孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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「うそには3種類。うそ、大うそ、そして統計」  じゃ、このデータは??

2013年10月20日 00時13分18秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
中国では、「うそには3種類。うそ、大うそ、そして統計」という言葉があり、中国の統計数字を仕事で使うが、この言葉を忘れたことはない。
信頼性については、過去に現首相のリカちゃん(李克強)が遼寧省党委書記時代(2007年)、当時の駐中米国大使に、中国の一部の統計は「人為的なもの」で信頼できず、遼寧省の経済動向を判断する際に注目するのは電力消費、鉄道貨物取扱量、銀行融資の3つだけ。
と話したことが、すっぱ抜かれたことがある。
(最近は、銀行融資の統計も信用できないけど・・)

さて、今週の北京の大気汚染はひどかったが、中国は広いので大気汚染が良かった場所もある。
その1つが山西省。
たまたま山西省に出張した人に聞いたら、すごく空気はきれいだったと。

しかし、下記は中国での環境汚染のサイトのデータなのですが、
http://tianqi.2345.com/air-54511.htm

大同の大気質量指数(AQI)が-9。
PM2.5やPM10もマイナス表示。 汚染がマイナスってどういうこと?
調べてみると、他の都市でもマイナス表記がされていた。

これってデータを少しでも良く見せようと偽装していたが、空気が良すぎて、偽装した係数を削除し忘れてありえない測定結果を表示した。 しかし、マイナス表記が尾かいいと思うことに誰も気がついていない。
って、こと??

うーん、中国のデータ、信用が出来ないというのをリアルで見てしまった。
しかも複数測定地点のデータで!!

下記は10月17日に上記のURLにUPされていた大気汚染に関するデータです。

山西省 大同のデータ
マイナス表記の大気汚染指数 これって、どういうこと?


山西省 長治のデータ
このデータもマイナス表記です。


北京のデータ


河北省 邢台のデータ AQI 500 非常に危険な状態の大気汚染です




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