渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



太平洋側からの湿った風が
渡島半島の背骨にぶつかって
コノアタリには雨が降るらしい

仕事のついでにとずいぶん早起きをして
明け方に川に着いたのは良かったのだが
小雨交じり
思わず迷う・・

土曜日の釣なんてほとんど経験が無い
贅沢な話だけど 

川原には既に車が
川を覗くとフライマンがウエットを流して小さな魚を掛けていた。
負けじと身支度を整えて川に入ろうとしたが
思った以上の増水
濁りも残ってる

数日前に振った雨の影響が未だに残ってるんだなあ・・
梅雨の無い北海道とは言うものの
コノアタリはしかり梅雨の影響受けるんです。

ドライでは厳しいのは承知
とりあえず流してはみたものの
反応するのは小さな幼稚園児

早々に撤退を決意
あのフライマンももう上がったみたい

山の尾根に当たった風は水分をそぎ落として
日本海側に抜ける頃には乾いた風になる
この細い渡島半島ではそれがあからさまに垣間見れる。

今立っている川の源流域はまさにその水分を集めているので
影響をまともに受ける
その分水量も多くてよい魚も育つんだけどね。


ふと思ったのは、この尾根の反対側のアノ川
今日もおそらくアノ川は晴れているんだろうな
例年ならとっくに行っているアノ川
雪代がまだ収まっていないみたい
イヤ、もうそろそろ収まってるかな??

行きたいところだけど今日は無理

近場で今日の天候の恩恵を受けているであろう別の川に。

やっぱりココは晴れていた。

入渓点には既に地元ナンバーの車が一台
この時間なら仕方ないのかな・・
あきらめてさらに上流へ。

この川は巨大堰堤で仕切られていて
堰堤上は虹鱒の川らしい
渓相は何処から見てもイワナの沢なのに 本当に虹鱒しか釣れないのかな??

虹鱒は嫌いじゃない
大きな魚は息を呑むほど美しい
40センチくらいまでの魚が釣れるとのことなので期待して入る

でも釣れて来るのは25センチに満たない虹鱒ばかり・・
本当に虹鱒しか釣れないのかな??と不安になるくらい虹鱒ばかり
あまり美しいともいえない
典型的な水の冷たい山岳渓流で見かける栄養不足虹鱒。

彼らだって好きでココに住んでいるわけじゃないんだよな・・
そんな気がした。

ようやく、場所取りに負けて追い出されたかのような場所からイワナが飛び出した
でもそれが更に気分を暗くさせた。
もう充分なのでこの川を出よう。

車を下流に走らせると
さっきの車に持ち主が戻っていた

えさ釣の年配のだんなさん
声をかけるとイロイロ教えてくれた。
最近は大物は出ないとのこと・・
リュックには小さな虹鱒がいっぱい

川の規模を考えると
抜かれれば影響大かな、、

魚の小型化を憂うだんなさんと
その小さくなった魚まで抜いていくだんなさんを憂う僕

似ているようで似ていない変な関係
思わず苦笑。

ヤマメが見たくなったのでもう少し足を延ばして
別河川へ。
川は風が強かったけど
あと2時間ココで過ごそう。

あえて下流の開けた里川的場所で釣り始める。

川床にはびっしり藻が生えていて
時折足元をすくわれつつも進む

直にヤマメに出会えた。
あまり大きくは無いけど
この川の綺麗なヤマメ



僕の柔らかい3番ロッドには充分な引き応え

この川のヤマメに出合えて
なんとなく安堵

やがて今日の釣、持ち時間終了

さて
着替えて仕事先に急ぎますか~~~。




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オーダーしていた網がChepukaさんから届いた。





染色はリンゴ染め
編み方はつなぎ目の無い編み方で、一般的な編み方の1.5倍の手間を要する方法

実物を見てビックリ・・
すごい、、とてつもなくクオリティー高いんですけど・・

まだ取り付けてはいないのですが早速完成間近のフレームと併せてみたのです。

リンゴ染めの網とイチイフレーム
なかなかの相性ですね、、

あとはネーム入れと組み立て
もう少しです。

さすが見込んだだけあってChepukaさんの網は目がそろっていて
完成度高いです。
僕のフレームも元以上に引き立つというもの・・
正直自分で編んだのではこうは行きません、、
お願いした金額ではちょっと安いかな、、考えちゃいます(^^;
要検討。。

