先日、随分久しぶりにNHKの日曜美術館を見た。
司会の姜サンジュンさんはもう辞められて、新しく千住明さんに代わっていた。
その日は、白洲正子 神と仏、自然への祈り
生誕100年特別展 世田谷美術館開館25周年記念の紹介をしてました。
私、白州正子さんってお名前だけ知ってましたが、超立派な家柄の人…というイメージがあって、
私みたいな貧乏人とは、住む世界があまりにも違うかなって敬遠してました。
でも芸術品を愛する心に金持ちも貧乏人もないですよね。
素晴らしい仏像や芸術作品は、どんな貧乏人にも金持ちにも分け隔てなく、光を分け与えてくれます。
この写真の十一面観音は、白州さんが所蔵だったのかな?どうだったかな?
やっぱ美しいです。白州さん十一面観音巡礼もしてたそうです。
また、人知れず埋もれてる隠れ里を見つけたり、なんの変哲もない田舎の風景や神仏に美を見出していたそうです。そういう忘れ去られたような田舎街の小さな野仏にも、美が宿っているんですね。
テレビ画面を撮ったのですが、埃と部屋の洗濯物まで写りこんでます。あしからず