ミナミのフと思ったこと…

福知山の眼鏡店 眺望工房ミナミの店の情報、その他。店主 南薗の日常の感じたことなど。

フチなし

2014-08-16 17:57:28 | めがね

 雨もやみ、そろそろ通りに人が戻ってきたでしょうか。

 

お客様にフチなしメガネについて色々と聞かれました。

最近では以前より掛けている人は減ったものの、これでないとダメという人もいます。

自分の素顔を大事にしたい方には一番です。

しかし、手入れ、向いているレンズ、などいろいろ課題も多いのがフチなしメガネ。

細かいことはたくさんあるのですが、フチなしの構造に絞って説明していきます。

 

メガネ屋は「フチなし」と呼ばず、「スーポイント」または略して「ツーポ」といったりします。

1枚のレンズに穴が2つ開いているところからきていると思われます。

これは一番オーソドックスなタイプ。ネジ止め、フレーム形状を見るとレンズを少し包み、回転するのを防ぎます。

 

これもネジ止めのタイプですが、よく見るとレンズ端には穴が最初のものに比べ1つ多いです。

でもこれも「ツーポ」といってたりします。

 

これは少し特殊で今までのものがフレームと留めるネジが分離できていたのに対し、

これはネジがフレームと一体型になっています。

裏からナットで留めるのは同じです。

わかりづらいですが、レンズの回転を防ぐため小さな穴がもう一つ開いていてふれーむから突起がでていてその穴に差し込まれます。

 

これも先ほどのモノと同じカンジです。内側はネジ分離。

 

これも1体型ですが、今度はネジ止めでなく特殊な材料でレンズを留めます。

 

まだ他にもあるのですが、構造だけでたくさんあるということは、どれも一長一短あるということでしょう。

ちなみにトラブルあったときに一番直しやすいのはオーソドックスなモノです。

「決定打!」は色々あって難しいかな…。

 

 

「眼鏡の詩」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする