2002年2月の日付が入っていますから、今から丸々7年前のランディングネットですね。
網の付け替えの依頼を受けていましたが、今夜ようやくおわりました。
sambaさんのキレイな網が付いてフレームも喜んでいることでしょう。
グリップはタモ如鱗 フレームはタモ、ブビンガ、内貼りもタモ
今見るとフレーム形状や細部の出来が恥ずかしい・・・というのが正直なところなのですが
フレームの存在感を出すために、大外に4mm厚
ブビンガは途中シェイプして、内張りという
外2枚、内張り1枚という変則的なパターンで、
グリップとフレームの大外を同じ素材から切り出して接着
一体感と存在感を出そうと考えて、、、、
当時もいろいろと無い知恵絞って考えていたんですね
そして、この考え方の基は当時から縁へ繋がっていたのでした。
まだ焼印も無くて、シンメトリーの型の作り方を思いついたのはこのランディングネットが一番最初だったような気がします
随分長い時間がたっていますが接着も安定していてまったく問題なし
と言っても、
竿のように竹は竹、ランディングネットでもイチイはイチイ、タモはタモ
同じ素材を使うと接着が安定してるのは当たり前な話なのですけどね。
それはさておき、長い時間愛用してくれて、網の張替えまでして可愛がってくれるのですから
ビルダー名利につきるというところです。
懐かしくありがたく作業させていただきました。
| Trackback ( 0 )
|
|