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nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

The Unissued Japanese Concerts 1964

2011-03-26 | Jazz♪
嬉しい初登場の音源です!
なんとマイルス・デイビス1964年の来日公演です!

今まで発売されていた音源は1964年7月14日〈新宿厚生年金会館〉ですが、
今回の音源は7月12日〈日比谷野外音楽堂〉と15日〈京都円山公園野外音楽堂〉です。


『Miles Davis Quintet:The Unissued Japanese Concerts - Tokyo, July 12, 1964 / Kyoto, July 15, 1964』

メンバーはMiles Davis (tp), Sam Rivers (ts), Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)


Disc1 〈Live in Tokyo〉
1. Autumn Leaves (11:08)
2. So What (8:41)
3. Stella By Starlight (10:58)
4. Walkin' Into The Theme (9:47)

Disc2 〈Live in Kyoto〉
1. If I Were A Bell (10:44)
2. Oleo (5:22)
3. Stella By Starlight (8:56)
4. Walkin' (7:21)
5. All Of You (10:11)
6. Seven Steps To Heaven (2:56)

レビューによると音質はブート並みとの事ですが、そんな事はまったく関係ありません。
何故なら当時の貴重な来日公演の全貌が聴けるだけで満足だからです。

とにかくこういった音源が残されていた事に今さらながらに驚かされ、そして感謝です!

Bitches Brew - 40th Anniversary

2010-12-27 | Jazz♪
今年はジャズ・レコード史上、最も革新性に満ち、衝撃を与えたアルバムと言われる
マイルス・デイビスが1970年に発表した『ビッチェズ・ブリュー』の発売から40周年です。

それを記念したアルバム
『ビッチェズ・ブリュー:40周年コレクターズ・エディション』と
『ビッチェズ・ブリュー・レガシー・エディション』が発売されています。

 
 『Miles Davis : Bitches Brew - 40th Anniversary Collector's Edition』


『Miles Davis : Bitches Brew Legacy Edition』


私は日本のフォークを聴いてから音楽に目覚め、続いて洋楽、数十年後にクラシック音楽に心酔し、
そしてずいぶん後年になってからジャズを聴き始めました。

今まで一度も体験したことのないサウンドがジャズにある事を知り、その中でもひときわ際立った
アルバムがこの『ビッチェズ・ブリュー』でした。

もはやジャズというジャンルの枠を遥かに超え、固定概念から解放されたまったく新しい発想と展開、
時に危険な香りさえ漂う独特なグルーヴ、そして即興でありながらも完璧に計算され尽くしたソロパート、
そのどれもが斬新で未知のサウンドでした。

帝王マイルスが逝って来年で20年...

時がどれだけ流れようと決して色褪せないものが確かに存在します...

50th Anniversary Collector's Edition

2008-10-03 | Jazz♪
Miles Davis『Kind Of Blue: 50th Anniversary Collector's Edition (+LP)』



本日、HMVより届きました~

ジャズの名盤『Kind Of Blue』が発表されたのは1959年...
来年でちょうど50年となります。
今回発売された記念盤には本編CDに加えて貴重な未発表テイク集、ブックレット、
ポスター、DVD、更にアナログレコード(青盤)までもが付いた豪華セットです。



私自身、ジャズを本格的に聴き始めてまだ2年目ですが『Kind Of Blue』はすぐに
聴いたアルバムでした。当時も後の時代にもこれだけのメンバーが集うアルバムは
もう出て来ないのではないでしょうか...
マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス...

今回の記念盤を通していまいちど『Kind Of Blue』の世界に心酔してみようと思います~

名盤シリーズ第2弾

2008-06-03 | Jazz♪
昨春から本格的にジャズを聴き始めたわけですが、ちょうどそのタイミングで発売された
名盤¥1100シリーズの第2弾が今月と来月にまたまたあります。

今月は既に発売されていて、まずは9タイトル購入しました。
今日、帰りの電車で早速聴いたアルバムは~

『モダン・ジャズ・クァルテット&ミルト・ジャクソン・クインテット~MJQ』
(1952年、1954年録音)*トップ写真に掲載

『ミルト・ジャクソン~アット・ザ・ヴィレッジ・ゲイト』(1963年ライヴ録音)



よくジャズは1950年代がいいと言われますが、最近なんとなくわかってきたのですが、
それはステレオ録音でなくモノラル録音だからなのではないでしょうか...
すべての楽器の音がセンターに集まっているのがなんともいい味を醸し出しているのです。

ジャズが好きになってからの音楽ライフはさらに楽しさが増しています~

Future Shock

2008-01-13 | Jazz♪
ハービー・ハンコック
 
第2弾『ジャズ・ファンク』時代に突入しました~

早速、聴きました。
ただ一言、凄いです!
このグルーヴはブラック・ミュージックならではです。

超一流のジャズ・ミュージシャンだからこそ成せる技です。


《Head Hunters》(1973年発表)



《Thrust》(1974年発表)



《Man-Child》(1975年発表)



《Future Shock》(1983年発表)MTVで一世を風靡した『Rockit』収録

Gil Evans And Ten

2008-01-11 | Jazz♪
『音の錬金術師』の異名をもつ...
《Gil Evans=ギル・エヴァンス》(カナダ 1912-1988)ジャズ・ピアニスト、編曲家

真の意味でジャズに大人の雰囲気がプラスされたアレンジです。
とても素晴らしいです。

ある意味この人との出会いがなかったらマイルス・デイヴィスの音楽も違っていたものに
なっていたかもしれません。

それとジミ・ヘンドリックスがあともうすこし生きていたらギル・エヴァンスとの共演が
叶ったことでしょう。

Complete Live Recordings 1956-1957

2008-01-10 | Jazz♪
マイルス・デイヴィス~
超目玉の発掘ライヴ音源CDが届きました!

録音年は1956年~1957年で、この頃はレコード会社を「プレスティッジ」から「CBS」へ移籍
していて、音楽面でその後の”マイルス・スタイル”が形成される過渡期でもありました。

この頃のライヴ音源はあまり発表されておらず、海賊盤に頼るしかありませんでした。
そんなこともありオフィシャルでの発売は大歓迎です。

今回のCDは4枚組で共演者は...

テナー・サックス《ジョン・コルトレーン》、《ソニー・ロリンズ》
ピアノ《レッド・ガーランド》
ベース《ポール・チェンバース》
ドラム《フィリー・ジョー・ジョーンズ》

といったビッグネームが連なっています。


今年も新年早々からジャズに突入です~


Speak Like A Child

2007-12-28 | Jazz♪
《Herbie Hancock=ハービー・ハンコック》(アメリカ 1940-)ジャズ・ピアニスト、作曲家

明日からハービー・ハンコックを聴き始めます。
まずはブルーノート・レーベル時代(モダン・ジャズ系)のアルバムからセレクトしました。
その次はジャズ・ファンク系を聴こうと思っています。



『Takin Off=テイキン・オフ』(1962年発表)ブルーノート・レーベルにおける1st Album




『Empyrean Isles=エンビリアン・アイルズ』(1964年発表)
クラブ・シーンの聖典と謳われる曲〈カンタロープ・アイランド〉収録




『Maiden Voyage=処女航海』(1965年発表)コンセプト・アルバム




『Speak Like A Child=スピーク・ライク・ア・チャィルド』(1968年発表)永遠の名作




『The Prisoner=ザ・プリズナー』(1969年発表)オーケストラ的なサウンドを追求
                 ブルーノート・レーベルにおけるLast Album




ジャズCD

2007-12-26 | Jazz♪
先週今週と週休1日なので毎日クタクタです~

今日は早めに退社できたので帰宅後部屋のCDを整理しました。
今までダンボール詰めにしてあったジャズのCDを収納ケースに収めました。
それで早速枚数を数えてみると全部で〈235タイトル〉ありました。

本腰を入れてジャズを聴き始めたのは今年の春からなので平均すると毎月
〈30タイトル〉程購入している計算になります。

ちょっと買い過ぎですね~(苦笑)

来年からは金欠にならないよう切り詰めていかなければ~

Una Mas

2007-10-07 | Jazz♪
《Kenny Dorham=ケニー・ドーハム》(アメリカ 1924-1972)ジャズ・トランペット奏者

マイルス・デイビスのトランペットと対極をなすトランペッターと言えば...
ケニー・ドーハムを思い浮かべます。

マイルスと言えば高音域を激しく吹き鳴らすトランペットを真っ先にイメージしますが、
心優しいバラードを情感込めて”ミュート・トランペット”で奏でる演奏の方が実は多いような
気がします。

そしてケニー・ドーハムは中音域の音をメインに据えたマイルドなトーンが特徴です。


私がよく聴くケニー・ドーハムのアルバムは、

『Afro Cuban』(1955年録音)超名盤




『Una Mas』(1963年録音)超名盤
*ピアノ:ハービー・ハンコック、ドラム:トニー・ウィリアムスが参加。
 この後、この2人はマイルス・デイビスのバンドへ加入。


『Trumpet Toccata』(1964年録音)




マイルスの自叙伝によると、1950年代...マイルスが演奏中のステージに突然予告なしに
ケニー・ドーハムが飛び入りし、マイルスの面前で拍手喝采をさらったそうです。
そして次の日のステージでも再びマイルスに対決を挑んだのですが、今度はマイルスが
打ち負かしたそうです。

その当時は相当頭にきたそうですが、後に回想するマイルスは早世したケニーの事を
懐かしみながら語っているのが印象的でした。

Eric Dolphy

2007-09-27 | Jazz♪
《Eric Dolphy=エリック・ドルフィー》(アメリカ 1928-1964)ジャズ・ミュージシャン
アルト・サックス、バス・クラリネット、フルート奏者

