愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

久々の投稿です

2006-12-30 14:44:40 | 人生
フセイン元大統領の死刑が執行された とニュース速報が流れました…。
 嫌なニュースですが、時代はどんどん移り変わってゆきます。

旦那が帰ってきて、一週間が過ぎようとしています。
 来月6日には、またアメリカに戻るそうです。
 旦那が帰って来てから、スキを見せてはいけないとピリピリしていたせいで、結局…精神的に参ってしまいました。二日前から腰は痛むし、三男の風邪がうつってしまいました。
それでも先日、心療内科の先生に旦那と会ってもらい、私の障害について説明してもらいました。
 旦那にもちょっとは解ってもらえたみたいで…ホッとしています。
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旦那の帰還

2006-12-24 01:23:41 | 人生
 明日、旦那が帰ってくると思うと、憂鬱です…。
 何でクリスマス・イブなんかに帰ってくるんだろう?ああ~ウザイ…嫌い。
 旦那の事を、とやかく言えるような立場じゃないかも知れないけど…
 でも生理的に受け付けられなくなってしまいました。キツイです。
 
 いや…本当は、私みたいな女と結婚してしまって、旦那も被害にあってるのかも知れません。
 だけど旦那だって私の事を、最初(自閉っぽくて…)ちょっと変な女だな、って感じていたとは思うんです…だから最初からナメられていました。
 「こんな女…ふん!」って言うような態度がどこか感じられました。…薄々そういう態度に気付いていながら結婚に踏み切った私にも問題はあります。それは自己評価がメチャメチャ低かったからです…。でも、ドン臭くて、どこかピントがずれててトロイ女だったのには、実は、こうこうこういう脳のメカニズムのせいで、それなりの理由があるのだという真実をしっかり把握して欲しいと言うだけなのに、それを素直に受け入れられないのは、そもそも私に対して愛情が無いと言うことじゃないの!ってことなんです。
 
 今は話すのも嫌だし、一緒にいるのも嫌だし、触られるのも嫌です。
 結婚生活20年間で、愛されたという実感は無いに等しいです。
 私も馬鹿でした。それは認めます。でも馬鹿なりに私も学習しました。
 もう旦那になめられたくないです。
 旦那が気持ち悪いです。ゴキブリ以上に気持ち悪いです。
 以前、共依存の本の中に、「カエル症候群」という言葉がありました。
 意味は、「だめんず・うぉーかー」とほとんど一緒ですが、親指姫だったか忘れましたが、おとぎ話の中で、少女がカエルにキスをしたら、カエルが王子様に変身するのです。
 自ら犠牲を払えば、幸せになれるという幻想を抱いて、実際に私は本物のゴキブリにキスをしてしまったのです。けれどゴキブリはゴキブリのままでした。
 ああ…明日はそのゴキブリが帰ってきます。
 だけどゴキブリも、振り回されて気の毒でしょうが、ゴキブリにも欲はあったと思うし…ゴキブリも現実に立ち戻って自分の本当の姿を、今一度しっかり見つめ直して欲しいです。
 
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旦那が帰ってくる

2006-12-23 12:45:14 | 雑感
 明日、旦那が帰ってくるので、やっぱりムカついてます…。
 
 どうして人間には、深く悩むタイプの人と、あまり悩まないタイプの人がいるのだろう? 
 本当に不思議です。
 悩む人は悩み過ぎるくらい悩むのに、悩まない人は、どうしてあんなに悩まないで平気で生きていられるんだろう…と私には不思議でなりません。
 私は悩みすぎるタイプで、旦那は悩まないタイプなんです。
 
 私は嫌な事があると、何も手につかないくらい悩んでしまうのに…、旦那はパチンコに行くとか、テレビを見たりお酒飲んだりして、あたま空っぽにして一晩ぐっすり寝て、忘れてしまいます。きっと悩む事に価値なんか無い!って思ってるんでしょうね…。
 よく言えば「頭の切り替えが上手い」って事なのかも知れません。
 でも、それじゃ本質的な解決にはなってないような気がします。
 