もちろん今後も自分も編みますが
製品版はお願いしたいところです。

お仕事お忙しい傍ら
時間を充てていただいて感謝感激・・

オーダーいただいていた宿題分もひとだんらくしそうなので
新作頑張るかな???
でも
釣りにも行きたいゾ(笑

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昨日はあいにくの天気ながら
エゾにいさんと釣にいってきました。

この界隈、雨こそそう降らなかったようですが
川は増水気味、天候曇り、気温14度・・さて
吉と出るか、凶と出るか、、

魚の反応はそう悪くなかったのですが
一発目から合わせそこね・・・
こういう幸先悪い日はだめなんだよなあ・・
案の定前半バラシマクリ、、というか併せがまったく駄目・・

にいさんはちゃんと上げております・・


そんななかでもようやく小さなイワナがヒット
でも、ヤマメ見たいんですよね、ヤマメです。

ところがコノアタリ、釣れて来るのは岩魚ばかり
水温11度 この温度はヤマメの活性低くてイワナの好きな温度??
そんな言い訳考えながらも
ちょっと良いサイズ
九寸五分ほどのなき尺イワナ
本流から上がってきたのかな??  立派な尾びれとグラマラスな姿態


その後もイワナばかりで
昼で場所がえ
にいさんお案内をいただきましてポイントに到着

で、また僕は合わせが甘く、、
グットサイズをばらしてばかり・・
兄さんに釣れるのも岩魚か虹鱒・・
うーん
ヤマメみたいですね・・


こんな虫が出ていました
ヒゲナガも
今日の僕のフライは終止例のカゲロウフライ


魚の反応は悪くないのでうれしいのですが
僕の合わせが。。

夕方にまた場所移動
ちょうど来ていたおやぢどのとも合流

3人でイブニングの場所に

イヤラシイにライズ発見
今日は釣らせてください!
ところが出ません、、
おやぢどのの話によると
アノ場所はレーンが狭いので、流す場所が違えば簡単にはでないとのこと
それにしてもアナタ、札幌人のクセに詳し過ぎ!

暫しの間をおいて
流したフライに・・・・
本日初のヤマメがヒット!


26センチほどの綺麗魚でしたが中々の苦労モノの証も
ありがとうさん、、 にいさん、撮影ありがとうございます。
その後も僕は前半の不調を補うがごとく
魚とのバイオリズムが合って来たらしく、数尾ヤマメや虹鱒を釣らせていただきました・・


そしてイブニングも終盤、、
たくさんの虫たちが乱舞する中で・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょっとしたドラマが・・
でも
結局ばらしちゃったので
憶測になっちゃうので書きません・・

で今日の釣はバラシに始まり
バラシに終わったのでした・・

でも


楽しかった・・・

にいさん
おやぢどの
ありがと~~~~~~~~

今年は山岳渓流お休みして
夏場はこの川に通いそう・・

家から30分だしね(^^;





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寒い日が続きましたね
猫は寒いのが苦手な動物らしく
4匹暖かいところで寝てばかりでした。

暑いときには冷たいものを
寒いときには暖かいものを

よのなかの相性は相反するものの組み合わせが一番かと

男女の相性の話になると
よく
価値観が一緒とか
趣味が同じとか
似たものの二人が理想と聞きますが

もちろんそれも相性でしょうけど
平らなものを2まいあわせるようなもので
かっこよく、一見ぴったりのように見えますが
ちょっと斜めにするとズルっと滑り落ちてしまうのが道理

人生の上での困難には割と弱いもののような気がします

それよりも割れ鍋に綴じ蓋のごとく
見栄えは悪くても違うものが組み合わさって一つの働きをになえるもののほうが
そこから生み出されるものも多いはず
包丁とまな板
火と水
昼と夜
夏と冬・・等々、、
あ、男と女もだ

性格の違うものの組み合わせって割とよいものですよね

生命は異なるDNAの賭けあわせで無限の可能性を模索するのも
この道理なのでは??

