それでは今日はこれで失礼します。
行ってきます。
お休みなさい。
また、明日。
もちろん、これはありがた迷惑な話である。
【ヴィホヂット】は別に女性が好きではない。
あくまでも男性が好きなのだが、これと言って好みの男性とは巡り会っていないので、憂さを晴らすために、男を手玉にとっていたのだ。
最近になって、【ヴェルト】と【プライス】が別れたという報告を受けてざまぁみろと褒められたものではない感情を持ったのだが、すぐに怒りに身を震わせる。
【プライス】の興味は【ヴェルト】からタティー・クアスンという訳のわからない女に移ったという報告を受けたのだ。
続く。
それで、ことあるごとに【ヴェルト】の仕事を邪魔してやろうと近づいてくるが、【ヴェルト】の側には腐女子、【リセンシア・アジュダンテ】が居た。
【リセンシア】は、
「あなた、良いわぁ~創作意欲をかき立てられるわぁ~」
と言って、無理矢理、他の女の子を【ヴィホヂット】にあてがったのだ。
すっかり、あてがわれた女の子は【ヴィホヂット】の虜となってしまった。
自分は違うと思い、何度も【ヴェルト】に嫌がらせをするが、その度に【リセンシア】に別の女の子を割り当てられ、今にいたるのだ。
今ではちょっとしたハーレムが出来てしまった。
【ヴィホヂット】はこの時、プライドがズタズタにされた。
それから悪夢を繰り返し見るようになったのだ。
【プライス】はその当時、【ヴェルト】のお尻に熱を上げていた。
そのため、怒りの矛先は【プライス】から【ヴェルト】に移っていた。
自分をフッた【プライス】よりも【ヴェルト】が凄いと言われているようで悔しかったのだ。
【ヴェルト・ハウプトシュタット】の元カレでもある。
プライドの高い【ヴィホヂット】は大して興味もない【プライス】に会っていきなりフラれたのだ。
「お前のお尻には興味がない」
と。
いきなり手玉にもとっていないのにフラれたのでは話にならない。
フるのは【ヴィホヂット】であって【プライス】ではない。
結果、【ヴィホヂット】は【プライス】に追いすがる形を取ってしまい、それが周囲の目には、【プライス】が【ヴィホヂット】をフって、すがりついて復縁を求めている様に映ったのだ。
「あぁん。もっといじめてぇ~……」
女は喜ぶ。
だが【ヴィホヂット】は喜ばない。
彼女も女だ。
【ヴィホヂット】には苦い思い出があった。
それは、自分の美貌を利用してそこそこイケていると思われる男をナンパして、後でこっぴどくフるという遊びをしていた時、たまたま、声をかけた男にフラれたのだ。
その男の名前は、【プライス・フィー】。
タティーにつきまとっているドスケベ四人衆のリーダー格の男でお尻好きの変態男である。
さて、今回から【プレイバック編】は【ファーブラ・フィクタ タティー・クアスン第002話(プレイバック)】となります。
2回目になりますね。
5回更新という事でお願いします。
今日の予定ですが、午前中はバイト、午後は病院に行きます。
余った時間は番組を見ます。
明日と金曜日の予定ですが、午前中はバイト、午後は番組を見ます。
制作再開は木曜日からで、午前中はバイト、午後は制作として20番目の【読み切り小説】の【僕と私の秘密旅】の清書を10ページ、【ユメミテ ゆめみめ】の文字入力を10ページ、作る予定です。
おはようございます。
今日は午後からメタボの薬を貰うのと健康診断の結果を聞きに病院に行きますので、ブログは朝、更新しようと思いました。
と言う訳で今日もよろしくお願いします。