DolphinKnight

Canon EOS-1とEF400mm F2.8LでBlueとThunderBrdsを追いかける日を夢見て

マクロス 超時空展覧会

2012-04-28 17:23:38 | 写真

Img_1499マクロスTV放送開始30年を記念したイベント 超時空展覧会 と macross:THE DESIGN@PARCOに行ってきましたレボートです。

まず最初にお断り、というかレギュレーション確認。

超時空展覧会は池袋サンシャインシティ、macross:THE DESIGNは渋谷PARCOで開催です。まとめて観覧する際は移動に十分な余裕を持つことをお奨めします。また、超時空展覧会は観覧日指定の前売り券、または当日券での入場となります。当日券は指定前売り券が販売になると発売されないのでこの点、要注意です。

同時開催イベントは超時空展覧会、macross:THE DESIGNと周辺スポット3カ所の合計5箇所を使用したスタンプラリーを開催しています、景品は写真のミニクリアファイルですが数量限定っぽいんでお早めに。

最後に写真撮影。超時空展覧会は写真撮影okです、ていうかレイヤーさん専用更衣室が用意してあるので会場には様々なシェリルさん、ランカちゃんかいます。その辺に耐性の無い方は結構きついことになるかもしれません。一方、macross:THE DESIGNは写真撮影NGです。前置きが長くなりましたが超時空展覧会から始めます。

このイベントは<映画版・マクロスFの世界内でSMSの協力を得て開催した展覧会>という設定で開催しています。なのでこいつがメインになります。

Img_1419リアルサイズのVF-25F ガウォーク形態・建造中です。今回は展示スペースの関係でエアインテーク後方、脚と主翼を省略した展示ですが、かっこよく仕上がってます。

カラーリング、機体の注意書きはもとより格納庫のフロア部分もきちんと作り込んであるので、ついでに壁にオプションパーツをかける、天井をカバーリングする等して劇中の雰囲気を出して欲しくなるところですがこの展示スペースでよくやった、という所です。

Img_1473_2VF-25の特長として、可変機構の関係でノーズとキャノピーが戦闘機としては異様に長いことがありますが、その辺も難なく表現できてます。コクピット周辺部分もきちんと作り込まれてます。ここまではポイントが高いんですが、腕と手にお台場で展示中の奴との違いがでてないのが惜しい。大阪ではガウォーク形態で完成・お披露目が予定されているので、それまでにはなんとかして欲しいところです。

最近、あちこちでアニメメカの原寸大製作がおこなわれていますが、残るはEVA、ヤマト、アンドロメダかなぁ、でも予算的にきついから3Dプロジェクターでバーチャル制作の方向だよなぁ、と思ってましたが何のことはないフィギュアって手がありましたよ。超時空展示会ではミンメイ、ランカ、シェリルのリアルサイズフィギュアも展示してありました。

いずれも劇場版作品でのメインビジュアルを再現した展示となっています。その周りでは各作品のプロモーション映像が再生されいるのでひと味違った感動を味わえます。

Img_1487_2こちらが初代銀河の歌姫、リン・ミンメイ。言わずと知れたミンメイ・アタックで登場です。Clearはフィギュアを評論できる程の素養は無いのでコメントは控えますが、イメージはよく再現できていると思います。

写真撮影も可なので、一眼を持ち込む方は85mmF1.8開放 ISO 800のノーストロボ撮影に挑んだ方が良い結果がでると思います。残念なのは背景とフィギュアの配置が甘いのでベスト位置捜しが大変なこと。場所取り、アングル探しで周囲の迷惑にならない様にしましょう。あと、ローアングルは厳禁です。

Img_1486もう一つのイベント、macross:THE DESIGNは原画、セル画はもとより、AR台本、企画書、設定資料、ストーリーボードなどの展示がメインですが、マクロスの資料は初回オンエア時に雑誌で大量開示されているので初見の物は無かった、しかも複製品多かったので美樹本さん、垣野内さん、板野さん、宮武さん、河森さんのリアル原画を見たかったClearとしてはがっかりでした。

もう一つ期待していたのは河森さんが製作したVF-25、SV-51のブロックモデル。このモデルで変形機構を検証していたから劇中でCGモデルを使用しても無理のない動画表現ができたわけです。そういう貴重な品物なのにガラスケースに入れて展示しただけってのはいただけません。CG三面図、ワイヤフレーム図、超合金等を横にならべるとかいう配慮が欲しかったです、はい。

若干の不満はありましたが、今後の30周年企画には8/10から西武ギャラリーで開催予定の原画展があります。MACROSS SPEEDを知っている方には目の離せないイベントは続きますので、おたのしみに!


ウォールストリート・ジャーナル式 図解表現のルール

2012-04-26 19:24:29 | 本と雑誌

Img_1399最近、仕事でデータを図、表、グラフで提示する機会が増えたきたこともあって、基礎固めとして読んでみました。

フォントはシンプルに、影、3D効果は誤解を生むので避ける、好ましい方向/好ましくない方向で色を使い分ける、スケールがわかる様に軸の値を選択する、複数のデータをグラフで並べるときは傾きで判断できる様に配慮する、といった具体的な指摘が続く良書です。Excelのグラフウィザードに頼り切ってる自分が恥ずかしい限りです。

一番どきっとしたのがグラフに載せるデータは5つまで、の件。F1のギャップグラフは毎回24人全員のデータをのっけてるのが気になってましたがこれはダメですか、そうですか (^^;

念のため、書き添えておきますが、この本に乗っている図、表、グラフの書き方をそのまま仕事に持ち込めば良い評価がもらえる、とは限りませんのであしからず。経験が少ない場合は事前に、偉いおじさん達がデータを読むときのクセに通じている先達に観てもらって会社のルールを抑えてからにすることをお奨めします。

ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2011-04-09

2012 F1 #4 BHR

2012-04-24 20:44:49 | スポーツ

2012bhr_2Mercedesの台頭とRedBullの復活に注目が集まった2012 F1 第4戦バーレーン。

前回の中国GPは低気温が災いしてソフトタイヤは作動領域に入らず、ハードタイヤ勝負の展開から後半はマシンが一列に並ぶ大渋滞が発生しましたが、今回は中東で開催されるのでその辺はオッケー、と考えるのは早計、砂漠の細かい砂が歓迎してくれました。

レースは久しぶりにポールに付いたVETのスタートダッシュで始まりました。新しい排気システムのフィールになじめなかった問題は無事に解決した様で、本来の姿に戻った感じです。VETの復調と共にRAI、GRO、ROSとMSCの台頭もめざましい一方で今まで目立っていたWEBが一段下がってしまったのはいただけません。

特にRAIの覚醒は凄まじいです。ラップチャートではとにかくVETをマークし続け、第2スティントではVETを上回るタイムを出していることは注目です。

2012bhr2_2GAPをみれば特にレース後半にRAIがVETの真後ろにべったりと張り付いてる様子がわかります。そして何気にGROも張り付いてます。

昨年のGAPグラフはレース後半になると扇状に広がっていく傾向にありましたが、今年はどういうわけか何台かが絡みついて進行する傾向があります。これは今年のタイヤは昨年ほどハード、ソフトの差が付いてないこと、ガケは健在であること、レギュレーション改正の効果でダウンフォースが削減されたことからタイヤのおいしいところを長く引き出すのが難しくなっていて、そこんとこを上手にやりくりできなかったチームが団体走行しているのではないか、とも言えます。

だとすれば、タイヤの使い方を考えて結果を出してきたLOTUSは侮れません。レースは久しぶりにVETの勝利に終わりましたが、RedBullとLOTUSが調子を上げてきたので中盤戦が今から楽しみです。


2012 F1 #3 CHN

2012-04-23 21:21:02 | スポーツ

2012chn開幕以来雨続きとなった2012 F1、各チームの実力診断は第3戦 中国GPに持ち越しとなりました。

予選ではいきなりROSがポールポジションを獲得、MSCは3位につけて開幕前の今宮さん予想が見事に反映された形になりました。

Mclarenはなんとか2位にHAMを送り込んみましたがBUTは6位に沈み、苦しい展開です。苦しさという点ではVETも負けていません、昨年のチャンピオンが11位です。

一波乱ありそうな予選結果を受けての決勝、ROSはスタート直後からトップタイムを連発してスタートダッシュ、先行逃げ切りを図ります。8周目にタイヤ交換したWEBに一時的にトップタイムは取られるものの、安定した走行を続けて初優勝に向けて体勢固めに入ります。

2012chn2今回のレース、中盤から終盤で特徴的な事件が起こっています。普段ならこの辺りから全体的にGAPが開いていくのですが今回は集中の度合いが強くなっていき、終盤では中継画面に4~5台が並ぶシーンが恒例となっていきます。

近年まれに見る一列走行は各社共にタイヤマネジメントに苦しんでフュエルエフェクトによるラップタイムの向上を引き出せなかった結果なのですが、こういうとき、タイヤに優しいことで定評のあるBUTに注目したいのですが、この混乱に付き合わされて抜け出したときには既に勝負はROSの初優勝が確定していました。

開幕以来、不振状態にあるRedBullですが、WEBは定期的にトップタイムをマークしていることからマシンの出来は良好であることが窺えます。となれば問題は新しい排気システムの特性とVETのドライブスタイルの整合が取れていないのかなぁ、と思えるので、復活は意外と近いかもしれません。

フロントにも受動型DRSを組み込んだWDRSで一気に前に出たMercedesと眠れる獅子と化したRedBullの対決は近い、と予感しつつ第4戦バーレーンに続きます。


2012 F1 #2 MYS

2012-04-08 21:20:04 | スポーツ

2012mys第2戦マレーシアは雨にたたられました。

F1 GP Newsで川井チャンが魅せてくれたグラフはレイン対や使用時とドライタイヤ使用時で別グラフにしていましたが、Clearは連続データとしてお見せしています。この方が、如何にレインとドライの繋がりがなさ過ぎるかが直感的に理解戴けると思います(^^;

やはり注目はricがいち早くドライタイヤに交換した40周目でしょう。この差を観てもなお、各チーム首脳には<雨が降るぞぉ・・・>という懸念が払拭できずに後半の周回を続けていることがわかります。

その後、レース残り周回数と天気予報の引き算でドライへの換装が始まって残り10週のスプリントレースがはじまりました。

2012mys2_2その展開で生まれたもう一人のヒーロー、ALOの活躍はGAPで堪能ください。大方の予想をみごとに覆す見事な走りでラップを重ねて遂に優勝を手にしながら、表彰台では戦闘モードを解くこと無く<次だ、次を観るんだ>って自分とチームに言い聞かせている様にみえます。凄い人です。

W03のダクト機能に関する期待が先行しているMSCですが、今回は予選3位を獲得しての10位フィニッシュ。復調は近いかも、と期待します。

PERは2位に入りましたが、このことはSauberがドライバーの速さよりも持参金を重視するようになってくるとKOBの立ち位置が変わる要因となる可能性があるので次戦ではPERの前で入賞することを期待します。

にしても、ALOの後日談として伝わってきた、実はモニタリングが停止していたので無線でマシンの状態を伝えながらレースしていたって件、しびれました。GT5アクセルを踏むタイミングがずれただけで大騒ぎするClearには到底、F1なんて無理なんだな、と思いました (^^;