「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

小さな一歩の会便り 第102号

2011-10-31 22:42:34 | ボランティア
ここ数日、急に寒くなりました。気温の変化の激しい季節ですので、
体調にはくれぐれもお気をつけください。
 
 支援しているカンボジアの希望小学校では、10月に新学期を迎え
、念願だった6年生まで無料で通えるようになりました。
10年余り、3年生までの受け入れしかできず、4年生から公立小学校へ
転入手続きは取られていましたが、通えない子が多いのが現状でした。
それが2年前から4年生、5年生と延長し、今年から6年生までの受け入れが可能になりました。
その分、経費もかかります。継続して受け入れられるよう、支援を続けていきたいと思います。
28日から国際人権ネットワークの緒方さんが現地に行かれていますので、後日、活動報告が届くと思います。

 先月もお願いしましたが、ハガキを交換した50円切手、80円切手、官製ハガキなど、
5枚以上でしたら送料無料でお送りしますので、使用される予定のある方は、
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 
【10月の活動報告】
★10月8日(土) 定期活動日
 今回は5名の方が参加されました。3名が押し花しおり作り、
2名が使用済み切手の整理を担当され、それぞれたくさん出来上がりました。

★Yahoo!オークションに外国切手を出品
 10月10日:ヨーロッパ1987年切手94枚 1800円で落札
 10月16日:ヨーロッパ1988年切手99枚 2200円で落札
 10月20日:ヨーロッパ1989年切手97枚 3420円で落札
 10月28日:ヨーロッパ1990年切手95枚 2424円で落札

★10月15日(土)合志市親子論語教室のお楽しみ学習
 合志市三つの木の家で5月から月に一回開催されている親子論語教室では
論語のあとにお楽しみ学習があり、今月は押し花しおり作りでした。
16名が参加され、子ども達だけでなく、お父さん、お母さんも夢中になって
それぞれ個性あふれる押し花しおりが完成し、自分の作品に大満足だったようです。

★10月29日(土) スィートギャラリーコンサート
 毎回、押し花しおり作りに参加されているピアノ講師の方が
お菓子の香梅・光の森店でピアノ発表会を開かれるということで
お誘いを受け、会場で押し花しおりの販売をさせていただきました。
休憩時間に紹介していただき、6850円の売上がありました。

《今後の活動》
★11月6日(日)すずかけ台文化祭 10時~15時
 すずかけ台団地で開催される文化祭で、フリーマーケットに参加します。
衣類やバッグ、小物など、たくさんの品物がありますので、お近くの方はお出かけください。

★11月12日(土)・13日(日) はあもにいフェスタ2011 10時~16時
 熊本市男女共同参画センター「はあもにい」(旧女性センター)で開催される
「はあもにいフェスタ2011」で、両日、押し花しおり作りを行います。
他に20団体が参加され、さまざまはイベントが企画されています。
12日13時半からは宇宙飛行士山崎直子さんのご主人の講演があり、
その他、クイズラリー、映画上映などもありますので、ぜひご参加ください。

★11月23日(水・祝) 第3回合志市環境フェスタ&菊池川の日in合志 
 合志市総合センター「ヴィーブル」のメインアリーナにおいて、9時半から17時、
第3回合志市環境フェスタが開催されます。
小さな一歩の会では、押し花しおり作りとバザーを行うことになりました。
当日は、「第22回菊池川の日in合志」も同時開催され、太鼓や音楽、フリーマーケットやバルーンアート、
らんま先生のエコサイエンスパフォーマンスなど、さまざまなイベントが企画されています。
ぜひ遊びにお越しください。


〔押し花しおり〕
 押し花を使った手作りのしおりを1枚150円で販売しています。
裏面には、平和を願うメッセージが入っていて、プレゼントに喜ばれています。
購入ご希望の方は、受け渡し方法など相談に応じますのでお問い合わせください。

〔使用済み切手〕
 ご家庭や職場などで使用済みの切手がありましたら、送ってください。
大きめに切り取ってもらってもかまいませんが、切手の周り3mmくらい残して切り取ってもらうと助かります。
集まった切手はネットオークションで販売して、収益を寄付します。

〔不用品〕
 日用品や贈答品などで、ご家庭で不要なものがありましたら、提供してください。
バザーなどで販売して、収益を寄付します。
 
〔使用済みインクカートリッジ〕
 使用済みのインクカートリッジを集めています。
『対象インクカートリッジは、純正のEPSON・CANON・RICOH・brother・hp(ヒューレット・パッカード)、
及びリサイクル商品ReJETの使用済みのものに限ります。』

