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CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その10(最終回) 大庄屋旧三木家住宅

2023年06月11日 05時18分30秒 | 姫路市
2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。

姫路市林田町散策記シリーズの第10回として大庄屋旧三木家住宅をお送りします。
今回で本シリーズの最終回とします。








訪問した2023年4月19日は水曜日で林田大庄屋三木家住宅は閉館日であったので写真は
外から撮ったもので内部の写真は撮れませんでした。そこで、内部については
リーフレットを活用してバーチャル訪問としました。

上の写真は林田大庄屋三木家住宅の入口部(長屋門)
上の写真は現地説明板


上の2枚の写真は林田大庄屋三木家住宅の別の門と塀
門は藩主を迎え入れるための御成門 だそうです。

林田大庄屋三木家住宅の基本情報
住所:姫路市林田町中構74番地 TEL:079-261-2338
公開日:金曜日から月曜日 及び祝日
公開時間:10:00~16:00
観覧料:大人310円(250円)、高校生・大学生210円(160円)、小学生・中学生100円(80円)
 (  )は20人以上の団体料金



上の写真は林田大庄屋三木家住宅の内部の主な建造物の平面図と写真
出典:林田大庄屋三木家住宅のリーフレット




上の2枚の写真は上述の平面図の各番号の建物の概要説明
出典:林田大庄屋三木家住宅のリーフレット

主屋他6棟の建物は、平成2年(1990)兵庫県指定重要有形文化財に指定

上の写真は保存修理前の主屋と現在の主屋
出典:林田大庄屋三木家住宅のリーフレット

保存修理は平成10年(1998)12月の長屋門解体修理から始まり、平成20年度(2008)に
主屋ほか県指定建物6棟すべての工事を終え、平成21年(2009)の庭園整備で完了した」とのこと。
以上の文は林田大庄屋三木家住宅のリーフレットより引用

林田大庄屋三木家住宅について

三木家は、英賀城主三木氏の出自と伝えられるが、1580年(天正8年)、羽柴(豊臣)秀吉
による播州侵攻により英賀城が落城し、一族は各地に逃れ、当家は林田に来て帰農し、
江戸時代を通じて林田藩の大庄屋を務めた。
屋敷地は約4,200m2を占め、敷地内には主屋、長屋門、引き続き矩折れに長屋、
土蔵(米蔵、内蔵、新蔵)の6棟の他、屋敷神、裏門等が存し、周囲は土塀で囲まれ、
南西には園池が広がっている。

三木家住宅は現在地から300mほど北にあった林田藩陣屋の門前に立地していたが、
その場所では牛馬の往来が激しく糞尿で門前を汚すため、三代目当主の三木定久の代、
寛永20年(1643)に現在地に移されたと古文書に記載されている。

シリーズ「姫路市林田町 散策記」を書き終えて
長い時間を要したがシリーズ記事を何とか完結させることができました。
当日(’23年4/19)は雨の中の散策で大変であった。
姫路市林田町の散策を終えた後は歩いて姫新線の東觜崎駅(たつの市) まで行った。
途中で揖保乃糸素麺資料館と素麺神社に寄ったこちらは個別にブログ記事を作成しようと
思っています。ご期待ください。


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姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その9 済水寺

2023年06月08日 04時10分52秒 | 姫路市
2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。

姫路市林田町散策記シリーズの第9回として済水寺(せいすいじ)をお送りします。






済水寺の基本情報
住所:姫路市林田町久保209  TEL:079-261-3641
宗派:臨済宗(妙心寺派) 山号:龍潜山 御本尊:聖観世音菩薩 
創建:享保11年(1726)大庄屋の三木重郎右衛門が先祖の霊を祀るため建立
          盤珪永琢禅師=盤珪国師 (大法正眼国師) により開山  
   当初は自背庵と称していたが宝暦年間(1751-1764)に済水寺に改称

