DolphinKnight

Canon EOS-1とEF400mm F2.8LでBlueとThunderBrdsを追いかける日を夢見て

EOS70D JAPAN PREMIRE

2013-08-25 23:54:39 | インポート

CanonからEOS70Dがリリースされました。

Canonは機種毎に明確な性能差をつけたラインナップを構成するメーカーですが、今回の70Dは上位機種7Dに異例なほど肉薄した内容となっています。となれば、<それほど遠い日の話ではない>と案内されているEOS 7DMk2の姿を探るためにも行ってみました。

_mg_0114_2 通常、キヤノンの新製品展示会では撮影データの持ち出しは禁止されますが、今回のJAPAN PREMIREでは個人がSDカード持ち込んで撮影したデータは持ち帰ってよい、という案内がありました。

この写真はその中の一枚。Canon担当様にはBlogに載せて問題ないことを確認済みです。製品の発売直前、という状況をみての判断だと思いますがキヤノンの寛大な処置に感謝します。

元データはいずれもRAW(D+有効)ですがEOS70D対応版DPPはまだ公開されていないので現像はLigitRoom5.0を使用しました。また、レンズ性能補正とトリミングもしてあるのでこの画像でEOS70Dの性能を判断することは出来ません、あしからずご了承願います。

_mg_0339EOS70Dの本体の印象は、主要なメカとAFシステムを7Dから持ってきたこともあって、7Dとほとんど差がありません。寧ろ、バッテリーグリップの形状が全面的に見直された効果で縦位置撮影のハンドリングが劇的に向上した点は見逃せません。その反面、コントロールスティックがないこと、小さなサブダイヤルが使いにくいことから生じる操作の不便さが目立ちます。

注目のデュアルピクセルAFは技術セミナーで拝見した動画では静止画撮影、動画撮影の両方で高い性能を発揮しそうな感触をもちますが、体験コーナーでオモチャの機関車を追いかけてAIサーボのトラッキング性能をテストすると1D Xはもとより7Dにも一歩おかれている感じです。

なお、余興でしょうか、ついに姿を現した「EF 200-400mm F4L IS USM エクステンダー1.4×」の体験コーナーもありました。担当者にAF、AI SERVOへの制約を確認すると、(通常の望遠レンズにエクステンダーx1.4を装着した場合と同等の制約が生じますが、エクステンダーをon/offする際はカメラボディ毎に操作の違いが生じるので事前に確認をお願いします)、との回答がありました。

望遠領域のズームレンズで専用エクステンダー内蔵というギミックに惹かれますが重量はEF400mm F2.8LⅡ並みなので、三脚、一脚併用がデフォルトってところが痛いですね。

今回の体験会は7D Mk2の影を探ることが目的でしたが、70Dの進化具合から十分に期待が持てる、という感触を得ました(できれば1D Xを越えて欲しいところでもあるけど)

それにしても、キヤノンのイベント名物・バレリーナの撮影はこれで3回目なのに、未だにモデルの動きにつられてレリーズしているのが情けない(^^;)


エヴァンゲリオンと日本刀展

2013-08-24 22:54:00 | インポート

_m1t0002_2大阪で開催されている<エヴァンゲリオンと日本刀展>に行ってきました。

アニメと刀剣の関係は深く、古くはルパン三世・石川五右衛門の斬鉄剣、最近では鋼の錬金術師・ヒュース、SAOのキリト、アナス等々、枚挙にいとまが無いんですが、エヴァでも大小様々な刀剣が登場して使徒との戦いが展開されています。

で、今回の展示のメインは作中の後半に登場する<ロンギヌスの槍>を日本の刀鍛冶が実際に作成してみたという件です。どんな感じで仕上がってるのか楽しみです。

展示は日本刀の武具としての歴史、続いて太刀と刀の違いの解説に。装着、展示するときは太刀は刃を下に、刀は刃を上にするという御約束は予備知識として持っていましたが、太刀、刀の各部の名前、制作工程を紹介されると知らない事が山ほどあることに気づかされました。

_m1t0010 で、お勉強が終わって、次のコーナーで登場するのがこちら。<ロンギヌスの槍>の構想図です。和紙に墨で意匠、製作上に使用する手法、注意点がびっしりと書き込まれてます。刀鍛冶さんの本気が伝わってきます。