〔イベント会場探し〕
 押し花しおりの販売やしおり作りが出来る場所を探しています。
完成品の押し花しおりは、わずかなスペースでも販売できますので、講演会や発表会などありましたら、
よろしくお願いいたします。
 室内のイベントでしたら、自分で押し花しおりを作ることもできます。
子どもから大人まで簡単にできて、だれにでも楽しんでいただけるものです。
材料はすべて持参しますし、費用は1枚150円です。人数に関わらず、遠慮なくお問合せください。

〔書き損じハガキ〕
 みなさまからいただいた書き損じハガキを、新しいハガキに交換して、その収益を寄付します。
年賀状の書き損じなどありましたら、ご協力をお願いいたします。
また、交換した葉書を購入していただける方も募集中です。

その他、活動へのご意見やアドバイスがありましたら、どんどんお寄せください。よろしくお願い申し上げます。

 
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スウィートギャラリーコンサート

2011-10-29 22:51:17 | ボランティア
定期活動日に押し花しおり作りに来られているピアノの先生が
生徒さんの発表会をするので、そこで押し花しおりを売りませんか?
と声をかけていただきました。

会場はお菓子の香梅の光の森店です。
ここは家から近く、よく和菓子を買いに行くところですが、
ショーケースしか見たことがなく、そんな場所があったっけ・・・

行ってみると、いつも買うところの右奥にテーブル席があり
そこから数段下がったところにはグランドピアノが置かれています。
階段が木の座席になっていて、座れるようになっているし、壁には
絵や写真が飾れるような作りになっています。

これまで気付きませんでしたが、よくコンサートや展示会があっていたみたいです

午後1時半から、コンサート開始です。
まずは子ども達の演奏から始まり、講師の先生方のコンサート、
バイオリンやギターとのコラボレーション、ピアノの弾き語りなど演目が豊富です。


休憩時間には、香梅の美味しいお菓子とお茶をいただきました。

また二人の画家の方(Peeさんと野口智子さん)がその場で絵が描きはじめられました。
2面のキャンバスにそれぞれが描き、こんどは入れ替わって、その絵に重ね描きされます。
それを何度か繰り返して、素敵な絵が出来上がりました。

後半はハロウィンコンサートです。
海賊や魔女に変装したり、アニメワンピースの歌を歌ったりと楽しいものでした

そのあと、南阿蘇絵本カフェ“カシュカシュ”オーナーの田川さんが、
カンテレを演奏しながら、絵本の読み聞かせをしてくれました。
田川さんは、フットケア講座の受講生で、修了したあと、南阿蘇に移り
カフェを経営されています。
ピアノの先生のお知り合いということで、意外なところでの再会でした。

休憩時間と発表会終了後に、押し花しおりとシールを販売させていただき、
5650円の売上がありました。







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土佐の国巡拝日誌

2011-10-28 22:02:16 | 肥後観音寺
24日から28日の4泊5日で、高知県の24番から38番、
それに愛媛県の39番から43番からまでの遍路旅へ行ってきました

24日、午後6時半集合だったのですが、早めに来る人もいるかも、と4時半にはお寺に行きました。
案の定、家にいても落ち着かないからと5時に来た人がいました。

昨年と同じ第一観光のお世話で、午後7時、総勢16名で出発です。
29名乗りのバスなので、ほとんどの方が二人掛けのところに一人ずつ
ゆったりと座ることが出来ました。

9時半に小倉浅野港から乗船して、出発は9時55分でした。
翌朝は、4時起床なので、すぐに寝る準備をして、早々に休みました。

朝5時に松山港で下船、まだ暗く、雨が降っています。
6時、石鎚山SAで朝食と食べた後、一路、高知県を目指します。
8時、高速を下りた近くにある29番国分寺から、お参りのスタートです。

この頃には雨も止み、暑くもなく寒くもなく、お参り日和です。
今回、初参加の方が一人いたので、お参りの仕方を教えてあげました

お寺についたら、まず門でお辞儀をして、中へ入ります。
次に手を洗ってから、本堂にろうそくと線香をあげたあと、納め札を箱に入れて
お賽銭をあげ、鐘を鳴らします。
そのあと、みんなでお題目、般若心経を唱えてお参りします。