所在地のGoo地図を添付しておきます。

林田藩の殿様、建部長教の墓があることで有名です。建部長教は6代目の藩主
六代 建部 長教(ながのり)【1724~1764】
第5代、建部政民の嫡男、母は板倉重同の娘。宝暦12年(1762)に39歳で相続しました。
明和元年(1764)6月18日没、享年は41歳。正室は信濃松本藩主 松平光慈の娘。



上の3枚の写真は林田藩第6代藩主の建部長教公の墓(五輪塔)の近・中・遠景(正面)
印字事項としては正面に地 寛量院殿荼毘所之塔 側面に明和元年と六月十八日




上の2枚の裏面から観た殿様の墓。側面に明和元年甲申の印字。
裏面にも印字があるが完全には判読できなかった。建部長教公の事績が書かれています。

歴代の林田藩の歴代藩主は以下のとおりです。



 
下記サイトにさらに詳しい説明が掲載されていましたのでリンク




上の写真は済水寺の墓所にある三木家累代の墓と第16代当主の三木誠一氏が養蜂事業に
一生を捧げた事蹟について説明された銘板
三木家は大庄屋の三木家 のことで宝暦7年(1757)、三木家7代当主の三木重郎右衛門
父の意志を継いで現在の済水寺の敷地・本堂を寄進した。 


上の写真は済水寺の現地説明板

ここからは境内の案内に移ります。
上の写真は山門 天明元年(1781)の建築 だそうです。

上の写真は本堂と庫裡
本堂は宝暦14年(1764)の建築(老朽化の為解体し現在は礎石のみ)、
現在の本堂は建て替えられ、平成4年(1992)に完成した。

上の写真は観音像
上の写真は十三重の塔

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姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その8 段家住宅

2023年06月02日 04時40分10秒 | 姫路市
2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。

姫路市林田町散策記シリーズの第8回として段家住宅をお送りします。
現在、段医院を経営されている段さんの住宅です。









上の写真は段家住宅の主屋です。
大正12年(1923)の建築で平成27年(2015)11月30日に姫路市指定都市景観重要建築物等 に
指定されています。現在、段医院の住居として利用されており内部は非公開です。



上の写真は段家住宅の長屋門

上の写真は姫路市指定都市景観重要建築物等に指定されている銘板。
長屋門の脇に掲示されていました。



上の写真は因幡街道沿いに建てられた「段医院道」と書かれた石碑
段家の歴史を感じさせられる遺物ですが、残念ながら段家の先祖の歴史については
今回インターネットで調べても判りませんでした。今後の課題としておきます。

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姫路市 With carry ウィズキャリーでのランチ on 2023-5-26

2023年06月01日 04時25分08秒 | 姫路市
2023年5月26日、山陽電鉄姫路駅に近い忍町のウィズキャリーでランチをいただきましたので
写真紹介します。初訪問のお店です。
山陽電車の情報誌「ESCORT 2023年6月号」で紹介されていたので訪問しました。

Cafe-bar ウィズキャリーの基本情報
住所:姫路市忍町12 ミストラル101 TEL:0792-87-6529
料理ジャンル:洋食
営業時間:月曜、水曜~土曜日11:30~24:00(LO23:30)
     日曜日11:30~22:00(LO21:00)
定休日:火曜日  英文名:With carry

所在地のGoo地図を添付しておきます。



上の写真は当日、注文したステーキランチ130g 1,250円(税込)
また、生ビール550円(税込)
上述の山陽電車の情報誌「ESCORT]で紹介されていたメニューです。
この値段でのステーキであったのですが味付けなどが良かったせいか美味しく
いただきました。

上の写真はステーキランチが掲載のメニュー表
上の写真は店内の雰囲気です。

上の写真も店内の様子で壁にいろいろな飾りつけがしてありました。
上の写真は次回の訪問時に注文しようと思った本日の日替990円(税込)、お奨めランチ1,090円(税込)



上の2枚の写真はその他のメニュー表


上の写真はケーキセットなどのカフェメニュー
夏のシーズンのかき氷もあります。

上の写真は店頭で配布されていたリーフレット

上の写真はお店の外観

雰囲気などもよく再訪したいと思っています。

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カフェ ベローチェ JR姫路駅東口店でのモーニング on 2023-5-26

