めがね

　荻上直子監督の「めがね」を観ました。

　今、僕が求めてるのは「めがね」だ！と次男が訳の分らん事を言い出し、

　そんなに観たいのなら…と、レンタルで借りてきてやりました。

　でも、予想外に良かったです。

　前作「かもめ食堂」よりもハマりました。

　この映画にハマる人は、きっと“黄昏る才能”がある人だと思います。

　民宿「ハマダ」はそんな黄昏たい人たちの心のふるさとのような所です。

　「メルシー体操」…私だったら、素直に参加すると思います。

　こんな風にゆったりと生きていけたらどんなにいいでしょう…。

　もたいまさこさんは素晴らしい女優さんですね。

　また、大貫妙子さんの主題歌が、とどめを刺すように利いています。

　まったり黄昏たい人には、是非お勧めの作品です。

　民宿「ハマダ」には行けないけれど、

　せめて映画「めがね」でも観て、心の重荷を下ろしましょう～。

　「かもめとめがねのおいしいごはん」

言霊

　言葉にもエネルギーがあります。

　“言霊”というのがそれですね。言葉にも霊が宿るのだそうです。

　江原啓之さんの本にも「言霊のエネルギーが人間関係を左右する」とありました。

　嫌いな人には難しいけど、大切な人には優しい言葉を一杯かけてあげたい。

　(でも、せめて嫌いな人の悪口はなるべく言わないようにしている)

　子供が出掛ける時は、祈るような気持ちで

　「気を付けてね、行ってらっしゃい」と言ってしまう。

　最近では、予想もつかない事件が起きる。

　どうにか無事に帰ってきて欲しいから、つい「気を付けて」と言ってしまう。

　でも江原さんいわく、そうした言葉のエネルギーが、

　出掛けるその人を、守ってくれるバリアになってくれるのだそうです。

　言葉一つにしても馬鹿には出来ないのだ。

　・・・私は、言霊の力を信じます。　

ごはんができたよ

　　「ごはんができたよ」

　　(途中から)
　ごはんができたよって　母さんの声がなつかしい
　怒られてばかりいたけど　父さんも元気かしら
　淋しかったんだ　今日も
　悲しかったんだ　今日も
　ちょっぴり　笑ったけど
　それが何になるのさ

　義なる者の上にも
　不義なる者の上にも
　静かに夜は来る　みんなの上に来る
　いい人の上にも
　悪い人の上にも
　静かに夜は来る　みんなの上に来る

　つらいことばかりあるなら　帰って帰っておいで
　泣きたいことばかりなら　帰って帰っておいで


　・・・槇原敬之さんもカバーしてた矢野顕子さんの「ごはんができたよ」です。

　矢野顕子ファンのクセして、実は…

　この曲だけは、どうもドロ臭くて好きになれなかったんです。

　でも、長男が家を離れて１年近く、この曲の良さがようやく解ってきました。

　「帰っておいで」ってことは…

　社会の荒波にくじけそうなら、無理しないでサッサと戻ってらっしゃい…ってことだ。

　決して、たやすく口にできる言葉ではないけれど、

　ここぞ！という時には言ってやりたい。

　
　・・・「帰っておいで」って言ってくれる人がいるからこそ、

　“もうちょっと頑張ってみよう”って思えるのかも知れませんね。

　(でも、旦那に対しては『帰ってこないで』って感じです…)　

SHINE

　　　小さな光を輝かせよう
　　　あなたの小さな光を輝かせよう
　
　　　私たちを深い眠りに連れ戻す
　　　真っ暗闇にも光をあてよう
　
　　　手放したものにも、
　　　守り通したものにも光をあてよう・・・「SHINE」ジョニ・ミッチェル