 私も、この年になってから漸く言えるのですが、無駄なくらい悩んで、悩んで悩んで、もしそれで、たとえ解決にならなくても、自分自身が納得できる答えが見つかれば、私はそれで満足するんです。結局、自分の心に嘘をつきたくないって事なのかも知れません。
 
 私の過去の友人にも「悩んだってアホらしいから、私はすぐ寝る!」って言ってた人がいたけど、きっと旦那もそういうタイプなのでしょう…。そう言う人はそういう生き方で別に悪くはないんだけど、悩むタイプの女と、悩まないタイプの男が結婚した場合、結婚生活なかなか上手くいかないんじゃないかなと思います。これが逆で、悩む男と悩まない女の取り合わせだったら上手くいくんじゃないかと思うのですが…。
 
 だけどやっぱし不思議…。悩まない人にしたら、きっと悩む事ってすごく苦痛なんでしょうね…。悩む事ってそんなに苦しいことなんでしょうか?
 (ここで言う「悩む事」って要は「セルフ・トーク」の事で、自分との対話の時間です)

 人生悩みの塊の私にしたら、悩む事(セルフ・トーク)にマヒしてるし、悩む事(セルフ・トーク)が趣味にもなってるし、悩む事が人生の醍醐味だと思ってます。
 だから悩む事が「アホらしい」という人とは価値観が100%違っているような気がします。
 悩まない人を、悩む人に変えようと言う事ははなはだ難しいなと言うのが、私の実感です。
 例えば…子供に虐待をする母親とか、DV男性とかをカウンセリング等で更生させようとかしますが、そういう人達がはたして本当に改心するものか、解らなくなりました。
 人間には少なからず資質というものがあるような気がします。解る人にはスンナリ解る事が、解ってもらえない人に、いくら解らせようとしても、どこか無理があるような気がします。

 人間にはその人なりのキャパシティーがあるような気がします。
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PTA役員

2006-12-22 01:30:13 | 学校
 (…つづき)
 自殺された母親の親戚筋の人から聞いた彼女の人物評は…
 「ちょっと変わってる、変な人」でした。それがまた私の心に引っ掛かりました。
 新年度直前の…それはまるで前途多難の予兆のような暗い出来事でした。
 私の心は揺らぎ始めました。その後PTA総会、歓送迎会と大きな行事が続き、早速 私は音を上げ、歓送迎会でパニックを起こし、人前でおんおん泣いてしまうという失態をさらしてしまいました。それで引退できれば良かったのですが、それも叶わず、心療内科に掛かりながらも必死に役員を続けました。今思えば、理不尽に思えますが、これも私にとって必要な体験だったのかも知れません。私には荷が重すぎた役員の仕事ですが、この重圧を通して自分の本質にたどり着けたような気がします。
 私は悩みぬいた末、校長に自分が「アスペルガー症候群」である事をカミング・アウトしました。ちょうど発達障害支援法が施行される前年のことです。しかしカミング・アウトしたところで苦しみから開放されることは一切ありませんでした。
 悩みの渦は時として他人までも巻き込む羽目となりました。旦那も子供もその対象でした。そして、そんなある日、またしても不幸な出来事が起きました。その小学校の男性教師が、自殺を図ったのです。どうやらその先生も深く悩みを抱えていたようで、不適格教師のレッテルを貼られた先生でした。自己管理能力も乏しく、同僚とのコミュニケーションも上手くはかれず、保護者からの突き上げやら、上司からの叱責に耐え切れず自ら命を絶ちました。それも私の心に暗い影を落としました。学校はいつも、うわべでは綺麗ごとばかり並べ立てている癖に、こっそり裏では教師同士、陰湿な駆け引きがまかり通っているような気がしてなりませんでした。子供の頃の学校不信がここへきても払拭出来るどころか、益々学校不信は募りました。
 そもそも学校を運営していくと言う事は、ものすごく大変な事なのでしょうが、学校という組織の枠組みの中では、結局、誰かが犠牲にあっているのです。教師が権威をまとっていた時には、生徒が犠牲に遭い、今では教師さえ命を絶つのです。
 学校の組織の中では教師も生徒も実は、命懸けなのかもしれません。私だってPTA役員をやってた時は命懸けでした。人間関係が気まずくなると、色んな感情が渦巻いてストレスを引き起こし、トラブルの原因になります。私の場合それが如実でした。役員同士のいざこざも勿論ありました。感情を思わずぶつけてしまった事もあります。診断書を提出して辞任しようと考えた事もありました。結局不快な記憶しか残りませんでした。
 やはり何といっても、PTA役員在任中に亡くなった二人の方を思うと、今も複雑です…。
 
