ミナミのフと思ったこと…

福知山の眼鏡店 眺望工房ミナミの店の情報、その他。店主 南薗の日常の感じたことなど。

調整

2017-08-21 18:21:56 | 調整

 先ほどの放送がよく聞き取れなかったのですが、

振り込め詐欺のことだったでしょうか?

この手の詐欺は息子の振りして、ということが多いですが、

犯人は各地域の方言で言っているのでしょうか?

ちょっとおかしければバレますね。

そうすると都市より地方のほうが絶対数もですが確率は少ないのでしょうか?

疑問です。

 

持ち込み枠の調整がたまにありますが、調整できないものもあります。

海外製品だったり、構造上ムリ!というものもあります。

しかし、いろんな部品を駆使してかかり具合を向上させることはできます。

今日もそんなで四苦八苦!

 

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前日

2016-11-22 15:50:08 | 調整

明日いよいよ「福知山マラソン」本番です。

もう逃げられない、と思うと脳内に「ドナドナ」が流れるかと思いきや、

もう練習しなくていい、と思いホッとしています。

 

その昔は短距離よりは長距離のほうが幾分まし…しかしその程度は

人から得意教科は何?と聞かれれば

「え?…特に…無理にあげれば…こ…国語?…日本語しゃべってるし…」

という感じで自慢できるわけでもない、という程度だったと思います。

 

とりあえず小出監督の初心者から~中級までを対象に書かれた

「マラソンの強化書」を読み練習。

おかげで、ビルドアップ、インターバル、レぺ、ペース走、LSD等の

陸上用語を覚えました(覚えただけでやらなかったのもあります(笑))

 

冷静にアスリート的な見地から自分を分析すると

筋力、パワー、スピード…ナシ。

長所を強いてあげれば…やせ我慢!!

これしかありませんw

 

自分にとって結構きつい練習をこなし、あちこち体はヤバいですが、走れるはず。

しかしいつ膝がパンクするかは走ってみないとわかりません。

練習でも走ったことのない42.195kmですから、ただでは帰れないと思います。

元気玉(沿道の応援)を受け

界王拳(やせ我慢!)を何倍まで発動できるか!

行ってきます~!

 

前日受付を済まし、受け取った袋の中を確認すると地元小学生からの応援メッセージが!

走る前から感動MAX!!!!!

 

戻ってこれたら朝まで眠り続けます…。

 

 

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調整⑦

2016-05-30 17:03:04 | 調整

 店の花を変えました。

生花はやはりいいですね。

 

さて、光学的調整の「頂間距離」による影響をまとめます。

何の何についての何、という風に、枝葉枝葉に説明がいってしまい申し訳ありません。

     頂間距離が長くなると

①視野       視野が狭くなる。短いと広くなる。

②側方視の収差   より周辺部を用いるので、レンズ収差(ボケ、歪み等)

③視空間知覚の変化 像の歪みが増加する。

④拡大縮小     凸レンズは物体は大きく、凹レンズは小さくなる。

⑤ゴースト     ゴーストフレアーが生じやすくなる。

⑥度数       凸レンズは弱く、凹レンズは強く。

 

と、こんなものでしょうか…。(抜けているのを気づいたらまた書きます)

最近のメガネは大きいのから小さいのまで、幅広くあります。

小さいと視野の問題など、使いやすくするには気を使いますね。

とりあえずフィッティングについて、光学的問題はこの辺で終わりたいと思います。

かけ心地についてのフィッティングについてはまた…。

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調整⑥

2016-05-27 16:46:49 | 調整

 暑いですねえ。

蝉が間違えて飛び出てきそうです。

このまま夏…とはならないでしょうけど。

 

 調整の続きです。

光学的調整の部分ではとりあえず今回で終わろうと思います。

 

メガネレンズは、眼球の角膜頂点から12ミリ離れているとの計算で作ります。

これは一応の決まり事で、ケースによっては変えなくてはいけない場面も出てきます。

凹レンズの場合、眼からレンズを離すと矯正効果が弱くなり、近づけると強くなります。

凸レンズの場合、その逆になります。

例えば近視用コンタクトレンズで「-4.00D」ぐらいの度数を使っている場合、

メガネの場合は「-4.25D」になります。(計算では多少ズレが出ますが、度数は0.25刻みなので)

これはあくまで矯正効果であり、このコンタクトの人がこの度数にするわけではありません。

この矯正効果も度数が強ければ強いほど、レンズ後面と角膜頂点の「頂間距離」の問題も大きくなります。

「頂間距離」の問題は、度数だけでなく、像の大きさや、歪みも…。

…書いていくとちょっと増えそうです。

次回こそまとめます!すみません!