本堂が終わると、大師堂でまた同じことを行います。
帰るときも、門で一礼をしてから出ます。

お寺の納経所で、納経帳や掛け軸に朱印を押してもらうのですが、
それは、私たちがお参りしている間に、添乗員さんがまとめてやってくれます。
初めての方には、納経帳に書いてもらっている様子を見てもらいましたが、
一冊ずつ手書きをされているのに、驚かれていました。

次は室戸岬まで、一気に移動です。
10時半にようやく御厨人窟に到着しました。

ここは、お大師様が修行された洞窟で、この洞窟からは海と空しか見えません。
そこから空海という名を名乗られるようになったそうです。

バスで坂道をグルグルと廻って、洞窟の上にある24番最御崎寺でお参りしました。

その後は、来た道を戻りながら、25番津照寺、26番金剛頂寺とお参りしていきました。
駐車場まではバスで行けますが、それから本堂までは階段が多く、上るのがたいへんです。

昼食後、27番神峯寺は、2台の大型ハイヤーに乗り換えて、狭い山道を10分ほど上ります。
遍路道はさらに急坂なので、上るのに一苦労でしょうね。

28番大日寺、30番善楽寺で本日のお参りが終わり、5時半、高知駅近くのホテルに到着です。
夕食前にみんなで歩いて、はりまや橋を見物に行きました。

“はりまや橋で、坊さん、かんざし、買うをみた”というよさこい節で有名です。
このお坊さんは実在の人物で、思いを寄せた娘にかんざしを買い、それがうわさになり駆け落ちしたが
追っ手に見つかり、別々に引き裂かれたという話です。

はりまや橋は、ほんの数歩で渡れるくらいの小さな橋ですが、
橋のたもとには、お土産屋が立ち並んでいます。
みなさん、たくさんのお土産を買われていました

26日は、朝8時出発で、31番竹林寺、32番禅師峰寺を巡り、桂浜へ。

桂浜には有名な坂本龍馬の像があります。

10月22日から11月27日まで、期間限定で像の横に足場が組まれていて
真横から龍馬をみることが出来ました。


33番雪渓寺、34番種間寺、36番青龍寺(朝青龍の名前の由来になった寺)
35番清滝寺、37番岩本寺と巡って、38番金剛福寺を目指します。

午後3時半、37番で若い男女の歩き遍路さんに出会いました。
途中で道連れになり、男性は野宿、女性は遍路宿に泊まっているそうで、
一日歩いて、やっと今日最初のお寺にたどりついたそうです。
36番から37番まで約60km、バスで1時間かかりました。

38番のお寺は、足摺岬の先端にあります。
夕日がきれい、というので岬めぐりを楽しみにしていたのですが、
途中でだんだん暗くなり、木々の間から、チラッ、チラッと夕焼けが見えました。
結局、お寺は5時に閉まってしまうので、間に合わず、ホテルに着いたときは
周りは真っ暗。
37番から2時間余り、約90kmの行程です。
歩き遍路だと2日から3日かかるそうです。
途中、ほとんど人家もなく、女の遍路さん、暗くなったらどうするんだろう、と
みんなで心配していました。

土佐は修行の道場と言われ、お寺とお寺の間隔が長いことで知られています。
いつか歩き遍路をしたいな、と思っていましたが、この距離にはちょっと考えてしまいます

27日は7時過ぎにホテルを出て、38番金剛福寺でお参りしたあと、足摺岬巡りです。
雲一つないお天気で、海が輝いています。

海に浮かぶ岩の上に何やら動くものが・・・。釣り人でした

足摺岬から少し戻って、9時すぎ、四万十川下りです。
乗船場のバスに乗り換えて、上流に向かうのかと思ったら、下流に向かっています
河原に下りると、屋形船が待っていました。
船も川下に向かって出発しました。
ここは海に近く、川の下側には塩水、上側は真水だそうで、満潮と干潮では2mも水位がかわるそうです。
流れもほとんどなく、エンジンをかけないと、船も止まってしまうくらいです。
川下りと思っていたら、四万十川遊覧ということでした

川では漁師さんが漁をしていて、その様子を見せてくれました。

仕掛けをあげると、モクズガ二やうなぎが入っています。
別のところでは、投げ網を見せてくれましたが、こちらは不漁でした。

その他、石積みでうなぎを取る方法やアオサノリの採取方法、シラスウナギの取り方など
船頭さんが面白おかしく説明してくれて、1時間あまりの遊覧でしたが、とても楽しいものでした。
それにしても、四万十川で生計を立てている人が2600人もいるというのにびっくりです。
日本最後の清流と言われるゆえんですね。