 
 
 
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夫婦の正念場…?

2006-12-21 11:15:06 | 人生
 旦那が24日に帰ってきます。ここにきてメールでやりとりをし始めましたが、旦那も切羽詰まっているのか、心療内科の先生と私の事で相談したいと連絡がありました。 
 夫婦の危機も、ようやく現実味を帯びてきました。
 私としてはどうしても、旦那と気持ちを合わせることが出来ません。
 どうしたらいいものか…そろそろ夫婦の正念場です。
 私たち夫婦にとって、結婚って何だったんだろう…。
 そうやって考えることで自分の人生について、今一度 真摯に見つめなおす機会を神様に与えられたんでしょうね…。
 人生…いいかげんに生きてると、いつかエライしっぺ返しにあうものです。
 人生、どこかで帳尻合わせをする時がくるものです。
 まいた種は、いつか必ず自分で摘み取る事になる…気付いた時にはもう遅いのですが…。
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PTA役員

2006-12-20 22:29:03 | 学校
 小学校のPTA役員をやった時は本当に苦しかったです。自分でも何で引き受けてしまったのか解りません。すごく嫌だったのに…嫌で嫌でたまらなくて…もし、お声が掛かったらどうしようかと恐れていました。なのに…御近所の奥さんから「誰もやってくれる人がいなくて困ってるのよ~お願い~」とか言われると、ああ~仕方ないな~ってなってしまうんです。要は断る勇気がないんです。断る強さが私には無いんです…。 
 社会不安障害で仕事にも行ってませんでしたが、だいたい当時「社会不安障害」なんて言葉はありませんでした。「人付き合いが苦手で私には、とても無理です」とか言ったって御近所の奥さんには通用する訳がありません。
 そんな訳でPTA役員をやるハメになりました。最初の1年間は見習い期間みたいな感じで、それほど利害関係は無かったのですが、それでも人間関係を上手く築くことが、どうしても出来ないのです。何回か同じ人と会っていても、慣れるという感覚がないんです。毎回初対面みたいに緊張してしまうんです。相手側には気付かれてないのかも知れませんが、どう接して良いのか解らず当惑してしまい頭の中はほとんどパニックです。逃げ出したい気持ちを押し殺して主婦グループの中に鎮座してなくてはならず、半分離人状態で時間の経過だけを待つといった調子なのです。
 そして2年目…いいようにおだてられて副会長(母親代表)を任されました。だけど本当は誰も私なんかが適任だなんて思ってなかったと思います。
 忘れもしない春休み、桜も真っ盛りの時期に1人の生徒の母親が首吊り自殺をしました。当然PTA役員は、そういったお葬式に参列するのも仕事のうちでした。ショックでした。最初は心臓発作という話でした。でも何かが変でした。母親が死んだというのに、お通夜の席で遺族の様子が不自然だったのです。子供さえ泣いていないのです。母親が死んだと言う事実をまだ受け入れられない…といった表情でした。
 この、全く面識も無い一人の母親の自殺が、私の心に深く突き刺さりました。
 (つづく)
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残念です…

