通販

　某超有名ネット販売サイトの営業の方来店。やらないかとのこと。しかし、メガネというものは、その場で確認していただかないと販売できません。たとえ眼科処方箋、現用度数、そのままでという場合でも難しいです。フィッティングもできませんし、アフターの問題があります。しかし最近通販をやっているところもあるようですが、購入後、フィッティング等を他の眼鏡屋さん迷惑を掛けることとなります。
売りっぱなしでＯＫとなると、まじめにやろうという眼鏡屋さんのやる気を削ぎ、どんどん消えゆくのではないかという危機感を最近感じています。

　と偉そうにいっても私自身まだまだ勉強不足。一生勉強不足というのは消えないかもしれませんが…。
というわけで？また勉強の為、明日から３日間名古屋に行ってまいります。おもに視機能問題についてですが、ちゃんとついていけるか不安です。

すいませんが３日間お休みさせていただきます。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　

朝一で

　朝一番、近所のお花屋さんが腕を吊りながらご来店。ついさっき転んで骨折したとのことです。眼鏡は大きく曲がり、その調整に来られたのですが、まだ病院に行ってないのでこれから行くとのこと。見えないと怖いのでまずメガネということでいらっしゃいました。突然で、急ぎで、ひどい怪我で、とにかくこちらもあせりました。今までいろんな状況がありましたが、絶対に失敗しちゃいけないプレッシャーは何回やっても慣れません。それより、お花屋さんが心配です。
　　　　　　　　

三沢光晴さんRIP

　朝知りました。プロレスファンの私としては全く信じられません。トップ中のトップである三沢選手がこのような事故で亡くなるなんて…。本当に言葉もありません。三沢光晴さん、御冥福をお祈りいたします。

コート剥げ

　よくある質問の一つがこれです。

「コート剥げを起こしたレンズをもう一度コートし直してくれないか？」と。

　残念ですが現時点では無理です。やれるとしても買うより何倍ものお金がかかるのでは…。

メガネレンズというものはあまり知られていないですが、いろんなコートが施されています。
レンズで良くあるタイプのコートの断面を表しますと、
　　　　
　　　　撥水コート
　　　　反射防止コート
　　　　衝撃吸収コート
　　　　レンズ素材
　　　　

分かりにくくてすいません。しかしメガネレンズというのは作るのに非常に手間がかかっています。伊藤光学さんのレンズ工場の見学に行ったときに、手間の掛け方をみて、もっと世間の光にあたって欲しいと思いました。日本のモノつくりのまじめさが痛感出来ます。

反射防止コートは光の干渉の性質を利用したもので、これがないとメガネレンズの裏表が反射し、ギラついてみえてしまいます。

この反射防止コートが剥げると残念ながらメガネレンズとしては寿命となります。
以前、大阪での研究会に出席した時、そこの先生がおっしゃっていましたが、反射防止コートとハード層は密着度が高く、反射防止が剥離することは少なく、レンズ素材とハード層の熱膨張率の違いで、コートのクラック→コート剥げになるそうです。

結構几帳面な方ほど力をこめてゴシゴシ表面をこすってしまうようで、優しく拭いてくださいね。
たまにお風呂の持って洗う方が…。石鹸はまずいので、中性洗剤を使ってください。

で、熱に強いコートのレンズが出ました。紹介はいずれまた。
　　　　

オタマ…

　オタマジャクシが空から降ってきているそうですね。ニュースでしっかり取り上げているところがすげえです。でもまあ話の落ちとしては、人の悪戯ではないかと思いますが…。だとすると生きたオタマにそういうことをやるのは許せませんね。
最近オカルトチックな話題に触れることが少なくなってきたので、その手の本を見たくなりました。昔はムーだのなんだの良く見てた気がします。まだあるのかな？

地元情報紙

　先ほど地元情報紙の前の編集長が店にやって来ました。開口一番、
「新編集長がやめることになり、また私がやります。」とのこと。新しい編集長がやるようになってまだ２か月足らず…。なぜ？？？まあいろいろ大変だったのでしょうが、あまりに速くてびっくりです。前の編集長は私に、やってみませんか？とのこと。それは面白そうですが無理(笑)。女性のための誌面作りなのでやはり女性が良いと思います。どこかに、やる気のある物事やり通すやり手の女性いないでしょうか？
　
　お客様で視野が狭くなる疾患で、視覚障害者として認められたと報告にきていただきました。認可が下りるまで役所は時間がかかるので大変ですが、ひとまずよかったです。

辻井伸行さんのピアノはすごいですね。一度生で聞いてみたいです。

検査機器

　先ほどメガネ屋の知人Ｎ氏が遊びに来たのですが、店の検査機器をもらってもらいました。視力測定に使うものですが、タイプは違えど同じものがなぜか3つもあるのです（プラス家に一つ）。自動のものが増えてる中で、私の場合手動の方が頭に入りやすいのでいまだこれです。ちなみにＮ氏は店に自動のものがあるのですが…。
何でもかんでも機械に頼ると頭が空っぽになりそうです。漢字については確実にレベルダウンしています。(笑)。

パン

　先ほどパンを頂いてしまいました。ちょうどお腹が空くころです。すいません。
椎名町のパン屋さんで買ったものらしいのですが、お店の名前を聞くのを忘れてしまいました。営業中、店からでないのでいまだにこの近辺のことが分かっていません。ヤベーヤベー…。それにしても運動もせずにお腹が空くこの不思議。いまさらですが…。たまには運動してお腹を空かせたいものです。学生時代のように剣道を…というのはきついので、スポーツチャンバラ…うーん形は気楽そうですが、ハードそうですね。

出勤前に…

　暫く行方不明になっていた野良猫が戻って来ました。まったくなついていませんが、いつも家の前にというか、私の自転車の前に陣取っています。店に行くために自転車に乗ろうとすると、実にめんどくさそうにどいてくれます。バーっと逃げるわけでもなく、寄ってくるわけでもなく、微妙な距離を保っています。顔はいつも
「この土地は私のもの」と言わんばかりです。毎年このカラーリングの子猫が生まれているみたいですが、先祖代々この土地にいたネコ族かもしれません。それならばあの態度もうなずけます。

大きく見える老眼鏡

　本日のお客様の質問です。

Ｑ最近、新聞が見えにくい。大きく見える老眼鏡はありますか？

　老眼鏡というものは、人の調節力の手助けをして、見たい目的の距離のものを網膜に結像させるためのものです。見ている像を大きくしてみるものではありません。
しかし、角膜頂点からレンズが離れているため、凸レンズは像大きく見えます（凹レンズは小さく）。
近似式としては　眼鏡像拡大縮小率→ＳＭ、メガネレンズと角膜頂間距離→ｈ（ｍｍ）、レンズの度数→Ｄとすると、
　　　ＳＭ＝ｈＤ/10　（％）となります。
つまりは度数が強ければ強いほど、レンズと眼の距離が離れれば離れるほど、自然の見え方から遠くなります。

　メガネ式の拡大ルーペというものはあります。しかしこれはピントを合わせるというよりは、視力が手術してもも視力が出にくい方（ロービジョン）がお使いになることが多いと思います。普通の方が使うこともあるかもしれませんが、その前にまず視力が出るかどうかが大事です。本日のその方は視力が出にくく、その症状は急に見えなくなったとのこと。ですので拡大ルーペを使う前に眼科受診をお勧めしました。

ん、雨あがりましたかね？