愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

でんでんむしのかなしみ

2007-11-06 23:29:02 | 
 
 …たしか皇后美智子さまも、この絵本を薦めてました。

 「でんでんむしのおはなし」は「新美南吉」の作品です。

 とても短いおはなしなんですが、身につまされる内容です。


 ある日、でんでんむしは

 「わたしは いままで うっかりして いたけれど わたしの せなかの 

 からの なかには かなしみが いっぱい つまって いるでは ないか」

 と気づきます。

 お友達にそれを話しに行くと、

 
 「あなたばかりでは ありません わたしの せなかにも 

 かなしみは いっぱいです」と言われます。

 
 別のお友達にも同じことを言われて、でんでんむしは悟ります。

 「かなしみは だれでも もっているのだ。

 わたしばかりでは ないのだ。

 わたしは わたしの かなしみを こらえて いかなきゃ ならない」
 
 と、嘆くのをやめたそうです。

 
 そうは言っても、嘆くのはやめられない私ですが、

 ブログをやってると、このでんでんむしと同じ気持ちになります。

 皆さん、それぞれに背中に悲しみを一杯背負って生きていらっしゃるのだなと、

 気付かされます。
コメント
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