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11月6日に「ガリバートンネル」(神戸市三宮)が90年の歴史に幕

2023年11月05日 04時51分39秒 | 神戸情報
朝日新聞デジタル版2023年11月1日10時00分に
11月6日の23時前に「ガリバートンネル」として神戸市民に親しまれてきた地下道連絡口
「A14出入り口」が閉鎖されるとの報道があった。下記リンクを参照。
本ブログでは過去に撮った写真を利用して過去の遺産「ガリバートンネル」を
偲びたいと思います。


上の2枚の写真は「ガリバートンネル」の愛称で知られている地下道連絡口「A14出入り口」
撮影:2023年8月24日
出入り口はこれまで午前7時~午後11時に通ることができたが、11月6日午後10時45分頃に
閉鎖されます。
現在の「ガリバートンネル」は階段を降りると右に行けば地下街の「味ののれん街」
左に行けばJR三宮駅に通じる地下道となっています。
「ガリバートンネル」は人気漫画・ドラえもんのひみつ道具にちなみ、両端の入り口の大きさが違い、
大きい方から入ると体が小さくなり、逆に入ると元に戻ったり巨大化したりする。
「ガリバートンネル」が設置された時期はハッキリしないが、昭和8年(1933)に
そごう神戸店(現在の神戸阪急)が現在の場所に開店した時には既にあったと言うから
90年の歴史があると言える。
阪神国道の岩屋から三宮までの延伸に加え、阪神三宮(現・神戸三宮駅)の開業と
三宮阪神ビルの建設に合わせて設置された。国道の道幅が広く交通量も多いことから、
地下道で三ノ宮駅と市電、阪神、そごうを連絡したのです。

上記文章は2023年10月16日、神戸新聞(夕刊)2面「四ツ目がとおる」より引用
ガリバートンネルの正式名は地下道連絡口「A14]。

閉鎖は、2029年度の開業を目指す「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」の工事スペースを確保するため。
 さらに「A14」付近には同年度までに歩行者デッキを建設する計画で、その橋脚を建てるため、いずれ撤去されます。


以上の文は朝日新聞記事より引用。


上の写真は昭和29年(1954)に撮影された「ガリバートンネル」で4か所の
出入り口が
確認できます。市電の線路が白く写っています。
三ノ宮駅南側を東西に走る「中央幹線」道路の北側、中央2か所、南側に設置され、
路面を走る神戸市電に乗降するため、人々が地下道を通って往来するのに利用されていたが、
市電廃止などに伴い、いつしかガリバートンネルはA14の一つだけになってしまった。
写真出典:ふたば学舎 神戸終戦記念パネル展 展示 製作:神戸アーカイブ写真館
撮影:2023年8月8日
 
神戸新聞では2023年10月16日(夕刊)2面及び2023年6月29日(朝刊)で
「ガリバートンネル」について取り上げられ報道されています。
神戸新聞NEXT(電子版)では6月28日に報道。



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