孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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島耕作 日本の標準化戦略の遅れを語る

2010年01月22日 01時37分42秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)
==島耕作社長 日本の標準化戦略の遅れを語る==

島耕作社長が新年の経営方針発表会で日本の標準化戦略の遅れを会社幹部に語る。

島社長の発言内容は以下。

本年1月1日から当社は社名をテコットと改名致しました。それに伴って、初芝五洋ホールディングス、初芝電産、五洋電機の名称はひとつに統一されます。
と、島社長が社名変更を語り、
新政権下での景気悪化の一途、円高問題、政府の内需拡大をうたっているが国民の需要に期待することの厳しい現実。
最大の市場は中国であること、南米のリチウムなどの問題に触れ、
そのうえで、島耕作社長は、
「日本はまるでガラパゴス諸島のような特異国だ」と言う見方を諸外国からされているのです。
ガラパゴス諸島とは海によって生物の進化が断絶され独自の進化をとげた地域です。我が日本がここに似ていると言われているのです。
つまり、日本市場はここ十数年とても豊かだったために日本の企業が他国でのシビアな競争に参加しなくてもやってゆけた…
そのため総ての商品が日本仕様になっていったということです。総ての技術や技術基準が日本スタンダードに作られ、それで良しとしたために、世界に向けてのグローバル展開が非常にたち遅れてしまったのです。
結局、早くから海外市場をターゲットに行ってきた韓国とは圧倒的に差をつけられました。

うーーん、島社長、中国勤務だけでなく海外での経験が豊富なので、ガラパゴス状態の日本、そして標準化の立ち遅れでガラパゴスに住んでいる事を自覚していない日本をよく分かっている!!
なお、島社長はクリスマスイブの日は大町久美子とのディナーを楽しみにしていたのですが、顧客が事故を起こしたという一報を聞き、社長自ら飛んでいったため、楽しいデートがすっ飛んでしまったようです。

島社長の発言の詳細は、週刊モーニング第6号、社長島耕作をご覧下さい。