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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

インド人と結婚した女友達:前編

2008年09月03日 10時38分08秒 | 海外での体験談(米、豪、アジア各地)
留学生仲間のインド人が、私と同い年の日本の女の子と結婚した。25歳頃の話である。
彼は産婦人科医で、15歳くらい年上だった。
お酒が好きで、ユーモアもあり「インドの季節は三つね。春と、夏と、雨」といった調子だった。

当時の私たちは、ギリシャ人夫妻、マレーシア(華僑:中国系)+ドイツ人夫妻と、このインド人といつも集まっていた。
彼らは私たちの日本での結婚披露宴に出て、歌や踊りも披露してくれた。
独り身だったインド人が日本人の彼女を見つけたというので、そりゃあーみんなで喜んだ。
インドで結婚した後、日本で盛大な結婚パーティをし、日本で一人目が生まれ、彼らはインドに帰って行った。

何年か経ったある日、インドから手紙が届いた。
「夫が死んだので、これから子供二人連れて日本に帰ります」と書いてあった。驚いた。
産婦人科医だから、現地で何かに感染したのか、事故なのか、とにかく悲しかった・・・。

彼女とは今でもメールしたり、会ったりする。
子供二人を育てるシングルマザーなので、忙しそうだ。
息子さん二人はすっかりたくましくなって、インドの学校に行ったり、こちらの公立に通ったり、バイカルチャーな子供に育っている。

続く

写真はみんなでサリーを着た時のもの。

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