仕事柄、英語圏の人のみならず、東南アジアや南米、はたまたアラブ諸国の人とも接する機会がたまにあります。もちろん、それぞれの人によって性格が違うから国ごとにひとくくりにはできないけど、少なからず国民性が見えたり、日本に住む外国人の方のお話が聞けたりしてなかなか面白いです。
例えば、群馬県や愛知県に地球の反対側から来たブラジルの方が多く居住されているのは知っていたけれど、なんと200人ほどが佐渡島にお住まいになってるって話を教えてもらったり(完全に初耳でした!)、フィリピンの方は日本にいてもフィリピンタイム(のんびり、のんびり~)で過ごされている方が多く、何だかいいなぁーと感じたり、元々スポーツには明るくない私だけれど、フランスで野球をやっている人は珍しいって話にビックリしたり、本当に世界って楽しい。いろんな話を聞くたびに、ステレオタイプで他国の人を見ているようじゃ、もったいないなって心底思います。
そんな外国の中でも、訪れたことがないこともあって、私にとっては未知なのがアラブ諸国。間違っていることもたくさんあるだろうけど、アラブ諸国について思い浮かぶのは・・・
・文字は昔の日本語みたいに、右から左に書く。
・とにかく暑い。
・石油で潤ってる国があれば、戦争が行われていて、母国から亡命しなきゃいけない人がたくさんいる。
・信心深く、毎日何回もの礼拝/お祈りを欠かさない。
・男性と女性が同じお部屋で食事などができない。
などなど。。。
でも、これはあくまでも私の印象だから、本当にそうなのかすら分からない。申し訳ないです。
そして、食いしん坊の私にしては、アラブ諸国のみなさんが何を主食にしたり、どういう食事を日々されているのかをほとんど知らないんです。宗教上、食べちゃいけない食材があることや、ラマダンの時期には断食することくらいは聞いたことがあるけど、ごはんを食べるのか、それともパンのようなものなのか、もしくはジャガイモみたいなものを主食にしているのか、本当に全然知らないんです。主食ですらそんな感じだから、どんなスイーツを食べているのかまでは、全然考えたことがありません。
だから、どんなに美しいスイーツがあるかなんて、夢にも思わなかった。今回はアラブ諸国の中でもシリアのお菓子、バクラワを口にするチャンスに恵まれました。


日本の和菓子の中でも練り切りは本当に美しいけれど、それとは違う美しさがバクラワにはあります。勝手に手先が器用な人が作ってるんだよ~、って思ってるくらい、よっぽど慎重に取り出さないとすぐに形が壊れてしまうものもあり、練り切り同様、とても繊細なスイーツです。
練り切りが白餡をベースにしたお菓子だとすると、バクラワはフィロとナッツをベースにしたお菓子みたいです。何種類か違う形のものがあるけれど、それぞれにピスタチオやアーモンド、クルミなどのナッツがたくさん使われていて、そのナッツをフィロで包んであったり、シロップで固めてあったりします。

さらに味はバターの風味もふんだん。ナッツにバターの組み合わせなんて、絶対カロリー高いよ~って感じだけれど、カロリーが高いものっておいしいんですよね(笑)。だから、バクラワもとってもおいしい!シロップの甘さがしっかりしているので、甘めのお菓子だけれど、コーヒーや濃い目に淹れた紅茶との相性は抜群!
こんなに見た目にも美しいスイーツを見ていると、いろいろ想像しちゃいますね。真っ白なトーブを着た男性陣が天井の高い、そしてとっても長いテーブルのあるお部屋で、水タバコをすいながら、もしくは甘いミントティーを飲みながら、バクラワをつまむ姿とかを。。。
あー、いつかアラブ諸国の人々みんなが、安心して家族みんなでお茶できる日がくるといいな。
例えば、群馬県や愛知県に地球の反対側から来たブラジルの方が多く居住されているのは知っていたけれど、なんと200人ほどが佐渡島にお住まいになってるって話を教えてもらったり(完全に初耳でした!)、フィリピンの方は日本にいてもフィリピンタイム(のんびり、のんびり~)で過ごされている方が多く、何だかいいなぁーと感じたり、元々スポーツには明るくない私だけれど、フランスで野球をやっている人は珍しいって話にビックリしたり、本当に世界って楽しい。いろんな話を聞くたびに、ステレオタイプで他国の人を見ているようじゃ、もったいないなって心底思います。
そんな外国の中でも、訪れたことがないこともあって、私にとっては未知なのがアラブ諸国。間違っていることもたくさんあるだろうけど、アラブ諸国について思い浮かぶのは・・・
・文字は昔の日本語みたいに、右から左に書く。
・とにかく暑い。
・石油で潤ってる国があれば、戦争が行われていて、母国から亡命しなきゃいけない人がたくさんいる。
・信心深く、毎日何回もの礼拝/お祈りを欠かさない。
・男性と女性が同じお部屋で食事などができない。
などなど。。。
でも、これはあくまでも私の印象だから、本当にそうなのかすら分からない。申し訳ないです。
そして、食いしん坊の私にしては、アラブ諸国のみなさんが何を主食にしたり、どういう食事を日々されているのかをほとんど知らないんです。宗教上、食べちゃいけない食材があることや、ラマダンの時期には断食することくらいは聞いたことがあるけど、ごはんを食べるのか、それともパンのようなものなのか、もしくはジャガイモみたいなものを主食にしているのか、本当に全然知らないんです。主食ですらそんな感じだから、どんなスイーツを食べているのかまでは、全然考えたことがありません。
だから、どんなに美しいスイーツがあるかなんて、夢にも思わなかった。今回はアラブ諸国の中でもシリアのお菓子、バクラワを口にするチャンスに恵まれました。


日本の和菓子の中でも練り切りは本当に美しいけれど、それとは違う美しさがバクラワにはあります。勝手に手先が器用な人が作ってるんだよ~、って思ってるくらい、よっぽど慎重に取り出さないとすぐに形が壊れてしまうものもあり、練り切り同様、とても繊細なスイーツです。
練り切りが白餡をベースにしたお菓子だとすると、バクラワはフィロとナッツをベースにしたお菓子みたいです。何種類か違う形のものがあるけれど、それぞれにピスタチオやアーモンド、クルミなどのナッツがたくさん使われていて、そのナッツをフィロで包んであったり、シロップで固めてあったりします。

さらに味はバターの風味もふんだん。ナッツにバターの組み合わせなんて、絶対カロリー高いよ~って感じだけれど、カロリーが高いものっておいしいんですよね(笑)。だから、バクラワもとってもおいしい!シロップの甘さがしっかりしているので、甘めのお菓子だけれど、コーヒーや濃い目に淹れた紅茶との相性は抜群!
こんなに見た目にも美しいスイーツを見ていると、いろいろ想像しちゃいますね。真っ白なトーブを着た男性陣が天井の高い、そしてとっても長いテーブルのあるお部屋で、水タバコをすいながら、もしくは甘いミントティーを飲みながら、バクラワをつまむ姿とかを。。。
あー、いつかアラブ諸国の人々みんなが、安心して家族みんなでお茶できる日がくるといいな。