　
　あらゆるものに、小さくてもいいから光を照らそう…と呼びかけている曲です。

　きっと、ジョニ・ミッチェルも
　人は「霊止」であり、光の存在なのだという事を知っているのだと思う。

　人は、真っ暗闇の地上に光を灯すため、輝くために…この世に生まれてくるんでしょうね。

　たとえば、よく

　「あの人は輝いているね！」…とか言ったりする。

　実際、その「光」(オーラとも言うんでしょうね)は目には見えないけれど、

　どこか人間には…

　その「見えない光」を感知する能力が、生まれつき備わっているのだと思う。

　命を輝かす。

　年齢は関係ないですよね。命ある限り輝きましょう。

　人によって色々だと思うけど、でも残念ながら…今の自分は、

　輝けてないなぁ～

ジョニ・ミッチェル祭り

　【１９７０年、イギリスのワイト島で、巨大なロック・イベントが行われました。ジミ・ヘンドリックスの名演でも有名なフェステイバルですが、残念ながらこのイベントは、フラワー・ムーブメントの崩壊を世に知らしめたライブとして、後の世に語り継がれています。前の年に行われたオルタモントのローリング・ストーンズ・コンサートにおける、黒人青年惨殺事件から、すでにその終わりは明らかだったのですが、時代はすでに変わろうとしていました。そしてこのイベントでは、その混乱がさらに吹き出し、観客と主催者とのトラブルや観客どうしの喧嘩だけでなく、アーティストたちへのヤジ攻撃など、その状況は混沌を極めていました。そんなコンサートにおいて、一人ギターを肩に舞台に立った女性アーティストがいました。彼女はしばらく観客のヤジにさらされましたが、それに立ち向かうように力強く歌い始め、その凛とした姿は多くの観客の目に焼き付きました。もちろん、それがジョニ・ミッチェルだったのです。
「みんなちょっと頭を冷やしたら。じっくり物事を考えるべき時じゃないの！」
彼女の登場は、多くの点で時代の変化を感じさせるものでした。そう考えると、彼女は現れた時から、やっぱり強かったようです。「しなやかに、したたかに」とは、まさに彼女のためにある言葉かもしれません。】
　(『音魂大全』から引用させて頂きました)

　そんなジョニ・ミッチェルも御年６４歳。

　６年前一時期引退を表明していたそうですが、昨年再びアルバム「SHINE」でカムバック。

　まだまだ頑張ってほしい。女性として尊敬してしまう。

　こんな素敵な女性にあやかりたく…近頃ジョニ・ミッチェルにハマってます。

あなたがあなたであるために

　「あなたがあなたであるために」

　・・・こんなようなタイトルの本があったなぁ。

　どこで、どう間違っちゃったんだろう。

　みんながみんな、自分らしく生きられたら幸せなのにね。

　自分が自分らしく生きることすら、この世の中では戦いなんだ。

　寺山修司さんは「ご職業は？」と聞かれて、

　「寺山修司をやってます」って答えたらしいけど、

　そんな風に、誰もが答えられたらいいのにね。

　何で、引きこもった挙句、通り魔殺人なんか起こさなきゃいけないんだろうなぁ？

　どこで、どう間違っちゃったんだろう？

　くれぐれも、自分の取り扱いにはご注意ください。

きょうの猫村さん

　「きょうの猫村さん」の、
　
　三巻が出たんだそうです。

　・・・別に買わなくても心療内科の待合室で読めるんですけど、

　良いですよね…猫村さんって。

　こんな脱力系の漫画って…絵を見るだけで癒されます。

　フッと体の力が抜ける感じがします。

　「ネット発・一日一こま・マイペース鉛筆漫画」

　それが、こんなに売れちゃって…でも味がありますよね。

　素敵です。

チベット

　昨年11月にダライ・ラマ14世が来日してました。

　伊勢神宮に参拝されたり、そんなニュースがまだ記憶に新しいです。

　だからか…チベットの暴動は悲しいです。

　「日本人観光客のチベットの写真」

　波紋はもっと広がるでしょうね。

　北京オリンピック…開催されたとしてもシラケそう。

モディリアーニ

　３月26日～６月９日まで東京の国立新美術館で「モディリアーニ展」がありますが、

　名古屋でも４月５日～６月１日まで名古屋市美術館でも「アメデオ・モディリアーニ展」があります。

　同じような時期に、同時に２か所で展覧会が開かれるって…やっぱり日本ってお金持ちってことなのかな？

　１か所に絞ってやれば２倍楽しめるのにな…２か所に分けるのがミソなのかな。

　・・・波瀾の人生で、２本も映画になってるモディリアーニですが、

　エピソードとして、ピカソに12年前の借金を返済されたとき、100スー（5フラン）の借金に対して「利子」と称して20倍の100フランを請求したって…結構嫌な奴だったんですね。

ジョニおばさんの猫

　ジョニ・ミッチェルのＣＤで持ってるのは「TAMING THE TIGER」一枚だけ。

　若い頃は聴かなかったけど、自分がいい年になってきて、

　ジョニ・ミッチェルの良さがようやく解ってきました。

　このＣＤの中に「FACE LIFT」という曲がある。

　「フェイス・リフト」って言ったら、たるんだ顔のしわを伸ばす整形手術の事。

　ジョニ・ミッチェルはフェイス・リフトをしてるのかどうか知らないけど、

　“幸福こそが最高のシワ伸ばし(若返り)”と歌うトコロが素晴らしい…。

　
　　「FACE LIFT」

　　(途中から)
　　…あたしはもう中年なのよ、ママ
　　時はあっという間に流れる
　　だからね、わかるでしょ
　　幸せが
　　一番いいものなの
　　しわ取り手術を受けていても！