2023年05月30日 04時11分20秒 | 姫路市
2023年5月26日、カフェ ベローチェ JR姫路駅東口店でモーニングを頂きましたので
写真紹介します。初訪問のお店です。
週に1回のペースで姫路に来ていますが通常はガストでモーニングをいただいています。
当日はつるまる饂飩 ピオレ姫路ごちそう館店 で食事をするつもりでしたが
途中でカフェ・ベローチェ JR姫路駅東口店が目に入って急遽入ることにしました。

カフェ ベローチェ JR姫路駅東口店の基本情報
住所:姫路市駅前町60 ホテルモントレ姫路1階 TEL:079-280-5861
カテゴリー:カフェ
営業時間:平日7:00~22:00 日曜・祝日7:00~21:00

上の写真は当日、注文したモーニングA 480円(税込)
チーズとツナがトーストの中に入っています。
落ち着ける場所なので再訪してもいいかなと思いました。


上の写真は店頭に掲示のモーニングのメニューが書かれた看板

上の写真はお店の入口

記事の内容が無いのでホテルモントレ姫路の入口の彫刻の写真を添付して筆を置きます。



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2023年5月19日に食べたモーニング(ガスト)とランチ(王将)

2023年05月28日 05時30分57秒 | 姫路市
毎週、金曜日に姫路市の考古学園大学校(史学科)に通っています。朝はほぼ毎回
ガスト姫路駅前店でモーニングを頂いています。
5月19日(金)のモーニングとランチ(王将ビエラ姫路駅東口駅店)について写真紹介します。

モーニング(ガスト)

ガスト姫路駅前店の基本情報
住所:姫路市駅前町363−1 フェスタビル南館 3F  TEL:079-287-1511
料理ジャンル:ファミレス 営業時間:7:00~23:30  定休日:無休

公式サイト:ガスト | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)

最初にいつも注文しているスクランブルエッグとソフトフランスパンの写真を
紹介します。
上の写真は当日のスクランブルエッグとソフトフランスパン550円(税込)
以前のブログでは税込494円、439円となっていました。
最近はどこで食べても値上がりされておりインフレが確実に進行していると実感します。
過去に書いたブログにリンクしておきます。



 
上の写真はスクランブルエッグにケチャップをかけた後に写真を撮りました。



上の写真は飲み物とスープ。最初にいただくものです。


ランチ(王将)

王将ビエラ姫路駅東口店の基本情報
住所:姫路市南駅前町125  TEL:079-222-5757
営業時間:月~土曜日11:15~22:00(L.O. 21:30)
     日曜日 11:15~21:30(L.O. 21:00)
定休日:なし(無休)

2回目の訪問でブログ作成は初めてです。
メニュー表は上記の公式サイトに記載されています。

上の写真は当日いただいた日替わりランチ
当日の内容は下の写真のとうりで、醤油ラーメン、ミニチャーハン、豚玉煮込み
結構ボリュームが有り、満腹になりました。
いつも、王将でランチを食べると体重が増える傾向にあります。


 

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姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その7 林田藩 藩校 敬業館講堂

2023年05月23日 04時42分21秒 | 姫路市
2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。

姫路市林田町散策記シリーズの第7回として林田藩 藩校 敬業館講堂をお送りします。






上の写真は正面からみた林田藩 藩校 敬業館講堂
敬業館講堂の内部が公開されているのは日曜日と祝日のみであり当日は水曜日で見学できず。
平成4年(1992)に姫路市指定文化財となり、正面玄関には松平定信が書いた「敬業館」の
扁額が掲げられています。(当日、写真を撮れず)
播磨地方では11校の藩校があったが、現在では兵庫県下で唯一残る藩校となった。



