孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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上海小旅行(盧浦大橋)

2010年01月17日 13時01分57秒 | 旅行(中国)
上海小旅行(盧浦大橋)

まず、腹が減ってはと言うわけで、ホテルで朝食をたらふく食べる。朝9時近くまで寝ていたので、朝食時間のピークを過ぎたホテルのレストランは補充状態が悪いが、それでも品数が多いのでそこは没問題。
ちょっと食べすぎ(?)カナとは思ったがぺろりと食べてしまった。

朝食 (浦東 由由酒店) やたらと品数をとったなぁ


さぁて、今回の行き先はどこにしようかと、思案する・・・
そして今まで行った事の無い盧浦大橋の橋の上に登る事にする。
そこで、浦東の輪渡駅(フェリー乗り場)から黄浦江を横断し浦西へ行く事にする。人間の渡し賃は5角。渡し舟はバイクや自転車が多く、生活の交通機関として上海では使用されている。 黄浦江から南浦大橋を眺めると遠くに万博の中国館が霞んで見える。

 フェリー乗り場 右側の窓口で5角を払う。


 対岸からフェリーがやってきた


 南浦大橋の向こう側に万博中国館がみえた



 浦西側に着いてタクシーに乗って行き先を告げるが、タクシーの運転手は盧浦大橋の上に登れる事を知らないので説明に苦労する。 運転手は浦東だろと根拠のない意見を言い浦東に向かおうとする。入場は浦西側だと思ったが自信がない。 さて困った、観光案内などで事前に調べなかったので、どうしようか・・・ 上海在住の誰かに聞けば分かるか考え、TBBさんに電話して“浦西から”だと教えてもらう。 TKSです。
橋の観光の入場料は38元。 高い!! ま、しょうがないか。

 入場券です


 エレベーターで盧浦大橋に上がると、万博のマスコットの海宝(HAIBAO)が迎えてくれる


 橋のアーチ架橋にそって階段がある。 
 この階段けっこうしんどい。300段の階段に挑戦


ところで、橋には“盧浦大橋”と繁体字で書かれているが、中国での正式な字は簡体字のはず。 なぜ、簡体字を使わないのだろう? 不思議です。



 階段は途中から息が切れてくるが天気が良ければ橋の上からの景色は絶景(のはず)。 今日は中国特有のスモッグで遠くが見えないのが難点だが、万博会場は何とか見える。 そして、警備のスタッフからあれが日本観だと教えてもらう。 いや、正確には、こちらから質問しなくても、相手が寄ってきて日本人だと分かると万博会場を指して方向を案内してくれた。

 展望台(高さ110m)から万博会場を眺める
 赤い建物が中国館


 演芸中心(Performance Art Center)と日本館
 (左側のピンクの建物が日本館)


 黄浦江には多くの船が行き来している 
 時々、追い越す船もいて接触事故起こさないのかなぁ?


入手したパンフレットには下記の記述があった。
 上海盧浦大橋は、現在世界一の径間を持つ鉄骨構造のアーチ型の橋です。盧浦大橋ではオーストラリアのシドニー海湾大橋のように観光スポットとしてもお楽しみいただけます。“世界一のアーチ” 盧浦大橋では、南浦大橋、楊浦大橋などと違い、展望スペースが巨大な弓のようなアーチのトップに設置されており、浦江の美しい景色を一望いただけます。またアーチリブの“斜面”は、景色を楽しむ事ができる300数段の階段になっています。高速観光エレベーターのアーチリブのトップ、展望スペースに達します。バスケットコート大の展望スペースから一望できる美しい景色をぜひお楽しみください。また盧浦大橋は2010年に上海で開催される世界博覧会の所在地中心に位置していますので、世界博覧会の開催会場を一望できる絶好の場所になっています。

 階段を下る時、浦西側の景色が眺められる




上海の古い家

2010年01月17日 11時24分41秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
昨日は、上海の知人の古い家を訪問した。
建物は1925年頃に建てられたという、日本で言えば長屋のような感じで、路地に入ると北京では見かけない洗濯物が軒先からつるされている風景に出会う。
建物の中は建てた当時と大きくは変わっていないと思われ、上海の戦前・戦中・戦後、そして高層ビルが立ち並ぶ最近を住まいの世帯主が変わっても見続け来た長屋の歴史を感じた。ここから最新ファッションの雑踏の街までは僅か。 タイムスリップしたようだ。