ベランダでは、鳥が運んでくれた種が根付いて、小さな花を咲かせました。
道端にも咲いている花なので、雑草の部類に入るのでしょう。目に楽しく、可憐な花です。
春になると、家の中も少しずつ開放的になり、それにつれ、汚れも目に付きます。
台所の戸棚の中や、流し下のキャビネットの中にも、気がつけば不要なものがたまっています。
空きビンと保存容器をそれぞれスーパーの袋1杯分処分。何だかすっきりしました。
持ち込んでいないのに出てくるということは、捨てられなかったものがさらに目についてきたということです。
それにしても、どうしてこんなに色々と出てくるのでしょうか???
逆にいうと、日常使うものは、ほんのわずかで、しかも限られているということになります。
収納棚の中は、スペースの半分もモノが入っていないのに、この始末です。
一度に捨てられないものを、何度にも分けて、徐々に減らしていっていることになりますね。
今回の「減らす作業」は、上の写真のように食器戸棚の上に常在して久しいモノを台所のつり戸棚に移動させるところから始まりました。(食器戸棚の上には何も置かないことにしました)
上のアケビのかごの中にはナプキンが入っています。山ブドウのかごはカラ。丸いかごはお煎餅やチョコレートなどのおやつ入れに使っています。
移動させながら、移動先にある不要なものと向き合うことになりました。不思議ですねぇ!!!
いつも不思議に思うのは、こういう作業を通して、空きスペースができる(スッキリする)と、「気」の気配が瞬時に違ってくることです。そして、手が届きにくいところの磨きに精が入ります。
捨てるものを眺めながら、「ああ、これだけの体積が確保できた!!」と思うことで、これって案外幸せな気分をもたらしてくれます。
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