 

 

 

 

 

 

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調整⑤

2016-05-23 16:00:13 | 調整

 夕方になると店の横でコウモリが飛び回っています。

落し物は困りますが、蚊を退治してくれるので、ま、いいか…。

 

 さて、調整続きです。

できるだけ絞って書いているつもりなのですが、大事なことも多いので…。

 

かけているメガネが下るとどんな問題が起きるか。

まず、人の眼は左右高さが同じとして、左右同じ度数であれば、

「上下プリズム」は発生しません。

変な言葉が出てきましたが、これは何なのかというと、

水平線をメガネを通して見たときに、水平線の位置は左右同じだけズレるので一応大丈夫。

ところが左右の度が違っている場合、メガネが左右同じだけ下っても水平線の位置は、

度が強いほうが大きくズレます。<プレンティスの公式 p=D(度数の強さ)・h(距離)>

人間、水平方向の視線を寄せたり(輻輳)、離したり(開散)するのはある程度得意なのですが、

上下別々に、例えば右が上見て、左が下を見る、というようなことは苦手です。

度の入ったメガネで、左右の高さが傾くとつらいのはこのためです。

    

    左右同じ度でも傾けば、

    左右違う度で、メガネが下がったり、傾いたりすれば

モノを一つに見るということに負担をかけるということになります。

 

ちなみに目の高さが左右違う場合でも、メガネの枠の同じ高さにレンズの光学中心をつくってしまうと

「上下プリズム」発生、となります。

この辺の説明になると「加工」の問題に入るため割愛します。

                               続きます。 

 

 

 

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調整④

2016-05-16 16:29:24 | 調整

 午前中はものすごい風でした。

今放送で、大雨洪水注意報の一報が入りました。

皆さまお気を付けください。

店もあたりも危険区域ですので、私も気を付けます!(どれもって逃げるか決めてませんが…)

 

 調整続きです。

「前傾角」のつぎに「そり角」というのがあります。

メガネを掛けたとしての形で上から見たとして、

遠く用(常用)は左右が同一平面になり、

 

 

こんな感じで近くを見るときは、輻輳(より目)になるので角度が少し「Ⅴ」の字となります。

この場合、視距離や瞳孔間距離によって変わります。(tanα=(瞳孔間距離/2)/(視距離+12))

実務的には170°くらいが多いとされています。

 

 ちなみにヒトの頭蓋骨の眼窩、つまり眼球のソケットは、

真上から見て左右の内壁は互いに平行なのですが、外壁は互いに90°になります。

眼球を回旋させるためにこのほうが都合いいと、人体の設計者は思ったのでしょう。

本当に人間の体はよくできています。

 

しかし頭のほうは人工知能に追い抜かれそうですが…(笑)(昨日のNHKを見て)

 

 

 

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調整③

2016-05-14 16:07:50 | 調整

 朝歩くのが気持ちいいですね。

元気一杯に鳴いている鳥にカメラを向けました。

メジロだと思うのですが、メジロの鳴き声はこんなだっけな?という感じでした。

ちっさいくせに凄いパワーです。(発音ママで書くとなんか変だから皆「小さい」と書くのかな?どうでもいいですねスイマセン(笑)

由良川堤防沿い。

ここはオランダですか?というような風景。(オランダいったことないですけど)。

 

 調整の話、続きます。

そういうわけで眼鏡には「視線」と「光軸」を一致させるために「前傾角」といわれる角度が付きます。

昨日書いた「常用視線」があれば、手元を見るための「近用視線」もあります。

一般的には下向きの眼球回旋は10°~20°と言われています。

したがって「前傾角」もそれに合わせます。

これらはあくまで基本で、レンズが遠近両用であったり、

また、近くを見るといってもパソコンだったりすると変わってきます。

つまりはその方のライフスタイルに応じてということになります。

 