38番で土佐の国は終わりですが、来年のことも考え、松山港へ向かう途中にある愛媛県の
39番延光寺、40番観自在寺、41番龍光寺、42番仏木寺、43番明石寺までお参りを済ませました。

その後、道後温泉にゆっくり入り、夕食を食べた後、松山港へ。
同じ船で小倉浅野港に翌朝5時に到着です。
外はまだ暗く、雨が降っているようです。

6時、基山SAでうどんとおにぎりの朝食を取り、
8時には、肥後観音寺に帰ってきました。
昨年もそうでしたが、荷物を降ろして、解散するまでは
雨が止んでくれるので、大助かりです。

87歳、86歳の方が参加されていましたが、
最後まで、若い人より元気でした。
また来年もみなさん一緒に行けるように願っています


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四国八十八カ所巡拝

2011-10-24 15:20:55 | 肥後観音寺
今日の夜から、四国に出発です。
昨年、徳島県の1番から23番までの札所を廻りました。

今年は24番から43番まで、高知県と愛媛県の一部を廻ります。
室戸岬や足摺岬、四万十川など、初めてのところばかりで楽しみです。

前回と数名が入れ替わり、総勢16名で、午後7時、観音寺から貸し切りバスで出発です

みなさん全員、元気でお参りが出来ますように・・・
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長い一週間

2011-10-22 21:49:13 | 熊本フットケアアカデミー
今週は、なが~い一週間でした。

月曜日は料理作りをし、18日の火曜日は、肥後観音寺の観音縁日でした。

予定では、今週は20日(木)のフットケア74期生の4日目の講座だけだったのですが、
義父の葬儀などで、講座を開けなかった分が今週に集中してしまいました。

75期生の一日目が一週間ずれて、二日目は予定外の日です。
全員の休みが合わなくて、19日(水)と22日(土)の2回に分けて行いました。

その上、フェイシャル講座もずれて、21日(金)に行うことになり、4日連続の講座でした

メンバーは毎回違うので、雰囲気も違い、やっているときは楽しいのですが、
さすがに帰るとぐったりです

22日(土)には、5年前に修了した方が、フォローアップで参加されました。
ここ数年、まったくやっていなかったそうで、最初は、一つずつ確認しながらでしたが、
3回目にはだいぶ思い出されて、スムーズになりました。

最後に、「やっぱり、続けないとダメですね。」と改めて実感されたようです



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栗おこわ

2011-10-18 20:43:49 | 肥後観音寺
観音縁日の接待料理には、いつもは赤飯を炊くのですが、
義父が亡くなったばかりなので、今回は栗おこわにしました。

昨年、栗の皮をむくのに、熱湯に4,5分つけたところ、
渋皮まで簡単に剥けたので、そのつもりだったのですが、
今回は、渋皮がぴったり張り付いて、なかなか剥けません。

一つ一つ包丁で剥くのは、手が痛くなってしまい、二日間に分けて剥きました。

後で聞いたのですが、一晩漬けておいたらよかったみたいです。

6合のもち米にうるち米2合を足して800gの栗を入れたものを
炊飯器2台に分けて炊き上げました。



煮しめや昆布の佃煮の他に、柿と大根とキュウリのスダチ入り酢の物、サツマイモとブロッコリーのサラダです。



みなさんに美味しいと言って食べていただき、ほっとしました。


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論語教室

2011-10-15 17:44:35 | ボランティア
合志市では、5月より親子論語教室が開かれています。
全10回行われ、毎回、前半は論語教室、後半はお楽しみ学習プログラムです。

お楽しみ学習は、科学教室、読み聞かせ、絵手紙、茶道教室、
それに押し花しおり作りで、それぞれ2回ずつ行うことになっています。

5回目の今日は、私が担当する押し花しおり作りでした。

10時前に会場の「三つの木の家」に行き、下準備です。
管理人さんが、机や延長コード、ボードなど、いろいろ用意して下さいました。

10組の親子が参加しているのですが、今日はお休みされた方もいて
全員で15名でした。

まずは、論語教室です。
テキストは「親子で楽しむ論語塾」安岡定子著(明治書院出版)です。

みんなで声を揃えて読みあげます。

子曰(のたま)わく、
「人の己を知らざるを患(うれ)えず。
 人を知らざるを患(うれ)う。」

意味:孔子先生がおっしゃった
   「他人が自分の実力を理解してくれないことを嘆くことはない。
    他人の実力を自分が見極められないことこそ心配するのです。」

