めて聴いてから早29年の年月が流れ、明日彼らのライヴを観るのが初めてと
なります。

きっと明日は、あの頃にタイムスリップすることでしょう...

ちなみに一昨日行われた来日公演初日のセットリストです。

《2008.2.10 ポリス 大阪公演~京セラドーム》

1. Message In A Bottle
2. Synnchronicity II
3. Walking On The Moon
4. Voices Inside My Head / When The World Is Runnming Down
5. Don't Stand So Close To Me
6. Driven To Tears
7. Hole In My Life
8. Every Little Thing She Does Is Magic
9. Wrapped Around Your Finger
10. De Do Do Do, De Da Da Da
11. Invisible Sun
12. Can't Stand Losng You/Reggatta De Blanc
13. Roxanne

〈Encore 1 〉
14. King Of Pain
15. So Lonely
16. Every Breath You Take

〈Encore 2 〉
17. Next To You

1980年代の音楽番組

2008-02-08 | Television
1980年代の音楽シーンは《MTV》=《PV》プロモーションビデオの全盛期でした。
その頃、日本で誕生した伝説の音楽番組と言えば...

まずなんといっても1981年に放送が開始された『ベストヒットUSA』です。
当時の日本で海外アーティストの映像を観ることができる初の本格的な音楽番組だったこと
もあり、毎週土曜夜を楽しみにしていたことを思い出します。
この番組を通して初めて観る(聴く)海外アーティストは感動と衝撃の連続でした。
番組担当の小林克也氏の解説は大変わかりやすく洋楽入門にも最適な番組でした。

続いて1983年から放送が開始された『ソニーミュージックTV』(放送開始当初は毎週金曜
23:30~26:55頃と長時間)は、解説が一切入らず、海外アーティストのプロモーション
ビデオを流し続ける番組で、当時としては他に類をみない画期的な音楽番組でした。
当時、録画したビデオは今でも宝物です。

こうしてあらためて振り返ってみますと、1980年代はなかなかバラエティーに富んでいて
「音楽=音を聴く」というよりは「音楽=音を観る」といった指向が前面に打ち出された
時代だったような気がします。これはある意味、現在の音楽シーンにも引き継がれている
のではないでしょうか...

話を『ベストヒットUSA』に戻しますが、現在も毎週木曜27:10~放送されていて(一時放送
休止時期あり)、番組担当も小林克也氏と昔と変わらないところはうれしいかぎりです。

追伸:それにしても放送開始当時の番組スポンサーだった「ブリヂストン」のCMで流れる
   ”ボズ・スキャッグス”の曲は最高でした~

The Last Message

2008-02-07 | Classical♪
アメリカ人では最初の世界的指揮者:レナード・バーンスタインが逝って今年で18年と
なりますが、亡くなる3ケ月前に日本では最後となるコンサートが行われました。

その模様はDVD『バーンスタイン~最後のメッセージ』で観ることができます。
《シューマン:交響曲第2番》(1990年7月3日札幌厚生年金会館)
  演奏:PMFオーケストラ

バーンスタインが生涯の最後の時間に費やしたのは後継者の育成でした。

元来、教育者としても著名でかつてニューヨーク・フィルと行った「ヤング・ピープ
ルズ・コンサート」は、子供たちへのクラシック音楽教育の先駆けでもありました。

PMFオーケストラも若い音楽家たちで構成された楽団で、このDVDにも収録されてい
ますリハーサルではバーンスタインがこの若い音楽家の卵たちに慈愛のこもった熱血
指導を行っています。

第1回PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)が開催された1990年
以降、現在も毎年夏に札幌で開催されており、バーンスタインが遺した意志は引き
継がれています。

PCDJ

2008-02-06 | Diary
DJの世界にもPC化の波が打ち寄せているようです。

DJの世界に詳しい方から聞いた話によると...