アニメを制作するときもこれと同様にキャラ、メカ、アイテムの設定図にあれこれと予備情報を書き込むんですが、これは桁が違います。ここまで鳥肌が立ったのはイタリアのフェラーリミュージアムでジョン・バーナード直筆のFerrari F643のレンダリングを拝見した時以来です。

_m1t0022_2 で、実物がこちら。でかすぎてスケール感が伝わりませんw。

<ロンギヌスの槍>は全体が二重らせん構造でできていて普段は1本の槍の状態にありますが、こごでは二重らせんを展開した状態を再現しています。細かいところの仕上がりをお伝えしたいんですが、こればかりは実物を見て頂きたいので敢えて割愛します。

<ロンギヌスの槍>の他には零号機、初号機、アスカ、マリをイメージして制作した短剣が展示されていますがイチオシはアスカです。

_m1t0017 まず、刀身にアスカが立体で彫り込まれていることに注目。日本刀の歴史で弁天様を彫り込んだことはあるようですがアニメキャラとはいえ女性が彫り込まれたのは、これが初めてらしいです。

_m1t00172拡大すると、一切手抜きしていないことがよく分かります。これ、鍛造で鍛え上げた鋼の刀身に手彫りでやってるんですよ!

しかも、この短剣の凄いところは柄が斜めに切られていること。刀は鞘に納めて持ち運ぶのですが、その状態では鞘と刀身は接触していなくて宙ぶらりんなんです。その関係で通常、柄は垂直に切って刀身を安定させるんですが、この短剣は敢えて斜めに切った。鞘を作る職人さんは何度も刀身を確認して作業していたことがライナーノートに書かれていましたか、ここまで気合いを入れて頂けるとは・・・感謝です。

_m1t0030 で裏が気になって回り込んでみたらアスカのバックスタイルがきちんと彫り込まれていました。

_m1t00303_2  制作した刀鍛冶さんは、自由奔放なアスカをイメージしていったらここまで大胆な短剣になったけど、<にげちゃだめだ!>、と自分に言い聞かせながら製作したそうです。

刀身、鞘、装具と、この短剣には20代から60代までの多数の職人さんが携わったとのことですが、凄いものを魅せて戴きました。ありがとうございます。

この展示会、お近くで開催された際は是非ご覧になって下さい。


近況報告

2013-08-04 20:44:37 | ブログ


3ヶ月ぶりの更新となります、Clearです。

_m1t00195月から仕事の都合で大阪に来てんねんけんど、やっと落ち着いたゆう感じやし、PCも新らしゅうしたさかいBlogもそろそろ更新せなあかんやろ?、ちゃうこっちゃ、おおきに!

と付け焼き刃の大阪弁で挨拶させてください、言い回しがあちこち怪しいのは本人も自覚してますんで大目にみてくださいw

最初、大阪の仕事を戴いたときは根っからの東北人であるClearが関西の方々とどこまでやれるのか不安でしたが、周りの皆さんからいろいろ教えて頂き、なんとかやっていけるかなあ、と思えるようになってきたところです。

この3ヶ月は土地と言葉になれるため、意図的にあちこちまわってましたが、、やはり外せないのは大阪城。

広大な敷地の中央にそびえる緑の屋根と金の縁取りが織りなす豪華さに目を惹かれます。さらに、石垣に刻まれた武将達の家紋、銃撃戦を意識した見張り台等、戦いの歴史にふれると感慨もひとしおです。

この日は天気が良くなかったので天守閣に登るのは中止にしました。次回、鯱とセットで挑戦します。

_m1t0065もうひとつ外してはいけないのが道頓堀のグリコ。天高く両手を突き上げる神々しいお姿は想像以上の存在感を放っていて、始めて見たときは<そうかぁ、今大阪にきてるんだよなぁ>と感動しました。

_m1t0050_3もちろん、太郎さんにも会いました。最新型にバージョンアップしとるで!、とは聞いてましたが何処が最新なのかよく分かりません。

むしろ、レトロ感あふれるぎくしゃくした動きをみると、アシモを作るよりも太郎の方が難しくない?、と突っ込みたくなりましたw

_m1t0030ていうか、この辺は回転寿司、たこ焼きやをはじめ、押しの強いディスプレイを採用した店が多く、みていて飽きません。

被写体にも事欠かずに済むのでもう一度尋ねてみたいな、と。

それでは、また。

追伸・Formula1のラップデータは順次、公開していきます。