渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



山に薪を切りに出かけるときには助手席には常にカメラを置いております

動物がひょこっと出てくれるかもしれないと期待して(^^;







もう少し視線をください



鳶?鷹?
鳥の名前はあまり得てではない僕にはわからないのだけれど
猛禽類には違いない

目の前を横切った後
川向こうの斜面の老木の枯れた枝にとまった
あたふたとレンズを望遠に付け替えて
もう少し、もう少し待っていてくれと念じながらエンジンを止めて、窓を半分開けて
その上にレンズを固定してファインダーを覗く
モデルさんは飛べる余裕かずいぶん長い時間とどまって付き合ってくれた
僕はアレコレと設定を変えてシャッターを押しまくる

肩越しに僕をにらむ目はとても鋭い
猛禽類の一番猛禽類らしい部分
お願いです、、もっと視線コチラにください!
そう思いながらカメラのISOをいじって
次にファインダーを覗いたときには、役者は既に舞台を降りた後だった・・・。







藪の向こうから伺う視線







行く道の先をキツネが横切った
藪に入ったあたりに車を止めてあわてて窓を開ける
カメラを向けてようやく一枚だけシャッターを押せた
シャッター音に驚いたのか、カメラを向けたのが悪かったのか
僕と視線が合ったその瞬間、キツネはサッと身を翻して藪の奥に消えて行った

キツネが去った後にモニターで確認したその藪の奥から伺う疑心と好奇心の目

少し昔はキタキツネが犬のように人に近づいてきた
映画の影響だと記憶しているけど、餌を与える観光客が増えて、キツネが絶えず道路わきまで現れていた
必然的に交通事故にあうキツネが後を絶たず、
とても悲惨な光景がそこかしこで見受けられた

人々のふけさめはあっという間で、
もしかしてエキノコックスが周知された影響か
餌やりの悪習はなりを潜め
ようやくキツネは野生を取り戻しつつある








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