渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



本日無事組みあがりました。

(クリックすると別角度)



イチイ年輪グリップ
イチイフレーム
オイルフィニッシュモデル
リンゴ染めスペシャル手編みネット

せっかくなので僕のネットと一緒に撮影
兄弟ネットですね
オーナさんのは僕のに比べて多少ショートグリップ



うーん、、でも
網の目の違いが如実ですね(^^;
皆さん、この2,3ミリの差は小さいように見えて
大きなものなのですよ・・・
特に編む時間はとてつもなく長く感じるものなのです・・
そして仕上がりはご覧の通り。

でも
フレームの感じは僕のネットのほうがいい感じ?
木地に塗装で完全に蓋をしていない仕上げ
次第に木色は深みを増してきます。
これは使い込むほどに味が出てくるモノなのです。





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太平洋側からの湿った風が
渡島半島の背骨にぶつかって
コノアタリには雨が降るらしい

仕事のついでにとずいぶん早起きをして
明け方に川に着いたのは良かったのだが
小雨交じり
思わず迷う・・

土曜日の釣なんてほとんど経験が無い
贅沢な話だけど 

川原には既に車が
川を覗くとフライマンがウエットを流して小さな魚を掛けていた。
負けじと身支度を整えて川に入ろうとしたが
思った以上の増水
濁りも残ってる

数日前に振った雨の影響が未だに残ってるんだなあ・・
梅雨の無い北海道とは言うものの
コノアタリはしかり梅雨の影響受けるんです。

ドライでは厳しいのは承知
とりあえず流してはみたものの
反応するのは小さな幼稚園児

早々に撤退を決意
あのフライマンももう上がったみたい

山の尾根に当たった風は水分をそぎ落として
日本海側に抜ける頃には乾いた風になる
この細い渡島半島ではそれがあからさまに垣間見れる。

今立っている川の源流域はまさにその水分を集めているので
影響をまともに受ける
その分水量も多くてよい魚も育つんだけどね。


ふと思ったのは、この尾根の反対側のアノ川
今日もおそらくアノ川は晴れているんだろうな
例年ならとっくに行っているアノ川
雪代がまだ収まっていないみたい
イヤ、もうそろそろ収まってるかな??

行きたいところだけど今日は無理

近場で今日の天候の恩恵を受けているであろう別の川に。

やっぱりココは晴れていた。

入渓点には既に地元ナンバーの車が一台
この時間なら仕方ないのかな・・
あきらめてさらに上流へ。

この川は巨大堰堤で仕切られていて
堰堤上は虹鱒の川らしい
渓相は何処から見てもイワナの沢なのに 本当に虹鱒しか釣れないのかな??

虹鱒は嫌いじゃない
大きな魚は息を呑むほど美しい
40センチくらいまでの魚が釣れるとのことなので期待して入る

でも釣れて来るのは25センチに満たない虹鱒ばかり・・
本当に虹鱒しか釣れないのかな??と不安になるくらい虹鱒ばかり
あまり美しいともいえない
典型的な水の冷たい山岳渓流で見かける栄養不足虹鱒。

彼らだって好きでココに住んでいるわけじゃないんだよな・・
そんな気がした。

ようやく、場所取りに負けて追い出されたかのような場所からイワナが飛び出した
でもそれが更に気分を暗くさせた。
もう充分なのでこの川を出よう。

車を下流に走らせると
さっきの車に持ち主が戻っていた

えさ釣の年配のだんなさん
声をかけるとイロイロ教えてくれた。
最近は大物は出ないとのこと・・
リュックには小さな虹鱒がいっぱい

川の規模を考えると
抜かれれば影響大かな、、

魚の小型化を憂うだんなさんと
その小さくなった魚まで抜いていくだんなさんを憂う僕

似ているようで似ていない変な関係
思わず苦笑。

ヤマメが見たくなったのでもう少し足を延ばして
別河川へ。
川は風が強かったけど
あと2時間ココで過ごそう。

あえて下流の開けた里川的場所で釣り始める。

川床にはびっしり藻が生えていて
時折足元をすくわれつつも進む

直にヤマメに出会えた。
あまり大きくは無いけど
この川の綺麗なヤマメ



僕の柔らかい3番ロッドには充分な引き応え

この川のヤマメに出合えて
なんとなく安堵

やがて今日の釣、持ち時間終了

さて
着替えて仕事先に急ぎますか~~~。




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