2006-12-20 16:22:40 | 雑感
 今日、岸田今日子さんと青島幸夫さんがお亡くなりになりました…。また昭和時代を彩ったスターを失いました。
 昭和育ちの人間としては、やはり寂しいです。青島さんの「いじわる婆さん」も懐かしいですが、岸田今日子さんは、私自身思い入れが深いです。
 もっと長く生きて欲しかったです…。
 岸田さんも子供の頃、学校がお嫌いだったようで…その なんとも不思議なキャラクターに、とても親しみがありました。
 
 ああ…昭和がだんだん遠ざかっていきます。
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一時帰国

2006-12-19 20:11:39 | 人生
 旦那が24日に帰って来るそうです。 
 愛情があれば嬉しいでしょうが…あ~帰ってくるのか…しょうがないなあって感じです。
 
 一度、心療内科の先生に旦那に会ってもらおうと思ってます。
 旦那は、私の病気(発達障害とかうつ病とか…)について、まだ全面的に理解してないんです。
 未だに私の状態が、単なる甘えで、怠けてるだけ…ぐらいにしか思ってないんです。
 旦那にとって、私はグータラのろくでなしなんです。
 …グータラのろくでなしでもセックスだけさせてもらえれば「ОK」なんです。
 ホントに腹が立ちます。
 3年近く性交渉はないです。
 旦那の帰国中も絶対に寝室は別々です!
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三ちゃん…

2006-12-19 10:59:10 | 雑感
 今日は三男の個人懇談があります。
 午後から小学校に行くのですが、未だに小学校という所が苦手です。
 PTAの役員をやってから、益々苦手になりました。朝から憂鬱です。
 
 やっぱり…私が子供の頃は、発達障害に対する理解がまるで無かったし、そういう当時の無理解な教師から ひどい扱いを受けたトラウマのせいで、未だに小学校へ行こうとすると足がすくみます。
 当時の精神状態を、今も ずっと引きずっているって感じです。
 3年前にPTAの役員をやってから益々苦しくなりました。まるで小学校の子供時代を再現してしまったようです。
 やっぱり人間関係はいつまでたっても苦手なままです。
 
 話は変わり、フジテレビでやってる「あいのり」に今 出ているの三ちゃんは「…。」です。
 きっと三ちゃんは自分を変えたくてあの番組に出ている。のだと思いますが…、こちらとしては見ていて時々辛くなります。とても他人事として見ていられない分、気になってしまうのでしょうね…。
 
 三ちゃんだいじょうぶかな…自分の出演が終わってから、PTSDにならないだろうかとな…とか、同じ悩みを持つ私からすると心配です。
 余計なお世話でしょうが、三ちゃんを見ていると、ちょっと痛々しく感じてしまいます。
 無理してんじゃないのかな…とか、きっとスタッフの方も気に掛けていると思いますが、カウンセラーの方を同行させて欲しいというのが私の気持ちです。
 
 …こういうのを心理学でいうところの「投影」っていうのでしょうが、そうですね…まさに投影です。
 逆に三ちゃんに失礼ですよね…。
 なんか、まるで息子を見てるような思いです。無事に帰ってきてね…って感じです。
 
 
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人生相談

2006-12-19 00:12:40 | 人生
 今日もニッポン放送の「人生相談」を聞きました。
 聞けば聞くほど悩みます…。今日のキーワードは「犠牲を払うほど幸せになれない」でした。
 案外、犠牲を払う方が「気が楽」だったりするんです。
 
 私はアナタのためにこんなに犠牲を払ってます。って相手に恩に着せるんです。
 相手にしたら、ズシ~!って気が重くなります…。これはよく母親にみられます。
 自分にも思い当たります。
 要は相手を、こちらの思うようにコントロールしたいがために、わざわざ犠牲を払うんです。
 それで相手が思うように動いてくれないと、今度は怒り出すんです。
 
 結局旦那に対しても、こういう態度でずーっと接してきたんです。だからずーっと消化不良のようなスッキリしない気分で毎日イライラしていたんです。
 
 もっと早い段階で気持ちを清算していれば良かったです。
 
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エルレガーデン

2006-12-18 15:46:17 | 音楽
 は~っ、初めての音楽ネタです。
 
 息子もロックを聴くお年頃となり、その影響で、こういった音楽に再び触れる機会を得られました。
 若い頃、やっぱしオタク傾向で、音楽しかお友達いなかったです。まわりの人間が全然聴かないような、パンク系の輸入物のレコードとか集めて1人で喜んでいました。
 結婚と同時に、「もうロックなんて聴いてられない!」って思いましたが、結局自分の本質なんて、簡単に変われるもんじゃなかったです。
 「ロック好きの変なオバサン」というマイノリティな生き方を断念した訳です。自分に嘘をついて結婚したツケの代償は、計りきれないくらい大きかったです。
 生きることって、やっぱ厳しいです。平凡に生きることさえ容易じゃないのだ。
 平凡な主婦になってみて、自分と同じ平凡な主婦と向き合えば向き合うほど、益々この人たちと自分は…なんか決定的に相容れない違和感があるな…と気付きました。
 
 結局、私は再びロックを聴く人生に舞い戻りました。
 エルレガーデン最高です…。私のオアシスを息子に貸しました。親子で音楽の趣味が合うって素晴らしいコミュニケーションです。
 
 時代は変わりました。日本のロックバンドもスゴイ進化したんですね…。
 サンボもくるりもバンプも大好きです。 
 
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天敵が帰ってくる

2006-12-17 23:51:38 | 人生
 早いもので、12月も半ば…年末に旦那が帰ってくる予定なのですが…、
 あまり把握してません。メールのやり取りさえしてません。
 もう、すっかり心が離れてしまいました。旦那といても不協和音しか奏でられません。全然波長が合わないのです。
 本当に子供には悪いのですが、年末はお父さんとお母さんの険悪な空気でまた充満しそうです。そのくらい相性が悪いです。
 お互い大嫌いなのに、離婚することも出来ないでいます。
 旦那の顔を見るのも嫌です。旦那がもう、とにかくキモいです。同じ空気も吸いたくないです。旦那が臭いです。目も合わせられなくなりました。話も通じません。会話も成り立ちません。結婚前は旦那も気を使って、スキーとか、オートテニスとか、ボーリングとか、クリスマスには教会とか連れてってくれましたが、みんなただのエサに過ぎませんでした。私は旦那に一杯手紙を書きましたが、旦那は読字障害だったのか、一通も返事をくれませんでした。一応私の趣味は教えたつもりです。私の希望で野外ロックコンサートとか、美術館とか連れてってくれましたが、そういうのはホントは嫌いだったみたいです。
 旦那はきっと、私と結婚してなかったら、未だに独身だったと思います。だから旦那も当時、私との交際中は必死だったようです。旦那も私のことが特に好きだった訳ではなく、結婚と言う世間体のパスポートが欲しかっただけなんです。
 お互い自信のない者同士の結婚でしたが、双方とも自分勝手な理想をぶつけあっていただけでした。私はコミュニケーション能力が欠落していました。子供が出来て急に相手の化けの皮が剥がれて、何で私はこんな人と結婚したのだろうかと愕然としました。
 子供が踏み絵でした。子供は現実そのものでした。子供と言う弱い存在を前にすると人間本性が現れます。子育ては苦しかったです。思春期の息子を3人抱えて今でもシンドイです。旦那は息子の心をつかめません。父親としての威厳なんてありません。仕事して、お酒飲んで、テレビ見て、寝て…それだけで一杯いっぱいの人でした。弱い人でした。ましてや自分の弱さを受け入れられないくらい、目一杯弱い人でした。一旦自分の弱さを認めたら、もはや生きていかれないのでしょうか…?
 私は私で、自分の弱さを認め過ぎて、病気にかこつけて甘えているのかも知れません…。でも、認めなければ真実に近づけません…子供だって上手く育てられない…自分もノイローゼがもっと進行する。自分の人生の過ちに気付くことでしか、心の病の進行を食い止める事ができませんでした。そして本当の事を知ったら、もう嘘の人生には戻れなくなりました。
 人生ってホントにややこしいモノでした。いつも自分は空っぽで、人に振り回されて、気がついたら本道を外れて、間違ったままの道をずっと歩き続けていました。「その道は間違ってるよ」って漸く教えてくれたのは、自分の子供でした。後戻りにはかなりの労力と時間が掛かりそうです。
 
