ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

“使い切る”にチャレンジ

2010年04月24日 | 生活・暮らし・家事など



(写真はちらしで折った箱を畳んでストック。台所で様々に使えて便利です)

雑誌をぱらぱらとめくっていたら、「不買週間」という言葉をみつけました。若い主婦ライターさんが1週間モノを買わない“不買”に挑戦した生活日記が数ページ特集されていました。

経済の成長が見込めない日本のいま。
さらに巷にモノがあふれ、モノ離れ現象に歯止めがかからない日本経済のゆくえ。
そんな中でさらに不買を決め込んでいる人たちが私の周りにも増えています。

不買と言っても日々の食事は必要なわけで、そこに当然時間を使った知恵や工夫が要求されます。
買い置いた乾物などを使い、冷蔵庫の整理も兼ねての不買へのチャレンジ。
若いママは子供のおやつなどの工夫も必要になり、年配者の私などとはまた違ったやりくりも必要です。

考えてみればお金さえ出せば何でも手に入る時代に入って久しいけれど、一昔前までは自給自足が当たり前で、昔の人の「おばあちゃんの知恵」まで失くしてしまったような今の暮らし方を顧みるにはいいことかもしれません。
私もこの雑誌の記事を読んで、もう一度台所周りを中心に身の回りをチェックしました。
食材や生活用品に予備のストックを持つことも大切だけれど、今は使い切る生活にチャレンジです。在庫の把握や無くなってから買い足して行くその時間が時間持ちの私にはたっぷり与えられているのですから。
完全にそのモノが無くなってから買う……そうすると、いざ無いとなると他のあるもので代用する知恵も湧き、モノ減らしが徐々に身に付いてきますね。
我が家の食品庫に無かったことのない乾物のしいたけを先日使い切りましたが補充はまだ。

昨日は……、
以前仕事をしていたときの縦長定形の名入り封筒がたくさん余っていたので、封筒下部に印刷されている住所や名前の部分をカットして新しい封筒づくりをしました。
封筒をたくさん使いたいことがあって新しく買うこともためらわれての思い付きですが、縦が短くなった角封筒に近い新品の封筒に生まれ変わり、在庫も減ってやれやれ。
少しずつ少しずつモノ減らしが進み、棚や引き出しの各所に新たな空間を作ることで清々しい気持ちになり、ほっと一息つきました。

買い物は楽しいことでもあり、それをすべて排除してストイックな生活をする気にはなれませんが、しっかりと要不要を見極めて愛着を持てるモノを選別し身の周りに置きたいものですね。


最新の画像もっと見る