上の写真は裏側から観た敬業館講堂の建物

上の写真は敬業館講堂の現地説明板

敬業館は寛政6年(1794)第7代の林田藩主建部政賢(1747~1818)が藩校として創設。
文久3年(1863)焼失したが、当時の藩財政の厳しい折ではあったがその重要性から
1年たらずで再建されたと伝わる。林田藩では、士族の子弟は8歳になると必ず入学し、
16歳で卒業した。また庶民の志願者にも入学を許可する制度がある全国でも珍しい藩校であった。
今回紹介する講堂の他に聖廟・練武場・学寮・文庫などの建物があったという。
現存するのは講堂のみで明治以降は小学校、村役場、公民館にも活用された。
講堂は表玄関を3ヶ所併置し、西にいくに従い形式を簡略化している。
藩主・教授・弟子または武家の格式などによる使い分けであり、内部も大広間と
東側三室に長押を廻して格付けされている。

所在地の住所は姫路市林田町林田13(姫路市役所林田出張所、林田公民館 付近です。
Goo地図を添付しておきます。
 

上の写真は林田藩校敬業館敷地跡の石碑
背後の建物は姫路市役所林田出張所、姫路市立林田公民館



上の写真は敬業館講堂の西側に建つ建部神社の鳥居
写真で右手が敬業館講堂で左手が林田中学校

林田大庄屋旧三木家住宅の公式サイトに敬業館講堂について詳しく解説されていたのでリンク


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姫路市林田町散策記 on 2023-4-19 その6 祝田神社

2023年05月20日 04時55分11秒 | 姫路市
2023年4月19日、姫路市林田町を散策してきました。

姫路市林田町散策記シリーズの第6回として祝田(はふりた)神社をお送りします。



祝田神社の本殿には当日、行けなかったので御旅所と聖ケ岡公園近くの鳥居の
写真を添付しておきます。
上の写真は聖ケ岡公園近くの鳥居

上の写真は祝田神社の御旅所

上の写真はお旅所の近くの燈籠

上の写真は林田陣屋近くの地図で祝田神社の鳥居と御旅所の位置を示した。
出典:姫路市教育委員会 「文化財をたずねて45 林田陣屋めぐり」のリーフレット 


祝田神社の基本情報
住所:姫路市林田町上構199   TEL:079-261-2078
御祭神:罔象女命(みすはめのみこと)、高寵神(たかおのかみ)
創建:延長5年(927)以前より存在(式内社)
詳細紹介サイト:祝田神社 (engishiki.org) 

所在地のGoo地図を添付しておきます。

由緒
延長5年(927)に成立した「延喜式」の中に神名帳揖保郡七座として「祝田神社」の名がある。
寛治7年(1093)に林田が京都の上賀茂神社の荘園となった時、摂社の貴船神社より
高寵神(たかおのかみ)を迎え、当初から祀られていた罔象女命(みすはめのみこと)と共に
祀ったので「貴船神社」または「貴船大明神」と呼ばれていた。
建久2年(1192)源頼朝により社殿が再建され社号を「貴船神社」とし、罔象女命を祀った
祝田神社はその奥宮に祀られた。明治6年(1873)11月郷社となる。
明治16年(1883)4月に焼失、再建時の明治16年9月13日祝田神社と改称。
現在の社殿は明治23年(1890)に再建されたものである。
明治31年(1898)9月に県社となる。
近年では平成18年(2006)に公開された韓国映画「風のファイター」のロケ地にもなった。

最後にGoogleストリートビュー(2022年12月撮影)より入口の鳥居の写真を
添付して筆を置きます。


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地そば・すし 姫路市 一釉 (いちゆう)でのランチ on 2023-5-12

2023年05月17日 04時25分23秒 | 姫路市
2023年5月12日(金)、手打ちそばが売りの一釉 (いちゆう)さんでランチを頂きましたので
写真紹介します。初訪問のお店です。

姫路では少ない手打ちそば屋さんです。

「夢そば」は『田舎挽き』750円とキリリとした『更科挽き』840円(税込)があります。


地そば・すし 一釉 (いちゆう)の基本情報
住所:姫路市田寺東2-32-20  TEL:079-297-1160
料理ジャンル:手打ちそば(地そば)、寿司
営業時間:昼 11:30~14:00  夜17:30~21:00
定休日:月曜日

