矢場川のフジバカマ自生地を探しに行ってきた

2016-10-03 09:06:06 | Weblog

矢場川は太田から邑楽を経て館林に向って南下する一級河川である。
渡良瀬川の支流で合流地点のあたりにフジバカマが自生しているという情報を得た。
県道223号線の高橋大橋の横から中州に降りることができる。
河川敷の館林パークゴルフ場の横をとおり、渡良瀬大橋の下をくぐり、草むらにもめげず車を走らせる。






終点が中州の先端である。
静かでいい場所だ。
オジサンが釣りをしていた。奥の方にも二組いる。
「つれますか」
「だめだなぁ~~~」
会話をかわす。
ナマズやコイがつれるらしい。




  この写真で右側が矢場川。左が渡良瀬川。まさに合流地点。

学生らしい若者が何組か船をこいでいる。



来た方向をみると東武佐野線の電車が走っている。この下をくぐってきたのだ。
写真右側の草地が車を走らせてきた道。
真ん中は乳牛用の牧草地だ。




途中の道の脇も注意して見てきたが、フジバカマらしいい草は生えていない。
目立つのは最近いたるところで大侵略をしているセイタカアワダチソウだ ><
フジバカマもこいつらにやられてしまったのかなぁ~~~ ><




中州の先端まで注意して探してみた。
先端の水際にそれらしきものが見える。
花は咲いていない。
はっきりはしないが、フジバカマだ。
ほかの草のなかでかろうじて育っているといった状況だ ><







絶滅だけはさけたいものだ。


フジバカマ (藤袴)
キク科 ヒヨドリバナ属
原産地 中国ともいわれる
分布 日本(本州、四国、九州)、中国、朝鮮
花言葉 あの日を思い出す、遅延、躊躇

本種は環境省のレッドリスト 準絶滅危惧(NT)種に指定sわれている。
観賞用としての園芸種は同属他種、または本種との雑種。

これは本種なのかな雑種なのかな。
園芸用と比べるとやせているなぁ~~~ ><

咲いた頃にまた来てみよう。
アサギマダラが吸密しておれば最高なのだが ^^