本日、管理規約改正案の説明会を行ないました。
参加:12名
管理会社フロント:1名
オブザーバで、昨年コンサルタントでお付き合いしていただいた、マンション管理士の川合さんにも参加していただきました。
改正案の変更点の要旨を管理会社フロントの方より説明いただきました。
使用細則の第一次案の提示(後日各戸に配布予定)
(写真は開催前のスナップ。プロジェクタも使用しました)
規約について
一部改正規約第32条に駐輪場運営についての記載を新たに追加します。
(規約上のどこにも記載がないための措置)
参加者のご意見:
ー理事メンバーについて、これから課題も増え、負荷が高まるので人数を増やす必要があるのでは?
>毎年、頭を悩ませるのが次の理事をお願いする場合、なかなか引き受けてくれないとか、引き受けたとしても、一度も参加しないといったケースがあります。
規約上では、理事に対して報酬として拠出する規定がありますが、未運用となっています。この辺も検討してはどうか?
>あくまで自分の家であり、自分の家の管理に報酬というのはなじまない。
人任せにすること自体がおかしい。
>新築の時代は、管理会社任せで十分管理はできたが、管理組合で自主的に課題を検討することが多くなってきており、それに費やされる時間もかなり長くなる傾向がある。
>課題解決に向けて責任持った対応をしてもらうためにも報酬制もいいのではないか。
>出払い制などの方法もあるのでは?
>草刈など住民参加による作業にも参加する人は限られており、不平等感がある。
>H15年の国土交通省の全国マンションの動向調査においては、約2割が報酬を支払っている。
>理事会などの開催呼びかけなどの電話連絡など領収書が出ないような出費に対して請求しにくい。
所有者自らが参加し、管理の無駄な部分の変更などの検討を行なうことにより、全体的な経費の削減に貢献できる。
使用細則について
現在の使用細則は、標準的な細則と比べて大きく異なるため、今回より、標準的な細則に全面改訂とする。
ペット飼育の細則は、まだまとまっていないため、まとまり次第案内する。
討議:
インターネット関連の記述があるが、組合でやっているのか?
>あくまで、組合として業者に場所と電気代の提供を行なっており、年2回程度、使用料として還元がある。(雑収入として計上)
>ケーブルTV
TV受信設備としてアンテナを現在使用しておらず、CATVから供給されているものをパススルーで配信している。(未契約でも地上波は映る)
毎月、固定費を支払っているため、規約上に何も記載されていないにはまずい。
-->加えるようにする。
川合管理士よりコメント:
修繕積立金について、金利等の運用を考えた場合、住宅公庫のマンション管理組合向け、すまいる債が年利1.5%で現在の所では高利回りで人気が高い。
規約上で、総会決議になっているが、金融機関の破綻、倒産などで、緊急的に預金の移転ができないのはまずいので、理事会での決議で対応できるようにするのがいい。
2.その他課題、伝達事項について
避難訓練を12/3(日)10:00~実施します。
近隣に対しても訓練実施の旨の連絡をします。
直接給水方式変更について
各戸に配布の資料を元に検討を進めています。
既存の受水設備をそのまま使用するにしても、寿命等で5年以内に交換が必要になり、ほぼ同額程度の費用がかかるため、変更する方向で検討を継続します。
大規模修繕と同時に実施することでコストを多少抑制できるので、大規模修繕を合わせて検討を開始したい。
次回は、定期総会(11/26)にて決議となります。特別決議になるため、3/4の賛同が必要となります。