今回は、中国ビジネス関連の書籍のご紹介。
まず1冊目は、サーチナ総合研究所の「中国の言い分」。
日本人は総体的に中国人・中国社会に対して「上から目線」だと言われることが多い。
筆者も、同感することが少なくない。
しかし、それは急激な変化を続ける中国を断片的にしか見ていないこと、偏った中国社会像がマスコミによって流布されていること等が背景にあるのだろう。
ただ、国家間の関係も人間関係と同じで、お互いの言い分があるのだ。
この本を読むと、改めて「そうだったのか」と思い返すことができる。
続いて、岩波新書の「中国は、いま」。
中国通の論者9人が、それぞれテーマを絞って、独自の思考で中国観を表現している。
多少、難解な部分もあるが、あまり拘らずに読み進んでもいいだろう。
巷には「中国は破滅する!」とか「中国が世界を侵略する」といった、俗に言う「こうなる本」が溢れている中、客観的な視点で中国の情勢を伝える良書のひとつである。
筆者は最近、「日本人は自分で思考する機会を減らしているのではないか?」と思うことがしばしばある。マスコミから流されるニュースを十分に吟味せず、憶測や噂に基づいて行動している例を見受けることが少なくないからだ。
ただ、「こうなる本」がその後、本当にそうなっているかを検証すれば分かること。
間違ってもいいので、客観的な事実に基づいて自分で判断するクセを身につけたいものだ。
三冊目は、中国限定ではないが、ライフサイエンスのよくニュースがわかる「世界の情勢」地図帳。
飛行機で移動する際、何気なく空港で拾い買いしたものだが、なかなかの内容。
とにかく多岐に亘る世界情勢を非常にコンパクトにまとめている。
2冊目同様、客観的な視点で記述されている点も素晴らしい。
現代社会はニュースが溢れているだけに、コンパクト化する作業は難しい。
こうした書の助けを借りることも一手ではないだろうか。
最後に、少し古いが、別冊宝島の日本vs中国。
私は2010年の分しか読んでいないが、2011年モノは出版されているのだろうか・・・?
右から左まで様々な論者が持論を展開する様相は、いかにも別冊宝島らしいが、混沌とした中国観を実感するには良い書だと感じた。
こうした書を1年後、数年後に改めて読み返すと、当時の予測と歴史の結果との対比ができて面白かったりもする。
中国は国土が広いし、変化も物凄く早い。
ただ、だからこそ面白みがあるというもの。
皆さんも、偏見をもたず、楽しみながら中国観を磨いていきませんか?
まず1冊目は、サーチナ総合研究所の「中国の言い分」。
日本人は総体的に中国人・中国社会に対して「上から目線」だと言われることが多い。
筆者も、同感することが少なくない。
しかし、それは急激な変化を続ける中国を断片的にしか見ていないこと、偏った中国社会像がマスコミによって流布されていること等が背景にあるのだろう。
ただ、国家間の関係も人間関係と同じで、お互いの言い分があるのだ。
この本を読むと、改めて「そうだったのか」と思い返すことができる。
続いて、岩波新書の「中国は、いま」。
中国通の論者9人が、それぞれテーマを絞って、独自の思考で中国観を表現している。
多少、難解な部分もあるが、あまり拘らずに読み進んでもいいだろう。
巷には「中国は破滅する!」とか「中国が世界を侵略する」といった、俗に言う「こうなる本」が溢れている中、客観的な視点で中国の情勢を伝える良書のひとつである。
筆者は最近、「日本人は自分で思考する機会を減らしているのではないか?」と思うことがしばしばある。マスコミから流されるニュースを十分に吟味せず、憶測や噂に基づいて行動している例を見受けることが少なくないからだ。
ただ、「こうなる本」がその後、本当にそうなっているかを検証すれば分かること。
間違ってもいいので、客観的な事実に基づいて自分で判断するクセを身につけたいものだ。
三冊目は、中国限定ではないが、ライフサイエンスのよくニュースがわかる「世界の情勢」地図帳。
飛行機で移動する際、何気なく空港で拾い買いしたものだが、なかなかの内容。
とにかく多岐に亘る世界情勢を非常にコンパクトにまとめている。
2冊目同様、客観的な視点で記述されている点も素晴らしい。
現代社会はニュースが溢れているだけに、コンパクト化する作業は難しい。
こうした書の助けを借りることも一手ではないだろうか。
最後に、少し古いが、別冊宝島の日本vs中国。
私は2010年の分しか読んでいないが、2011年モノは出版されているのだろうか・・・?
右から左まで様々な論者が持論を展開する様相は、いかにも別冊宝島らしいが、混沌とした中国観を実感するには良い書だと感じた。
こうした書を1年後、数年後に改めて読み返すと、当時の予測と歴史の結果との対比ができて面白かったりもする。
中国は国土が広いし、変化も物凄く早い。
ただ、だからこそ面白みがあるというもの。
皆さんも、偏見をもたず、楽しみながら中国観を磨いていきませんか?
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