いつもはレース以外の話題には冷静な対応を見せる今宮さんがめずらしくホスピタリティにコメントする、貴重な韓国GPです。
実はこのコース、年一度のF1以外でレースらしいレースは開催していないとしう異色のサーキットで、そんな状態では安全面とかバーニーが特に重視するステイタスとかの絡みで契約延長なんてあり得ないんですが羨ましいことに国家事業が絡んでいるんですよね・・・世界と対等に戦うなら、日本もこういう所を考えないといけないんですね。
さて、気を取り直してレースに話題を移します。
まずはシンガポールから続くRedBull、VETの躍進と対照的なALOの不調です。シーズン中盤にはタイヤの使い方を把握できていたけど終盤になっていきなりレンジから外れちゃった様に見えるんですが、<今年のPIRELLIはスペック毎に性格が全く違うんで対応が難しい>、という浜島さんの談話を思い出してしまいました。次戦までに何とかしないとVETにもっていかれちゃうますよ。
GAPを見ると独走するVETと相続の壁になったWEBが並んでいる様がよく分かります。HAMは18周目にタイムががくっと下がってますが、これは鈴鹿に続いてサスペンショントラブルが発生したことと、そのリカバリー過程でタイヤに負担がかかったことによるものです。
レースは今年の全レースを通じて初の1チームによる1-2フィニッシュをRedBullが飾りました。っていうか、いままでどこも1-2をやってなかったってことが今年の混戦ぶりを伺わせます。
さて、次戦も国家事業が絡んでいる(らしい)インド。波乱が起きるとすればここですよね、と淡い期待を抱きつつ、続きます。