ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

廃墟にも緑

2005年06月06日 | Weblog

写真は、千葉市にある廃墟になったホテルの壁一面に這うツタの若葉。美しくてもの悲しい。

ブログを立ち上げて、4週間が過ぎた。
どちらに向かって進んでいくのやら、書いている本人もわからない。
もはや、どうやら、ネタ切れの感を否めない。

藤原新也さんがアップした最後のブログにう~ん……
あの藤原新也さんが……、やはり、……と、彼の書いていることに妙に納得。
多くのブログマニアにも、何か、「そうだ、そうだ」と共感してしまう説得力を持っている。(わたしは、もちろん、マニアほどではないけれど。)

『また、ホームページの書き物というのはマスメディアでは書けないようなことを書けるのが大変よいところだが、メディアとしての欠点もある。
トークを書いている過程でもう少し突っこんでこの話を書きたいということがしばしば起きるのは当然のことだが、雑誌などの媒体であるなら、そういった場合、日時と費用をかけて取材をかけることが出来るわけだが、ホームページの場合はそれをやっていると経済的に成り立たない。
したがって、話の内容も「思い」や「感想」や「身辺雑記」のようなものにとどまってしまう。それはそれで良い面もあるが、そのようなことを何年もやっていると欲求不満も生じる。
まあ、そんなこもごものことで、現在のところ判断を保留にしているわけだが、せっかく多くの人の手を煩わせて開設したのだから、持続する上で他によい方法がないものかと考えている最中である。』
    (藤原新也 オフィシャルサイト Talk&Diary 2005 5 31 より)


『話の内容も「思い」や「感想」や「身辺雑記」のようなものにとどまってしまう。』という、この部分はまさにそうである。
かといって武田百合子の「富士日記」のようにも行かない。

能のある人だって、能のないわたしだって、なんだかちょっと、不完全燃焼ぎみは同じなのかなあ……。

それにしても、「ブログ」という言葉を知ってまだ1ヶ月であるのに、あちらでもこちらでも「ブログ」『ブログ』とブログの記事が賑わっている。
そして、時々、「ブログって、何?」という質問も受けたり……。捉え方のスピードがみんなそれぞれ違っていて、それでも何とかなっているのがブログのすごいところかしら……。   

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3 コメント

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Unknown (プチ)
2005-06-06 22:07:21
木戸さん 忙しい日々の中 プチにも立ち寄っていただき。ほんと!嬉しいです。気にして頂いて感謝してます。

毎日の取材と 皆の期待に応えるブログの内容もとても知性的で 私なんぞすっごーいパワー感じます

木戸さんのように心温かくそして忙しく活動している方々が もっと、もっと心から休まる空間創りを私、目指しますね。

でも、自分なりに気負わずにやってみますネ。
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Unknown (ちあ)
2005-06-07 12:46:58
女性専用カフェ「プチ・グレン」のパソコンでこのコメントを書いています。

駅のそばに、こんなすてきなくつろぎの空間が出来て、本当にうれしいです。

5階のカフェの窓の外に見える景色は、普段歩きなれている見慣れた街の景色とはちょっと違って、異空間にいるみたいで、ちょっとワクワク!!

人が出入りし、織り成すことによって醸し出るいいオーラが漂っているみたいで、ほんわりとした優しい感じが大好きです。
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読むのは楽しみですが... (シナノキ)
2005-06-07 18:05:20
市民会館の先の廃業のホテルの蔦に覆われた緑、遠目には美しいけれど、近くで見るとほんとうに物悲しいですね。開業時には大勢の人々が集って利用し、悲喜交々の時間を過ごしたことでしょうに。

読ませてもらうのは楽しみですが、書かれる方は大変!でも見過ごしがちな日常のひとこまがなんとも素敵に掬い取られていて、湯上りのような爽やかさを貰って感謝しています。
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