似ているけど違う
違うけど似ているところもある・・  Mr.ChildrenのSign思い出した(笑

凸凹のひっかかりでなんとかつながってるのが
男女であり
友人でもあるような
そんな気がします。

凸凹・・ちょっとエロチック??(^^;
でもそれも真!

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釣の合間の移動中
川沿いの畑には今が盛りのジャガイモの花
分かりづらいけど赤い花



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ブックマークにshinyaさんのブログを追加させていただきました。


北海道を西に東に
大変うらやましい釣行をされています・・
いいなあ・・・

コチラ

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ホント
毎度のことですが
仕事の合間に釣りなぞしていまして・・

本日もそのごとくであります。

にいさんやnobuさんやshinyaさんに
あんなところで釣りするの??
って言われそうな場所・・

でも虹鱒と山女が釣れちゃうので・・
やっちゃうんですよね・・


川に入るまでが恥ずかしいのですが
いったん入ってしまえばコチラのもの
脇の道路は通学路
割と大きな道路も近い

車の行き交う音やら
女の子達が歌いながら帰宅する声をBGMに
竿をふるのでありました・・・・

で、この川はそれほど水量はないのですが
このあたりだけ1メートル以上水深がありまして
潜在的には50UPもいるのであります。

おお・・・ライズが、、、中には割と大きなライズもありまして
沈めて引っ張れば大物が出るのは知っているのですが
やはりここはドライで釣りたいのであります。

早速試すのは例のフライ
流れはきわめてフラットですのでティペットが気になりますが
大物の可能性があるのであえて5X
ちょっと大きめのフライで大物ねらいであります。

投げて、、軽く引っ張ります・・
おお~~~~
でました
虹鱒サン
携帯で撮影、デジカメわすれちゃった(^;


これを皮切りに時折山女を交えながら
2時間ほどの間に結構な数を釣り上げました。




宝来鱒も・・・


30~~35までの虹鱒が結構出まして
3番ロッドは満月状態・・(^^;



時間はもう7時をまわって
薄暗くなってきました、、
一通りドライに出たので今度はオレンジ&パートリッジ(パートリッジ使ってないけど)
水面直下を引っ張ります・・
ドライの倍はつれまして、、、もう止めなきゃいけないのにやめられません・・・



そんでもって
今度はビーズヘッドがついたフライで
ボトムを探ります・・
そしたらいきなり大きいのが、、、
ところがフライの結びが悪かったらしく
結び目が解けちゃいました(^^;

その後もイブニングタイムでライズ多数!
27センチほどの山女もでたり
40弱の虹も出たのですが、、
すっかり暗くて携帯では写せませんでした(^^;

あらら
すっかり遅くなっちゃいまして
急いでいかなきゃ・・もう一仕事
まだ実務中だった。

もうあたりはすっかり暗くなっていまして
いそいそと着替える僕を隠してくれたのですが
ちょっとした変質者・・
マズイ・・・はやく着替えなければ・・



おやぢどの
奥様の実家の近くだから
今度行ってみる??
川に入るまではちょっと恥ずかしいけどね~~~



それにしても前述のフライ
反応もフッキングも良かったな・・

今宵の成績は9割5分って感じでした。
量産しようかな???

それにしても・・・節操のない釣してしまいました(^^;
釣れりゃイイのか???って言われそうデスネ。

近いうちにまた尻別いこうっと・・



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