桐生市にある鳴神山に行ってきた

2016-05-16 11:28:26 | Weblog

5/14 カッコソウに会いたくて鳴神山(標高980メートル)に行ってきた。
調べたら昨年も5/13に行っていた。
最盛期には1週間ほど遅かったように覚えている。
今年はどこの花も10日ほど早く満開を迎えている。
カッコソウもそうではないかと心配だったが最盛期はすぎていたものの、かろうじて間に合った。



登山口はコツナギバシにした。
8:50に駐車場(林道の路肩)に着いたときにはすでに何台か駐まっていた。
途中にある大滝登山口にも3台ほど駐めてあり、この時期の鳴神山の人気の高さが伺えた。
反対側の駒形登山口はもっと多いことだろう。



9:10 コツナギバシ登山口スタート。



途中で下ってくるグループに会う。それも二組。
早くから登っているんだな。
カッコソウの状況を聞くと
「満開ですよ~~~~ 」
ちょっと勘違いしてるなと思ったが、花は咲いているようだ。
安心した。

登山道脇にコトブキソウ、ヒイラギソウが咲いていたが昨年よりもはるかに数はすくない。
ちょっと心配になる。





フタバアオイ
残念ながら花は見つからなかった。

 

10:45 カッコソウ群生地着。
やはり下の方は花をつけていない。
上の方にはいくつか花をつけているものもあったが、昨年より少ない。
うまく育っていってくれればいいのだが。





みなさん喜んで写真撮影をしている。



犬を連れた方がカッコソウについて説明している。
どうもカッコソウ移植を長年続けておられる方のようだ。
移植活動は30年にも及ぶようだ。ありがとうございます。

11:15 椚田峠 着
沢山の人がいる。
ここに荷物をデポしてカッコソウを見に行っているようだ。



休むことなく頂上に向かう。
ヤマツツジがきれいだ。



頂上付近にはアカヤシオが生えているのだが当然花はつけていない。
最盛期は4月はじめころだっただろうな。

頂上付近のヒメイワカガミは最盛期だった。
ロープが張られ保護活動が進んでいるようだった。



11:50 仁田山岳着
鳴神山は桐生岳と仁田山岳の双耳峰なのだ。隣の桐生岳方向からは賑やかな声が聞こえるがここは静かだ。



12:00 桐生岳着。 鳴神山の頂上だ。
人でいっぱい。こんなに多くの人とあう山行はここのところなかったなぁ~~~ ww
残念なのは薄曇りで展望がよくなかったことだ。





昼食にする。


1:10 下山開始
ピストンでコツナギ橋に帰ってもよかったのだが、肩の広場(雷神岳神社)を経て大滝登山口に下りることにした。
鳴神山でナルカミスミレにあってみたい。
頂上であった地元のオバサンがいうには、「もうそんなのありません」だった。
でもね、どこかで密かに咲いているかもしれないじゃないですか。
この際できるだけ範囲を広げて歩いてみたい。

肩の広場への途中でスミレらしき花を見つけた ^^
でも葉がちがう。
フイリフモトスミレだった。



いつかナルカミスミレに会ってやる^^
その日を待つのも、また楽しい w

1:20 肩の広場 雷神岳神社 着





相変わらずとぼけた顔をしてるな~~~~
また来るからね。



1:25 カッコソウ群生地に着いたが花をつけていたのは一株のみ。
昨年もそうだった。
こちら側での移植は失敗ということになってしまうのだろうか ><

こちら側の登山道は花もすくない。
ところどころにウツギらしき白い花がさいているだけだ。



ニリンソウもみあたらない。
反対側の駒形・赤柴登山道のほうになら咲いているかもしれないな。
ちかじかいってみようかな ^^

大滝に近づいた。
道ばたで地面に張り付くようにして咲いている紫の花を見つけた。
コツナギバシの登山口ちかくでもみつけた花だ。
あとで調べたら、キランソウという名で山の花というよりは雑草らしい  w

WIKIによると
開花期の全草は筋骨草(きんこつそう)という生薬である。高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止めなどに効果があるとされるが、民間薬的なものである。別名をジゴクノカマノフタというが、これは「病気を治して地獄の釜にふたをする」ということからである。
雑草じゃないよ www




3:00 大滝に着く。
なかなか立派な滝だな^^




3:20 大滝登山口着。




林道を20分ほど歩いてコツナギ橋に着いた。