 
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間違いだらけの配偶者選び

2006-12-17 12:13:45 | 家族
 昨日は実父が来ました。実父は77歳、60過ぎまで大工をしてました。
 なので今、私が住んでいる家も実父が立ててくれた家です。もうすぐ築10年、父自身が建てた家ですから、ガタがきてないか、家の状態をチェックしに時々来てくれます。
 
 父も明らかに自閉症スペクトラムですから、それは苦労しながら働いてきました。お客さんからは「本当におとなしい大工さんね~」って言われたり…、器用貧乏で腕は良かったのですが、こだわりが強い分、仕事は遅かったようです。また自己表現が不器用なため、人から馬鹿にされたり…馬鹿正直なため、良いように利用されたりしながら生きてきました。
 家族には一切漏らしませんでしたが、人知れず自己嫌悪に苦しみながら、それでも…一家5人、家族を支えるために自分を犠牲にしながら必死に働いてきたと思います。
 
 それにしても父を思うと、気の毒でなりません。そういう自分のハンデを、少しでも自分自身で理解し、納得できていたら、ここまで自分を犠牲になんかしなかったと思います。
 自分のマイナス部分(障害)さえ、自分の責任と捉え、ひたすら自分を責め続け、自分の心にムチ打ちながら、歯を食いしばって必死に生きてきた人だと思います。
 
 そんな父を、馬車馬のように働かせてきたのは、私たち家族だと言えますが、もう少しねぎらいの言葉なり、愛情なりを注いできたかと言うと、娘の私でもあまりありませんでした。兄たちも、もうすぐ50に手が届きそうな年齢なのに、結婚も出来ず、未だ実家にパラサイトしてますし、私だって大きなことは言えません…。
 
 私たち家族は、父に養われてきたのに、あまりにも父を過小評価しています。
 うちの家族はまさに「機能不全家族」でした。
 「機能不全家族」は子供を「アダルト・チルドレン」に育てます。
 
 家族の基盤は親子ではなく、“夫婦”だそうです。
 私たち兄弟は、両親のひどい夫婦関係を毎日見て育ってきました。
 両親の姿は、子供の運命を左右すると言って過言ではないです。
 両親の不仲は、間違いなく子供の夢や希望をも奪い去ります。
 家族は、まさに世界の縮図です。
 
 私の両親二人とも、間違いなく「アダルト・チルドレン(以下AC)」です。
 世の中に「AC」じゃない人間なんかいないって言った人もいたけど…確かに、傷つかないで大人になる人なんか いないかも知れません…。でも「AC」は悪い(ネガティブな)情報を周りの人に伝達し続ける存在です。「AC」は確実に親子連鎖するのです。
 
 私の両親は昭和一桁生まれです。“昭和一桁生まれ”と言うと、思春期に終戦を迎えた世代です。思春期に「終戦を迎える」と言うのはかなりキツイ出来事だったと思います。
 やっぱり戦争は、人の心を駄目にしてしまうと思う…。
 その後、高度経済成長を迎え、人の心はますます荒んでいったんだと思います。
 
 「終わった事はもう考えるな!!とにかく働け!金を稼いで豊かになればきっと幸せになる。」テレビの中の架空ドラマをお手本に、突っ走ってきました。
 ああ~何だかむなしい~。
 
