<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

行楽(中国の訪日旅行紹介雑誌)読者会の様子

2013-03-17 | 中国ビジネス

またもやブログ更新が滞ってしまいました。。。
理由は・・・、明日の記事で明らかにします。
ホントに忙しいんです、ハイ。

今回は、3月16日(土)午後に行われた行楽という訪日旅行紹介雑誌の読者会の様子をレポート!
この「行楽」という雑誌、元々は北海道旅行を紹介する「道中人」、九州旅行を紹介する「南国風」という二つの雑誌を合体させて誕生したもの。



定価は20元ですが、現在は特別価格で10元。
現在は3月号が発売中で、ネットでも購入できるようになっている。

この雑誌の歴史が上記のとおりなので、九州観光を売り出すという観点で考えると重要なツールのひとつであることは間違いない。
中国での知名度を考えると、九州は北海道に遠く及ばない。
訪日観光の人気投票をすると、常に北海道が上位にランキングされるが、九州は少しずつ知名度が上がってきているとは言え、国内での知名度と比べるとまだまだというのが現状だ。
ここには色々な原因が考えられるが、「中国に最も近い」という利点を最大限に生かす取組みを各県が協力して展開していくという視点が最も重要となるだろう。

その意味では、今回は鹿児島県、熊本県・市、北九州市、JR九州がゲストとして参加したことの意義は大きい。
私は会合などでよく「九州は、島国の中の島国。大いに島国根性を発揮していきましょう」と声掛けすることが多い。
これは半分冗談ではあるが、そのくらいの団結力を見せないと、県単位の垣根を取り払うことが難しいのも事実である。
当地上海では、九州・沖縄でまとまって行動することが多く、他の自治体から羨ましがられることも多いんですけどね。
これを全体に拡げていくことが大事か・・・と。


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話を読者会に戻しましょう。
今回の読者会、定員20名に対し、ナント30名の応募があったとのこと。
文字どおり、会場はぎゅうぎゅう詰めの状態でしたね。とてもイイことです。
こういった読者会に参加する読者は、少しでも自分たちの旅行のためになる情報を得ようと積極的な姿勢が目立つ。
我々ゲストスピーカーが予想もしていなかったような質問もあり、答えに窮するような場面もしばしば。



とはいえ、参加者同士の交流も盛んに行われ、和やかな雰囲気のもと、あっと言う間に予定していた2時間という時間が過ぎることに。



参加者には「南国風」や「行楽」のバックナンバーや参加自治体の資料なども配られ、参加者の皆さんが一生懸命資料に見入っていたのが印象的でしたね。



広報の基本として、「広く浅く」告知をしていくことも大事ですが、こうしたコアな潜在顧客をしっかり掴まえていく努力も同時に行っていくべきだと改めて感じさせられた。


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そして、終了予定時間が近づいてきたところで・・・



九州のアイドル、「KUMAMON」の登場です。
実は、KUMAMON、ここ上海でも知名度が急上昇中。
現在、「お箸や柚子」という日本料理店(3店舗)で「九州・沖縄グルメフェア」を展開中ですが、ここでもKUMAMONが登場すると店内の雰囲気が一変。
写真のフラッシュの嵐となります。
こうした「ゆるキャラ」の文化、もっとアピールしていく必要がありそうです。

それにしても、今回の参加者、日本好きの方が多かったということもあって、ノリが違いましたね。
そのあたりは、画像を見て頂けると分かるのではないか・・・と。



日本での報道だけを見ていると、「日本人は中国人・中国が嫌いで、中国人も日本人・日本が嫌い」という結論になりがちだが、実態はあながちそうでもないんですよね。
国家間の政治面で難しい問題があるのは事実ですが、それを超えた人的交流が存在するというのも事実。
これからも両国の交流に向けて、少しでも役に立てるよう頑張っていきたいもんです。。。


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