マンション管理組合奮闘記

とあるマンション管理組合の管理に関する行動記録です。管理会社変更で管理委託費削減に成功。組合活動の情報公開にブログ活用中

2号棟502号室リフォーム工事

2008-04-10 15:18:30 | 専有部リフォーム工事
今週の火曜に2号棟502号室のリフォーム工事を行なう旨の連絡が管理員室にありました。翌日から工事開始予定ということで、施工会社に対して、工事内容、施工仕様について詳細を提出してもらうよう指示しました。

工事施工願の届出書も提出されていませんでしたので用紙を渡しました。

フローリングのリフォームについて

2006-09-21 00:34:12 | 専有部リフォーム工事
マンションでのフローリングのリフォーム工事における注意点として、隣接住戸への遮音です。

建設当時の基準には、無かった事もあり、特に規約等で決めていなかったのですが、今後、ペット飼育を許可する方向を打ち出す為、今後のリフォームに付いては、ある程度の遮音性能を持つフローリング材の使用をお願いすることになります。

日本防音床材工業会(JAFMA)ではLL-45以下を勧めています。
(注 Lの後の数値は小さい程遮音性能が高いことを表す)

「マンションで特に注意しておかなければならない軽量床衝撃音遮断性能(LL)について、JAFMA・日本防音床材工業会では、LL-55以下を防音床材とし、その中でもLL-45以下が望ましいと考えています。当工業会のデータでは、すでに出荷量の91.7%(2000年度出荷実績)がLL-45以下となっており、このクラスが主流であることを裏付けています。」


■日本建築学会における適用等級と対応するL等級
適用等級特級1級2級3級
遮音性能の水準遮音性能上、特にすぐれている遮音性能上、すぐれている遮音性能上、標準的である遮音性能上、やや劣る
性能水準の説明特に高い性能が要求された場合の性能水準建築学会が推奨する好ましい性能水準一般的な性能水準やむを得ない場合に許容される性能水準
対応するL等級(軽量床衝撃音)LL-40LL-45LL-50LL-55LL-60


ちょうど工事申請が出ており、その辺を確認しましたが、遮音基準の無い床材を使用するとの事。今の所では、規制はできないのですが、今後、トラブル等が起こらないためにも検討をお願いしています。

次回、総会にて使用細則を含めた規約改正時に盛り込む予定です。

マンションでは、遮音について気を使うのは常識のようです。

参考記事
フローリング豆知識
http://www.mitsuwa-i.com/m-reform-f.htm
https://www.diyna.com/outlet/dynacity3/item17.html