 ちょっと前に「オールウェイズ」って映画がヒットしましたが、あの頃があの映画のように本当に幸せだったのか?私には不思議でなりません。今よりは多少、人情が残っててまだマシだった。って…それだけでしょ?
 ただ何にも知らずに、一生懸命 身を粉にして働けば救われると思ってた悲しい時代だったんでしょ…?
 結局、夢は夢だったんです。
 
 人生のカラクリの謎が、ようやく解りかけた頃に、もう自分は初老だなんて…人生、そんなモノですね。
 
 
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水森亜土は生きていた!

2006-12-15 14:48:59 | 気になるあの人
 NHKの番組に水森亜土が出ていた。
 
 もう~私にしたら、芸能界のヤンバルクイナか八丈島のきょんのような存在でした。
 ふえ~っ水森亜土って生きていたんだ~!って感じでした。
 
 水森亜土さんは今も変わらず、可愛かったです。あの舌足らずのタドタドしい喋り…、
 言葉で表現するのがもどかしいのか、咄嗟に出てくるボディアクションもコミカルで
とっても可愛いのです。
 調べてみたら御年66歳だそうです。なのに今でもキャピキャピしてて…俗っぽさがないんです。普通66のおばさんと言ったら、所帯地味ていて やつれた感じですが、そういう嫌らしさが画面を見る限り全然ありませんでした。
 別に好きとかじゃないんですが、変人奇人の領域ではパイオニア的な存在なんじゃないかな…?そういう意味で今一度注目してみたい人でした。
 
 ジャズ歌手、画家、舞台女優…とにかくアーティスティックな人なのでした。
 私の幼少期の彼女の印象は、単に「風変わりなイラストレイター」でしかなかったのですが、自分が40半ばになって、その同じ人を見てみると全然知らなかった一面を垣間見れて、今までの印象がいっぺんに吹き飛んでしまいました。(私も成長したんですね…)
 
 亜土さんのお母さんも、前衛的な日本画家だったそうですが、きっと芸術的な環境でお育ちになったのだろうと思います。やっぱり人間は環境次第ですね…。
 貧乏人の家に育ったら、あんな素晴らしい人柄には なかなか育たないと思います。
 きっと、保守的な時代の中で 人知れずご苦労されたと思いますが、少なくとも自己同一性とか自閉に悩む私には一筋の光明のような思いがしました。
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軽度発達障害者専門の高校があるといいと思う…

2006-12-15 11:15:58 | 学校
 昨日は次男の高校へ行ってきました。
 期末テストの結果が「赤点5コ」と悲惨だったため、校長室で校長直々に指導を受けてきました。でも、何の事ない元々「掃き溜め校」ですから対象の生徒は結構いました。
 
 校長は、いかにも頭の固そうなオッサンでしたが、指導はそれほどネチっこくありませんでした。
 これで「保護者呼び出し」を受けたのは、この2年間で6回です。遅刻回数での指導が3回、単位不足で1回、成績不良で2回です。
 内容的には成績に関しての指導より、遅刻とかの生活指導のほうがハードなんだ~とここに来て気づきました。
 だけど「掃き溜め校」なら「掃き溜め校」として自覚を持つべき。
 「掃き溜め校」なら「掃き溜め校」としての特徴を生かすべきだ!
 頭固すぎだよ、オッサンって感じがする。
  
 どうも「掃き溜め校」のくせに、未だに「進学校」のまぼろしを追っかけてるような感じがする。「掃き溜め校」の新しい役割は、ADHDとか問題を抱えてる子供達にしっかり向き合い、専門的に受け入れられる高校とかにする事だと思う。
 
 出来の悪い子は、さっさと排除じゃ、ホント「ケツの穴が小さい」しょうもない高校だよ。イジメ自殺が出なきゃ…バンバンザイってカンジじゃないの?
 高校も変わっていかなきゃ駄目だと思う。
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