子曰(のたま)わく、
「巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すくな)し仁(じん)。」

意味:孔子先生がおっしゃった
   「上手に飾りすぎた言葉の人や、うわべばかり格好をつけた表情の人には、
    本当の思いやりの心がかけているものです。」

改めて、こうして論語を読むと、本当に深いものですね。
大昔に書かれたものなのに、今読んでも、ずんと心に響きます。
物が豊かになり、暮らしはどんどん便利になりましたが、
人の心は昔から変わっていないということなのでしょうね。

こどもたちは、今は意味がわからないかもしれないけど、
これを暗誦していると、いつか、こういうことだったのか、と思いあたることでしょう。

10分間の休憩の後、いよいよ私の出番です。
まずは、カンボジアのこと、地雷のこと、小さな一歩の会の活動のことをお話させてもらいました。

そのあと、押し花しおり作りに取り掛かりましたが、
子どもたちも、お父さん、お母さんも、みんな黙々と取り組まれていました。

ラミネーターにかけてあげると、思った以上の出来上がりに、みなさん満足そうです。
さっそく2枚目に取り掛かられていました。

最後に、「楽しかった人?」と尋ねたら、全員、「楽しかった」と手を挙げていただきました。
次は2月に行いますので、さらに楽しんでもらえるようにしたいと思います。




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初七日

2011-10-09 22:41:44 | 日記
10月3日、午前10時すぎ、義父が入院している病院から電話があり、
意識不明になられましたので、すぐに来てください、と。

すぐに主人に連絡し、私も病院に駆けつけました。
義母も主人がデイケアに迎えにいって、連れてきていました。
義妹の職場に連絡し、来てもらいました。

義父は入院はしていましたが、特にどこが悪いというわけではなく、
毎日、リハビリで、歩く練習をしていました。
当日も10時に看護師さんが迎えにいくと、ニコッと笑って車椅子に乗り込んだそうです。
それがリハビリ室についたとたん、意識不明になって倒れてしまったそうです。

着いたときは病院のベッドで、心臓マッサージを受けていて、
検査とかはできないし、あと数時間の命でしょう、ということでした。

しかし、その後、弱々しいながらも心臓はちゃんと動いているし、呼吸も自発呼吸です。
まるでただ眠っているようです。

午後になると、心電図検査に来てもらったり、導尿管を付けに来られたりと、
このまま、持ち直すのではないかと思いました。
しかし、午後4時、痰の吸引をしているときに、突然呼吸が止まり、
その後、心臓の波形も徐々に小さくなり、最後は1本の線になってしまいました。

寡黙で、誰にも迷惑をかけず、一日中でもずっと縁側に座っているような義父でした。
病院に顔を出すと、にこっとして、片手を挙げて迎えてくれていました。
そんな義父らしく、静かにそっと逝ってしまいました。

それまでは、あれもしなくちゃ、これもしなくちゃと思っていたのですが、
亡くなったとたん、主人と義妹と私、病院の長椅子に座り込んで、
「何したらいいんだろう?」と頭が真っ白になってしまいました。

その後、葬儀社に連絡したり、家に必要なものを取りにいったり、
連絡先をピックアップしたりと、大変です。

私はちょうど講座が続いていたので、受講生のみなさんに連絡しなければ・・・

あと、葬儀社との打ち合わせや遺影の写真選び、喪服の準備・・・
どこのご家庭でもそうなのでしょうが、ほんとに慌しく、悲しんでいる暇もありませんね。

3日は、仮通夜で家族だけです。義母が高齢のこともあり、夜中は、主人と二人で泊まりました。
4日は、遺体は身支度を整えるために、別の場所に連れて行かれるので、
その間に、自宅に帰って、通夜や葬式の準備です。
子どもたちも遠くから駆けつけてくれて、孫6人も優しかったじいちゃんの思い出にふけっていました。
その晩も泊まるつもりで行ってたんですが、長男、次男夫婦、娘が泊まるからと、帰されました。
久しぶりに子どもたちだけど、いろいろ語り合ったみたいです。