…今思い出しましたが、以前ビリヤード用として注文されたお客様がいらしたのですが、

競技じたいがあの姿勢ですので、「常用視線」の角度調整だと、視線がメガネの上の隙間を通過します。

そこで「前傾角」もそれ用に、そしてフレームもフチなしにしてレンズを通常のものより上部に大きく広げました。

普通だとかなり不格好なメガネの出来上がりです。

ホントにこれでいいのか?と作っている最中ドキドキしたものですが、

「これでいい」と納得されて、ホッとしたのを覚えています。

 

 

 

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調整②

2016-05-12 09:49:43 | 調整

 今日は気温が上がってます。

さすがに「寒い」というセリフは、

もう言わなくてていい季節に入りましたでしょうか。

 

 さて、光学的フィッティングについての続きです。

レンズには「光軸」というものがあります。

レンズは第1面、第2面(表裏)の曲率の違いが、度数の違いを生むわけですが、

第1面、第2面の曲率中心を結ぶ線…というとややこしい気がします。

レンズ中心に鉛筆を垂直に立てるイメージだとわかりやすいでしょうか。

 

メガネはこの「光軸」と人の「視線」を一致させるわけです。

「視線」とは「見ているモノ」と「網膜の黄斑部中心窩」(一番視力の高いところ)を結ぶ線です。

しかしここで疑問がわいてきます。

 

「視線」なんてその時その時でいろいろ変わるのでは?

 

それはその通りで、すべて一致させることは不可能です。

そこで、「常用視線」というのがベースとなります。

これは普通に人が立ち歩きしている視線位置が、10m~20m先の地面を見ていて、

この位置が眼の筋肉の最もバランスの取れた楽な視線位置と言われています。

(外眼筋といわれる眼球にくっついている6本の筋肉)

平均身長から割り出すと(tanΘ=h身長/見てる距離)、水平視線から5~10°下を向くことになります。

この下を向いた「常用視線」の角度とレンズの主平面(横から見たところ)直交させます。

ちょっと言い回しがややこしいですが、メガネを横から見るとツルとレンズが90度になっていないと思います。

 

ちょっと話がそれるかも…ですが、福知山の方は車主体の生活で、あまり歩いていない気が…。

                    長くて申し訳ないです。続きます。

 

 

 

 

 

 

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調整

2016-05-11 16:52:59 | 調整

 よく聞かれること…

「ネット販売はしないの?」

本日も聞かれました。

日本眼鏡技術者協会で禁止というのもありますが、眼鏡というものが本来それがやりづらいモノなのです。

その一つがフィッティング(調整)です。

 

というわけでメガネの調整について。

なぜ眼鏡にフィッティングが必要なのか。

大きくわけて3つあります。

①光学的調整

②快適装用のための解剖学的調整

③外観的に美しく見える調整

 

①は、どんなに詳しく検査し、最高の視力、視機能を引き出せるレンズ度数を決定したとしても、

フィッティングがダメだと元も子もありません。

度が強ければ強いほどこの差は広がります。

簡単な例では、眼鏡が傾き左右の高さが変わるとつらいものです。

これはレンズのプリズム誤差のためです。(詳しくはまた)

「度」というものがレンズに入ると、いろんな厄介な問題が起きていきます。

                 …続きます。

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フィッテング

2016-05-10 18:12:05 | 調整

 よく降りますね。

朝は何とか曇りで踏ん張っていたので、堤防沿いを走りましたが筋肉痛…。

リハビリにはまだまだ時間がかかりそう(笑)

 

さて、開店してからお客様から質問をいろいろ受けますが、

「フレームを売るの?」

「ここで作るの?」

「修理が専門なの?」

「眼を測ったりもするの?」等、基本的な問題を聞かれます。

「コーヒー売ってる?」と聞かれたときは返答に困りました。

でも外見は喫茶店ぽいですかね?(笑)(お茶ぐらいは出します!)

ともあれ眼鏡屋という仕事が何をするのか、どこまでやるのか認知されていない模様。

 

・度数合わせ

・フレーム&レンズ選び

・調整

絞って簡単にいうと、これがお客様と共に進める作業となります。

 

昨日、「メガネって調整しなきゃいけないんですか?」という質問を受けましたので、

しばらく調整についてここで書こうと思います。

 

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