最近、要求されているスキルの一つにコミュニケーション能力というのがあって、じゃあ、それってなんなのよ?、ということで2，3読んでみたわけです。
とはいえ、このテーマの本は山ほどあって選択に悩むところですが、とれもこれも内容が漠然としているので思いきって、<コンサルタント>という言葉に惹かれて選んだのがこの本。
著者は現役の方で、様々な現場でどうやってクライアントを自分の方に引き込むか、よく言うところの<相手の懐に飛び込む>とはどういう事か、について紹介しています。話のポイントでは合いの手をいれる、クライアントを説得するにはクライアントの周囲にいる人も見方にしておくと後で使える、チャートを使って抜けているポイントが無いかを確認する、など、ここまではよくあるビジネス本の内容ですが、最後に一言<心が背広を着てしまってはしょうがない>で思わず吹いちゃいました。
普段から企業活動の目線で周りを見て自分をトレーニングしておくことは大切ですが、行き過ぎてしまうと全く仕事と関係ない場面で企業目線でみてないか?、という指摘です。そういえば、忘年会の席で鍋の中身を見てそんなことをいっていた方がいましたが・・・(^^;
ということで来年もよろしくお願いします。