通夜、葬儀をしていただく住職は、主人の兄弟弟子にあたる方が鹿児島から駆けつけてきてくださって、
真言宗による厳かの法要ができました。

両親の兄弟はすでに亡くなっていたり、高齢で来られなかった方もいたのですが、
その子どもたちや、親戚の方々、ご近所のみなさん、それに多くの信者さんたちにお参りいただき
義父も喜んでくれたことと思います。

父の笑顔に癒されると言って、毎日、病院に顔を出し、下の世話から洗濯まで、
一手に引き受けていた主人が一番淋しいみたいです。

そんな主人の心のこもったお経で、初七日法要を行いました。
きっと父も安らかに旅立つことができることでしょう。
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日本初の男女共同参画

2011-10-01 21:21:29 | 感動した話
今日は、午前中、先祖供養でした。
いつもは片付けに2時ごろまでかかるのですが、
午後1時半から講演会があるので、大急ぎで片付けて、出かけました。

熊本市男女共同参画センター「はあもにい」での講演会です。
「先輩から学ぶ!日本を変えた熊本の女性たち」
~ジェーンズが残した日本初の男女共同参画~

講師はジェーンズ邸館長の黒田孔太郎氏です。

ジェーンズは熊本洋学校教師として、明治4年にアメリカから来熊しました。
アメリカでは南北戦争に北軍砲兵大尉として参加し、その後、士官学校の助教授となるも
農場で農業に従事していました。

熊本には幕末、横井小楠という偉大な人がいて、勝海舟から尊敬され、坂本龍馬も訪れています。
明治政府に招聘され、これからというときに、京都で暗殺されてしまいました。
その甥が明治2年末、勉強していたアメリカから帰国し、熊本知藩事に洋学校の作ることを
勧め、ジェーンズが教師として招かれたのです。

10歳から15歳までの少年、約500名の入学希望者が集まり、試験で入学したのは46名でした。
ジェーンズの授業はすべて英語で行われ、答えは教えず、自学自習で、毎日成績順に
席を入れ替えるので、皆、真剣に勉強していたそうです。

4年目のこと、二人の女の子が男の生徒に混じって勉強を始めました。
横井小楠の娘「横井みや子」と徳富蘇峰の姉「徳富初子」です。
男子学生が、猛反発して抗議をしたところ、「君の母親は男か女か?」と言われたそうです。
「女をさげすむ男が、母を持ったり、妹をもったり、まして妻を持ったりすることは
不自然ではないか・・・」と。
男子生徒はぐうの音も出ません。これが、日本初の男女共学です。
のちに、このとき抗議した男子学生が、みや子さんの夫になったというのも不思議な縁ですね。

学生たちはキリスト教に興味を持ち、ジェーンズに請い、ジェーンズ邸で聖書の輪読会が行われました。
その中で熱心なキリスト教信者が明治9年1月30日に花岡山で結盟し、キリスト教を広めようと
「奉教趣意書」を読み上げます。
しかし、そのことが原因で洋学校は閉校になってしまいました。

その後、学生たちは、京都の同志社英学校に移り、熊本方式の授業を取り入れて、熊本バンドと呼ばれました。
明治12年、同志社英学校の初卒業式の卒業生15名はすべてジェーンズの教え子でした。
このとき二人の女子学生も京都に移り、女学校で勉強を続け、のちに教育や女性の地位向上に活躍するのです。

ジェーンズは、食生活改善にも力をそそいでいます。
熊本の野菜の種類の少なく、栄養価が少ないと感じ、アメリカから、キャベツ、カリフラワー、レタス、
オクラ、グリンピースなどの種を取り寄せて、熊本に広めました。
また牛肉や野菜入りのシチューを振舞ったりして、熊本の人が牛乳、牛肉、パンを食べるきっかけになりました。

ジェーンズ邸は現在、水前寺公園の近くに移転されていますが、
元々は熊本城内の古城と呼ばれるところに建てられていて、現在は県立第一高校になっています。

日本初の男女共学となった熊本洋学校ですが、同じ場所に建っている県立第一高校は
男女共学にもかかわらず、現在、男子がいません。
戦前の第一高等女学校のイメージがいまだに残っていて、男子が入ってこないのです。
今年は、市内の中学校を回って、男子入学に力を入れているというのが話題になっています。
なんか不思議な感じですね。

1月14日に第二回目が開催され、本題の女性たちの活躍がテーマです。
ぜひ参加したいです。

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