クラリネット奏者と言えば偉大な先達に《Benny Goodman=ベニー・グッドマン》
(アメリカ 1909-1986)がいますが、ジャズでバス・クラリネットを大々的に取り入れた
のはエリック・ドルフィーが最初ではないでしょうか。

私がバス・クラリネットの音色を初めて聴いたのはチャイコフスキー:交響曲第6番〈悲愴〉
です。穏やかで暖かい音色でありながらも、どことなく物悲しげな印象を受けました。

エリック・ドルフィーが奏でるバス・クラリネットの音色はクラシック音楽で演奏される
音色とは異なっており、サックスを吹くような奏法を用いている感じがします。
またフルートも吹いていて、こちらも類い稀な演奏技術による素晴らしい旋律を聴かせて
くれます。

私はいつも職場で音楽をかけていますが、昨日はエリック・ドルフィーの『アット・ザ・
ファイヴ・スポット』をかけていると、ノルウェーから遊びに来ている人たちから今かけ
ている音楽の事を聞かれ、その話題で盛り上がりました。

音楽は人と人とのコミュニケーションには欠かせないことを改めて感じました。


Sarah Vaughan

2007-09-09 | Jazz♪
《Sarah Vaughan=サラ・ヴォーン》(アメリカ 1924-1990)ジャズ歌手

先週から聴き始めたばかりですが、もう最初の1枚から圧倒させられました。

最初に聴いた『モンタレー・ジャズ・フェスティバル1971』でのサラ・ヴォーンの熱唱は
真に女王の貫禄の一言に尽きます。

ライヴにおけるサラの歌声はとても大胆で逞しく、それでいて繊細さも兼ね備えていて、
聴く者の期待を裏切りません。
しかもスタンダード・ジャズだけでなくビートルズの名曲《アンド・アイ・ラヴ・ハー》
までも歌っていて、これがまたとびっきりの名演です!
ジャズ・ボーカルならではの醍醐味とはサラのことを言うのでしょう。

ビートルズに関しては単独のカバー・アルバムも出していますので、こちらも聴いて
みようかと思います。アルバム・タイトル『Songs Of The Beatles』(1981年発表)
1981年の録音ということは前年に亡くなったジョン・レノンへの追悼の意味が込めら
れているのでしょうか?



それからモンタレー・ジャズ・フェスティバルのCDと同時に購入したのが3枚組ベスト

こちらのベスト盤は入門編には最適と思い、数多いベスト盤の中から選びました。
75曲も入っていて値段も¥1,575と大変お買い得でした。
言うまでもなく最高のCDです。


そして後日購入したアルバムが『Crazy and Mixed Up(枯葉)』(1982年発表)です。

このアルバム・ジャケット...誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
私もCDショップへ行く度に何度となく目にしていて気になっていたアルバムでした。

ライナーノートには「後期サラの最高傑作」と紹介されています。
これから聴くところなので楽しみです~

Dizzy Gillespie

2007-09-05 | Jazz♪
《Dizzy Gillespie=ディジー・ガレスピー》(アメリカ 1917-1993)ジャズ・トランペット奏者

チャーリー・パーカーと共にモダン・ジャズの原型『ビ・バップ』を生んだ伝説のジャズマン。
またマイルス・デイヴィスのトランペットの師でもあります。

明日、HMVから届くガレスピーのCDが私が初めて聴くガレスピーです。

ガレスピーが魂を込めて吹くトランペット...
その大きく曲がったベルの形は彼独特です。

Big Band Bossa Nova

2007-09-01 | Jazz♪
ボサノバ~お薦めアルバム第2弾です!

大御所クインシー・ジョーンズ~1962年発表のアルバムです。

もう1曲目『Soul Bossa Nova』からハマること間違いなしです~
この曲はCMでもお馴染みです~

追伸:ここ数日涼しくなってきていますが、
   過ぎゆく夏を惜しみながら、このアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか...


Bossa Nova

2007-08-30 | Jazz♪
ボサノバ音楽を生んだ人たちとして音楽史にその名を刻む3人~

《Antonio Carlos Jobim=アントニオ・カルロス・ジョビン》(ブラジル 1927-1994)作曲家
 代表曲:イパネマの娘(1962年発表)

《Joao Gilberto=ジョアン・ジルベルト》(ブラジル 1931-)歌手

《Vinicius de Moraes=ヴィニシウス・ヂ・モライス》(ブラジル 1913-1980)作詩家

私は今まで真剣にボサノバを聴いたことがなかったので、まずは入門編としてアントニオ・
カルロス・ジョビンが1967年に発表したアルバム『Wave (波)』を聴いてみました。

CDライナーの記載には”究極のイージーリスニング・ミュージック”と紹介されていて、早速
聴いてみると1曲目から心地よい気分になってしまいました。
避暑地を想わせる優しいサウンド~目を閉じて聴くと夢心地になっていきます~

まだまだ出会っていない素晴らしい音楽に出会えるのは楽しいです~