「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

阿闍梨

2008-02-08 07:49:54 | 肥後観音寺
主人が阿闍梨になったのは、まだ子どもたちが小学生の頃です。
高野山で修行をしたり、なんども四国のお寺に通ったりして、一生懸命勉強していました。
その間、子どもたちの世話はもちろん、自営業の仕事も全部任されていたので私の方も本当にたいへんでした。
他のところはよくわかりませんが、特に真言宗はお経や作法など覚えることがたくさんあるみたいです。
テレビの中継などでお寺のシーンがあると、難しそうなお経をいっしょに口ずさんでいたりするので、びっくりすることがあります。
また家のお祓い、星祭りや護摩供養、得度式など、それぞれの所作を覚えるだけでもたいへんそう。
私にはとても出来ないなぁ・・と感心します。

今年から、さらに上を目指すための勉強会がスタートすることになりました。
本人は参加しようかどうかと迷っていたのですが、子育ても終わり、今だったら自由に時間を使うことができるのだからやってみたら、と勧めました。
ということで、これから毎月一回、四国まで勉強にいくことになり、今朝6時すぎに出発しました。

主人は、結構熱しやすくさめやすい、面倒なことは嫌いなタイプなんですが、仏教に関しては、ぴったりはまったみたいです。
主人の母は、子どもの頃から霊感が強く、とても信心深い人でしたが、主人はまったく関心がないと言っていました。
ですから最初は母から言われてしぶしぶ始めたのですが、修行が進むにつれてどんどんのめりこんでいき、今ではすっかりお坊さんが身に付いた感じです。
そういえば、仏像を彫りだしたときも、先生が驚くほどいきなり上手に彫れたのも不思議でしたしね。
やはり、母の素質を受け継いでいて、天性のものがあったのかもしれませんね。





コメント
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