目標はオバマ大統領 神戸市のルイーズ広報専門官、ＳＮＳ開始

目標はオバマ大統領　神戸市のルイーズ広報専門官、ＳＮＳ開始

神戸新聞の記事です。２０１５年05月21日 07:30
　

今年４月に神戸市の広報専門官に就任した英国出身のルイーズ・デンディさん（２５）が２０日、市の催しや風景などを紹介する英語版ＳＮＳ（会員制投稿サイト）を開設した。最近、ツイッターを始めたオバマ米大統領のフォロワー数（２００万人超）を目標に掲げ、「ＫＯＢＥ」の魅力を外国人に売り込む。

　２０１１年に来日し、市の国際交流員などを経て広報専門官に。６カ国語を使える語学力を生かし、市内在住の外国人や海外に向けた情報発信を担う。

　開設したのは、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターの３種類。フェイスブックでは観光、イベント情報を英語で発信し、写真を投稿するインスタグラムは風景や街並みなどを紹介する。

　ツイッターは、日本語を交え、プライベートにも触れながら神戸の魅力を伝える。初めての投稿は「Ｈｅｌｌｏ，　Ｔｗｉｔｔｅｒ！　Ｉｔ’ｓ　Ｌｏｕｉｓｅ．Ｒｅａｌｌｙ！（こんにちは、ツイッター。ルイーズです。本物です）」。オバマ大統領が１８日に発した最初のつぶやきをなぞった表現だ。

　２０日の会見では、情報発信への意気込みを「関西弁で」とリクエストされたルイーズ広報専門官。流ちょうな日本語が若干たどたどしくなりながらも、「ＳＮＳを使ってもろうて、日本人にも『こんなことあったんや』と思うてもらえたら」と笑顔で応えた。

　ＳＮＳは、市の広報専門官のサイトからアクセスできる。

（小川　晶）