第一世代→アナログターンテーブル Technics: SL1200(レコードが素材)

第二世代→Pioneer:CDJ(CDが素材)

第三世代→RANE:Serato Scratch LIVE(PCと連携しMP3、OGG Vorbis、AIFF、WAVEが素材)


仕事がら私もこの"PCDJ"の波に乗らなければならないので、これから勉強です~

ベルリン・フィルと第三帝国

2008-02-04 | Classical♪
今月発売されるドキュメントDVD『ベルリン・フィルと第三帝国~ドイツ帝国オーケストラ』

HMVレビューより:
ナチス政権下時代のベルリン・フィルを団員の証言と当時の演奏を中心とした映像により
活写したドキュメンタリー『ベルリン・フィルと第三帝国』(原題:The Reichsorchester)
楽団創設125年を迎えた昨年、同フィルの125周年フェスティバルに前後して上映され、
非常に高評価を得た同作品。
映画『ベルリン・フィルと子どもたち』の監督、エンリケ・サンチェス・ランチが手がけ
たドキュメンタリー。
125年という楽団の長い歴史の中でタブー視されてきた1933年~45年までのナチス政権
下にスポットを当てた作品です。
1936年ベルリン五輪で指揮するリヒャルト・シュトラウスの初出映像をはじめ、ヒトラー
生誕記念前夜祭でのフルトヴェングラーの第九、楽団をバックに演説するゲッベルスの映
像などを収録。当時を振り返りながら語る楽員へのインタビューを元に第三帝国下の楽団
を検証していきます

収録時間:本編90分、特典映像10分
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語



HMVのレビューにも紹介されている通り、
今まで断片では観ることが可能だった主な映像がほぼ収録されています。
それはナチスのプロパガンダのひとつの手段としてベルリン・フィルも影響を免れなかっ
た時代の記憶です。ベルリン・フィル栄光の歴史の中で最も暗い時代だったと言えます。

また今回の作品には収録されていませんが1936年に行われたベルリン・オリンピックも
有名です。記録映画『オリンピア』(第1部:民族の祭典/第2部:美の祭典)として作品
化されました。皮肉なことに当時のドイツがナチス政権下だったが故に貴重な映像が残さ
れたわけです。

話を戻しますがドイツの大指揮者フルトヴェングラーがヒトラー生誕記念前夜祭でベート
ーヴェンの第9を指揮し、演奏終了直後にフルトヴェングラーに歩み寄ったゲッベルスと
握手する映像が残されています。これはゲッベルスが政治的意図を狙った行為だと言われ
ています。当時既に世界的に有名だったフルトヴェングラーをナチスの宣伝に利用するた
め。後にこの映像が連合国側にフルトヴェングラーがナチスに協力的であったとの見解を
与えることになります。後年フルトヴェングラー本人が述懐していますが、この公の場で
の握手は不覚だったと悔いています。しかしこの事によって戦後2年間フルトヴェングラー
は連合国側より演奏活動禁止に処されます。



こういった事情もあり、戦後2年後にあたる1947年5月25日(戦後初の復帰演奏会)
ドイツ・ベルリンで振った ”ベートーヴェン:第5番『運命』”はあまりにも有名です。
ベルリン・フィルとの再会の演奏
数多くある『運命』の中で最も劇的な演奏としてクラシック音楽史に刻まれています。
*ベートーヴェン:第5番『運命』は1947年5月27日の演奏も有名です。

今だからこそ語れるナチス政権下における極限下での当時...
当時を知らない後世の我々が追体験することが出来る大変貴重な作品と言えます。

2008-02-03 | Diary
今朝、目覚めて窓の外を見ると辺り一面銀世界でした。
こんなに雪が降ったのは久しぶりなような気がします。

自宅近くの広場で子供達が雪遊びをしていました。
いつの時代になっても子供達が元気よく遊ぶ姿は微笑ましいものです。
私も子供達と一緒になって雪遊びしたかったです~(笑)


The Complete EMI Recordings

2008-02-02 | Classical♪
今年は20世紀のクラシック音楽界に君臨し《帝王》と称され、そして亡き後も影響を
与え続ける大指揮者:ヘルベルト・フォン・カラヤン(オーストリア 1908-1989)
の生誕100年にあたります。

それを記念したCDが間もなく発売されます。
クラシック三大レーベルのひとつ「EMI」より、カラヤンが生前「EMI」へレコーディ
ングした全集です。第1集がCD87枚組、第2集がCD71枚組、併せて158枚の膨大な
数です。

私がカラヤンを聴き始めた時は既に他界した後でしたが、音楽(芸術)に携わる人の
魂というものはたとえ今世での命が尽きても、未来をも凌駕する普遍的なエネルギー
が備わっていると思います。

カラヤンを聴くと特にそれを感じます。


電子レンジ Part2

2008-02-01 | Diary
電子レンジ買いました~

1週間振りに自宅で白いごはんが食べられます

というわけで今日の晩ごはんはインスタントカレーです

ちなみに昨日までの晩ごはんはネオバターロール(マーガリン入り)でした。

これはこれで美味しかったので今後はバナナと一緒に朝食にしようかと思います。