　　愛は大いなる勇気をもたらす
　　くだらないことも沢山ついてくる
　　彼女は言った、
　　「あんたはいろんな映画を見過ぎだよ、ジョニ」
　　こうも言った「さっさと帰っておくれ」
　　外は冷たい風が吹いている
　　部屋は見晴らしがよかった　
　　励まされ、希望に満ちた気持になる
　　そして、蝋燭の明かりが照らす
　　わたしたちは天使にキスをした
　　月に陰りがさしていた
　　わかるでしょ
　　満足が
　　一番いいものなのよ
　　整形手術を受けていても！


　　わたしたちは
　　ベッドを窓際へ押しやった
　　クリスマスの街の照明を見るために・・・
　　イーストバンクの
　　湯気を立てている川を横切って
　　橋の間がこうこうとライトアップされている
　　まるでパリのようだ
　　この川がわたしと母さんの間に流れていた
　　わたしたちが分かち合う喜びとも言うべき両岸の間を
　　神の恵みがありますように
　　生きる意味をおあたえくださいますよう・・・・
　　わかるでしょ
　　幸福が
　　一番いいのもなのよ
　　しわ取り手術を受けていても　

　(新しい恋人との仲を、認めてくれない頑固な母親との確執を曲にしたもの…)　

雅子さま

　10日前の事だけど、私も“参内”に行ってきました。
　
　何のことない…前立腺癌に罹ってしまった義父のお見舞いでした。

　旦那は来年１月まで帰ってきませんから、私と長男と２人で行きました。

　手術後１か月…思ったより義父は元気で、喜んでくれました。
　
　だけど複雑な思いは残ります。

　義父には旦那と不仲だということ事はオモテ立っては言えませんから…。

　ゴメンなさい。自分の事は棚に置いといて…気になるのは雅子さまの事。

　色んなバッシングが飛ぶ中、秘かに応援したい気分です。

　きっと離婚って事はあり得ないだろうけど、

　皇太子妃の動向に庶民は何かしら影響を受けるものです。

　でも、皇室って庶民には計り知れないくらい謎めいてますよね。

　一説によると雅子妃が適応障害になられた原因は、皇室独特の伝統的な儀式にあるんじゃないかという説がまことしやかに流れてます。

　・・・信じられないのですが、その一つが「入浴潔斎の儀」！？

　いくらなんでも、これは眉唾物でしょうね。…でもややこしい儀式が多そう。

　やっぱり皇室…恐るべし闇です。　　

モンスターマザー

　深夜繰り返し叫び声　三郷男児死亡　逮捕の母は夜遊び　埼玉(産経新聞) - goo ニュース

　これは…すごい母親ですね。まさに「モンスターマザー」としか言いようがないです。。。

　あんな大豪邸に住み、何考えてんだろ？
　「自分１人の責任じゃない」とまで言ってるそうだけど…
　責任転嫁しまくり家族・・・？
　ここの家系は何代先まで性根が腐ってんだろう？
　
　ヒイ婆さんも、爺さんも婆さんも、近くに住んでて干渉しないってのは、
　おかしい、おかしすぎる。

Rodrigo Y Gabriela

　このジャケット、渋いなぁ…と思ってたけど、

　「Rodrigo Y Gabriela」なんて全然知らなかった。

　今朝、初めてテレビで見て釘づけになった。

　こういうのに魅かれる人って、ラテンの血が流れてるんだろうか？

　スパニッシュ・ギターって好きで、パコ・デ・ルシアとか一度見に行ったことがあります。

　とても弾く気にはならないけど…。

　「Rodrigo Y Gabriela」

　メキシコ出身のギター・デュオだそうです。

　ガブリエラさんがめっちゃカッコイイです。

　リズムギターって難しいって聞いたことある。

　今月の30日に東京でライブがあるらしいけど、もうソールドアウトだそうです。

大日本人

　第８回ビートたけしのエンターテイメント賞の話題賞を受賞した松本人志の、

　…例の第一回監督作品でもある「大日本人」をようやく観ました。

　その話題賞の受賞式の時の、松本の複雑な表情の意味がなんとなく解りました。

　やっぱり…あの内容じゃ、そもそも「映画」に対して失礼じゃないの？って気がした。

　ラスト、大佐藤(松本扮する)の獣退治の場面で、特撮がＣＧから実写に変わり、
　
　いきなり「スーパージャスティス」が出てくるあたりで一気にシラけた。

　エンドロールで流れるステイウィズミー(ジャスティスの母)の

　「ブサイクやったわ～！」というダメ出しのセリフがやけにリアルに聞こえました。


　でも、松本のお笑いは嫌いじゃない。とにかく笑えた。

　実写になるまでは、すっごく笑えました。

なぜか春だから

　ブログを一週間お休みしてしまった。

　別に体調が悪かった訳でもないです。何処かへ出掛けてた訳でもないです。

　何となくお休みしてました。

　…逆に、今まで何でこんなにブログにのめり込んでたんだろう？って思う。

　というかブログに逃げていたんだろうな。

　そういう時期もアリだよね。

　まだまだブログは続けます。これからもヨロシク…