所在地のGoogleマップを添付しておきます。 


上の写真は当日注文した「田舎挽きのざるそば」かき揚げ天ぷら付 1,350円(税込)
さすがに手打ちそばの名店とあって蕎麦が美味しかった。

上の写真は当店のお奨めの店頭掲示
これを見たので当日、注文した次第です。

当日、注文したメニューが掲載のメニュー表 冷たいお蕎麦かきあげ天付


上の写真はお得なメニュー

上の写真はお店の外観


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姫路市的形 湊神社訪問記 on 2023-5-12

2023年05月16日 09時32分49秒 | 姫路市
2023年5月12日、姫路市的形の湊神社を訪問しましたので写真紹介します。

姫路市的形、湊神社の基本情報
住所:姫路市的形町的形1249  TEL:079-254-0613 
御祭神:素盞嗚尊(すさのおのみこと) 、大歳大神
創建:奈良時代(710-784)、仲哀天皇の皇后、神功皇后(321-389)が創建との伝承あり 

由緒:
神功皇后(321-389)が新羅遠征(363年)の途中、湊神社の現在地より250m東南の小島
(当時は海中の島)に立てた的に向かって「射儀の式」を行ったので、村名を的形、
神社名を湊と称するようになったと云う。
その由緒により小島に八幡神社を建立、神功皇后・14代仲哀天皇・15代応神天皇を祀った。
現在の八幡神社は陸の小山となり、当社の御旅所になっている。
平安時代の「播磨国神名帳」には「湊明神」、室町から江戸時代には「大歳明神」と呼ばれた。
元和5年(1619)9月29日、板倉勝重が黒印6石6斗を寄付。
明和4年(1767)に社殿を修復。
明治になって「湊神社」に改称された。明治7年(1874)郷社に列せられる。
平成22年(2010)に大修理(本殿、幣殿、拝殿)

上の写真は山陽電車の的形駅から湊神社までの地図を示しました。
地図は的形駅に掲示されていたものです。
湊神社の御旅所である八幡神社の位置も判ります。

上の写真は正面の赤鳥居
5月5日と6日に国恩祭があった為、幟旗が残っていました。


上の写真は境内への入口
上の写真は神門 階段を上がると拝殿、本殿があります。
神門の脇には「郷社 湊神社」と書かれた石碑がありました。
上の写真は2枚の神門左側に鎮座の神像とお守りの「狛犬」


上の写真は2枚の神門右側に鎮座の神像とお守りの「狛犬」

上の写真は社務所 現在の宮司は神栄赳郷さんが務められています。
社務所は平成7年(1995)に建てられました。

10月13日、14日に行われる秋祭りでは地元の7台の屋台(ヤッサ)が練ります。
2023年の秋祭りの様子を下記ブログで纏めました。2023年10月14日追記


上の写真は境内の「表忠碑」
上の写真は神門をくぐった後、左手にある手水舎


上の写真は階段の登り口、左手の万葉歌碑(万葉集巻七 1162)
歌碑は昭和39年(1964)10月に建立。
 「萬葉集之歌 まとかたの湊乃洲鳥浪立てや妻呼び立て邊に近づくも」
と書かれています。

現代語訳:的形(まとかた)の港の洲に群れている鳥、この鳥は、沖の方の波が
高くなってきたからか、妻を呼び立てては岸に近づいてくる。

 
上の写真は登り口右手の歌碑 赤松雪叟著 「小夜枕」に所収の和歌
石碑は昭和55年(1980)に建立
「小夜枕 赤松雪叟 ながめやる そのいにしへの まとがたは 神のかど出の しるしとはしれ」 
と書かれています。



上の2枚の写真は階段の中間の左手にある歌碑
昭和28年(1953)1月的形郷土志社発行「郷土志 21号」に所収の歌人「藤原武市」の歌碑
「海なしゝ こゝの入江の みきわ辺に 人住み初めて 建ちしみ社 武市の歌 孤舟かく」

