12月2日(日)
この間書いたように、行道山の北のp434mから南西にのびるの長い枝尾根を歩きたくなった。
ネットで調べたが記録はない。どこかにあるのだろうが見つからない。困った。
仕方がない。下調べに行こうということで行ってきた。
いつものことだが家を出たのは10時過ぎ。
あまり詳しくは調べられないが、紅葉の具合もかなりすすんでいるはずだ。
紅葉の写真を撮るのも楽しいだろう。
この日は浄因寺下の駐車場に駐めた。
満車状態。モノレールのお客も多いようだ。
先週会話を交わした案内の方がいる。
「先週も会いましたね ^^」と話しかけてくる。
「今日は紅葉が最高ですよ」とおっしゃる。
先週は「今年は紅葉はダメですよ」といっていたのに~~ ww
紅葉の時期がずれただけだったのだ。
今年は桜の満開時期とかアカヤシオの見頃とか、かなり予想がずれた。
紅葉も例外では無かったのだ。
11:25 スタート
11:40 浄因寺についた。
くる途中の山々も1週間前とは様相を変えていたので期待はしていたのだが、期待以上のすばらしさだった。
清心亭は今日も開いていた。
開くのは今日が今年最後だという。
山ガールさんも撮影に夢中だ。
ここで山ガールさんに会うのは珍しい w
どこまで行くのだろうか。装備は完璧だ。
ザックはオスプレイ。
ストックは使わずにザックのポケットに入れている ^^
これぞ The YAMAGIRL ^^
どうしても逆光になってしまう >< こんどは朝早くにきてみるかな。
今日は目的がコースの下見だ。
先を急ぐ。
いつもの撮影スポットについた。
スゴイ。
先週、今年は紅葉はダメだったなんて書いてゴメンナサイ ><
今まで見た中でも1.2を争う浄因寺の紅葉だ。
このお堂の前がベストポジション。
楓と銀杏の両方ともが絶好調。
ベストタイミングだ。
先を急ぐ。
寝釈迦直前でわんちゃんづれのハイカー。
ここではわんちゃんづれも多い。
12:00 寝釈迦の展望地に着いた。
ここにも家族連れがいた。
オジイチャンとお孫さんかな ^^
いつものように安蘇南端の山々にご挨拶 w
12:26 仏法僧峠についた。
左に行けば行道山頂上。 今日は右のp434mの方にいくのが目的なのだが・・・・。
昼食だ。頂上に行こう w
頂上直前で歩きたいと思っている枝尾根が見えた。
見直してみるとかなり遠いし厳しそう ><
ほとんど戦意喪失 ><
紅葉を撮ってた方が楽しそう ww
右端にみえるコブがあるのが目的の枝尾根
ツツジの狂い咲きがいる。
うまく撮れなかったが・・・・・
よくみると、アカヤシオ ぽい ^^
近づいて撮ればよかったなぁ~~~ ><
12:30 頂上着
頂上ではご夫婦のハイカーが昼食中だった。
他に地元のオジサン二人づれがお湯を沸かしていた。
挨拶して情報交換。
行こうと思っている枝尾根も歩いたことがあるらしい。
「ヤメタホウガイイヨ」とおっしゃる ww
キツイらしい。
先週と同じ場所でお湯を沸かし昼食。
先ほどのオジサンのひとりがアルコールバーナーにかなり興味を持った様子。
1000円もしないですよというと目を輝かせた。
こりゃ買うな www
一人はザックに興味を持ったようだ。
キャンバス地のザックはめずらしい。
30年前のダックス。
サブのザックだったし、ろくに使わないうちに山はやめてしまったのだ ><
今はこのザックが一番使いやすい ^^
ソロのオジサンも加わって山座同定に夢中。
地元のオジサンがソロのオジサンに教えているようだ。
中央が赤雪山 その左が仙人ケ岳かな 今日は曇っていて残念だ
おじさん達はスタートした。
織姫まで行くのだという ^^
さすが地元。まねはできないよ ww
浄因寺であった山ガールさん達もやってきた。
休むことなく大岩山の方にすすんでいった。
寝釈迦でもあったから、あそこのテーブルで昼食にしていたのだろう。
中央が大岩山 遠くに足利の町 おじさん達あそこまで歩くのか ww
13:40 迷ったあげく枝尾根途中まで行くことにした。
ピークまで行ったら4時をすぎてしまう。
仏法僧峠で西側をのぞき込む。
枯葉が積もっていて踏み跡は見つからない。
よく見ると色あせたテープが木に巻き付けてある。
かなり急だが下りることはできそうだ。
中央右の植林の中を下るようだ
p434mに向かう。
左に巻道があるので巻く。
ライフルの射撃音が響く。
射撃場があるのだ。
松田の町が見える。
14:00 小さなピークにつく。
この先は急激に落ち込んでいる。
登るのはいいが下るのはイヤだ。
だいたいわかった。
この枝尾根は登りに使って帰りは仏法僧峠からの破線ルートを下る。これでいけそうだ。
帰りにもう一つの破線ルートをのぞき込んでみた。
地形図からだけでも無理とわかるが、実際のぞき込むとかなりひどい。
こんなところに道があったのか~~~~ って感じ w
この谷が破線ルート ><
予期していた以上の情報が得られた ^^
14:30 写真を撮りながら帰ることにした。
人の行かないところにきれいなものはあるんだなぁ~~~~ ww
往路で巻いたp434mに行くことにした。
頂上には壊れた石祠があった。
枝の間から行道山の東屋が見える。
雲がますます厚くなってきた。
すぐに仏法僧峠。ベンチのところを左に折れれば浄因寺だ。
右が国土地理院地形図の破線ルート。
14:55 寝釈迦の展望地に着いた。
ゆっくり休憩。
十分に目的は達成した。 暗くなる前に駐車場に着けばいい。
「けぶりたちたつ」だな。うましくにぞ下野のくには・・・・ かな ww
15:30 浄因寺 着
清心亭は雨戸が閉じられていた。
係のおじさん達もいない。
行きにはいた猫3匹もいない。
寝てしまったのかな ^^
16:00 駐車場着
予定通りだ。
満足できる1日だったけど・・・・・・・
疲れた ww
おまけ
関東の高野山』といわれ、山腹にある浄因寺は和銅6年(713年)、行基上人(ぎょうきしょうにん)の開創と伝えられます。
参道から山頂にかけ3万3千体といわれる大小の石仏や、右手を枕に西向きに寝ている寝釈迦(ねじゃか)があります。
また、巨石の上には眺望絶景の建物『清心亭』(せいしんてい)があります。そこへ渡るために巨石から巨石に架けられた空中橋『天高橋』(てんこうきょう/あまのたかはし)は葛飾北斎が『足利行道山雲のかけ橋』として描きました。
ここは、足利県立自然公園ハイキングコースのポイントでもあり、南画さながらの景勝地として、昭和50年栃木県の名勝第1号に指定されました。
足利市 HP
諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし すみだ北斎美術館
大判錦絵 天保初年(1833-34)頃
全11図が知られるシリーズのうちの1図で、現在の栃木県足利市にある行道山浄因寺の本堂と茶室の清心亭を結ぶ天高橋が描かれています。この橋は、『北斎漫画』七編にも登場します。浄因寺は、栃木県の名勝に指定されており、今でも多くの観光客が訪れています。行道山は、山岳信仰の場として栄えましたが、画面下から雲がわきあがり、切り立つ崖の上に建つ清心亭に雲のたなびく情景は、「くものかけはし」の題にふさわしく、俗世と離れた仙郷のようです。
行道山浄因寺紅葉空撮_2016