上の写真は拝殿

上の写真は拝殿を斜め前より撮ったもの
上の写真は拝殿前 こちらには絵馬や昔、拝殿に使用されていた鬼瓦や秋祭りの屋台などの
写真の掲示、由緒書き、能の奉納、奉納美術品、太鼓などがありました。
上の2枚の写真は屋台の奉納写真、添付以外にも多くの写真が奉納されています。
10月13日・14日の秋季例大祭では苅屋、地、児嶋、福泊、大鳥、南山河、北山河の屋台が練ります。
上の写真は奉納絵馬
上の写真は平成17年1月、坂田照夫さんが奉納の木彫作品3点
上の写真は太鼓

上の写真は奥の本殿と手前の幣殿(へいでん)
上の写真は境内の摂社 金毘羅神社

上の写真は境内摂社 恵美酒(えびす)神社


上の写真は拝殿の前に置かれていた力石

国恩祭

これからは旧印南郡と旧加古郡が11年毎の輪番で実施される国恩祭について記載します。
2023年は旧印南郡の神社であった湊神社が輪番にあたり5月5日・6日に実施されました。
上の写真は境内に掲示の国恩祭のポスター

上の写真はポスターの一部拡大したもので5月5日・6日の日程などが記載されています。

国恩祭は天保4年(1833)の「天保大飢饉」を受けて始まった。
地域の発展や五穀豊穣を願い旧印南郡、旧加古郡の22社により11年ごとに持ち回りで実施されます。
2023年は旧印南郡の的形湊神社と旧加古郡の浜宮天神社(4月15,16日に斎行)が輪番。

今後の輪番は下記の神社で実施されます。

 令和(西暦)      旧加古郡            旧印南郡     
 5年(2023) 浜の宮天神社(加古川市) 湊神社(姫路市)
 6年(2024)  荒井神社(高砂市)   曽根天満宮(高砂市)
 7年(2025)  国安天満宮(稲美町)  志方八幡神社(加古川市)
 8年(2026)  崎宮神社(加古川市)  大塩天満宮(姫路市)
 9年(2027)  御厨神社(明石市)   平之荘神社(加古川市)
 10年(2028)  栗津天満宮(加古川市) 神吉八幡神社(加古川市)
 11年(2029)  野口神社(加古川市)  上之庄神社(加古川市)
 12年(2030)  阿閇神社(播磨町)   宇佐厄神八幡神社(加古川市)
 13年(2031)  高砂神社(高砂市)   日岡神社(加古川市)
 14年(2032)  泊神社(加古川市)   稲根神社(加古川市)
 15年(2033)  尾上神社(加古川市)  生石神社(高砂市)

2023年5月5日・6日に実施された的形 湊神社の国恩祭の様子をYoutube動画でご覧ください。
Gooで共有させていただきました。
令和5年(2023年)5月5日的形 湊神社 国恩祭 宮入  

兵庫県姫路市湊神社国恩祭◆後編◆ 令和5年5月5日  

令和5年5月5日 的形湊神社 国恩祭 北山河屋台宮入り  

北山河 国恩祭 宮入と宮出 令和五年 的形 湊神社 2023年

苅屋 国恩祭 社務所前と宮出 令和五年 的形 湊神社 2023年

令和五年 的形 湊神社「国恩祭 1」スマホ全画面推薦 南山河 地 仮屋練り合わせ T.Ba34  

令和五年 的形 湊神社「国恩祭 4」スマホ全画面推薦 児嶋 南山河 大鳥 練り合わせ T.Ba37  

地 国恩祭 社務所前と宮出 令和五年 的形 湊神社 2023年

的形•湊神社 2023年国恩祭 7台練り

的形湊神社 国恩祭 宮出 (05.05.2023)  

今回共有させて頂いた以外にも多くのYoutube動画が作成されています。

姫路市のケーブルテレビWINKでは下記日程で国恩祭の様子が放映されます。



上記サイトでも湊神社の国恩祭の様子全体を纏められています。

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