渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



この薪ストーブは空気の入り口が合計4つもありまして
一応1時燃焼、2次燃焼、3次燃焼に分かれているというのですが
その割にはバッフルプレートの両脇が開きすぎていて、一時燃焼で燃え切れなかった空気がそのまま煙突まで上がってしまう構造だと気が付きました






その証拠にダンパーを絞って燃やすとすぐに窓が曇ってしまい
コレは構造的に問題ありなので、バッフルの左右の間に耐火煉瓦をはめ込んで
煙が2次3次の空気取り入れ口に行きやすいようにしてみました

この二月の間、このレンガを取ったり取り付けたりを繰り返して様子を見ていたのですが
取り付けていたほうが燃焼効率が良いようで、ガラスも曇らず、暖かいようです
煙も綺麗、薪の持ちも良いようなので、コレで行くことに決定



どんなに絞っても翌朝までガラスが綺麗ということは
効率よく燃えている証拠ですよね。

長い目で見ればどんな影響が出るかは判りませんが(^^;






コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




いったん降った雪は厳しいシバレを経て、昨日は雨模様になった
きっと山の雪も少しは減っただろうから、薪作りに出かけようとやく半月ぶりに出かけてみた。

何とか車が通れるほどの積雪だったので、道路沿いのハンノキを切ったり
風で倒れたのか、林道に横たわった柳を切った

チェンソーの調整が悪かったらしく、高回転域がさっぱり回らない
仕方が無いのであれこれ調整しているうちにずいぶん時間がかかってしまった

切った分だけ運んでまた来ようかと思い、Uターンできる場所まで車を走らせる途中
林の中で立ち枯れかかった木が見えた
車を戻してその木の傍まで行ってみると板屋楓の木
根元のあたりがずいぶん痛んでしまっているようで、ほって置いてもまもなく枯れて倒れてしまうだろう,
そう判断にして切り倒すことにした
高さは10メートル程かな

倒す方向に受けを作って、反対側から倒しにかかるとものの数秒で傾き始めた

メリメリ・・・バキバキ・・・ギギイィ・・

板屋は重々しく、ゆっくりと加速して最後は何とも形容し難い爆発音にも似た低い音と地響きを上げて倒れた






直径40センチ程の板屋楓




こうしてみると、根元は4分の3ほど死んでいたようで
倒れだすのが早かったのはこのせいだな

板屋は玉に切って、5尺はあるソリに乗せて車まで運んだ
全部で何回往復したかな・・さすがに疲れました(^^;

昔は春先、硬雪の頃、馬を使って薪を出したらしいけど
ホント、スノーモービルでもあれば、ずっと奥まで木を出しにいけるのになあ、、
と、思ってみたりして・・

それでもやっぱり無造作には切りたくないから、少々大変でもこうして立ち枯れの木を間引いたり、込んでいるところ間伐したりして薪を作りたい

いくらたくさんの薪が手に入ったとしても、根こそぎ坊主になった山は見たくないから


ギギィ・・・と軋みながら倒れる様 、あの音はどこか泣いているような
そんな気がした

感謝云々以前に植物とは言え、僕よりずっと長い時間生き抜いてきた木を切るのだ

そういう生き物を相手にしていることを忘れてはいけないなあ、、素直にそう思った

選んで切るということはせめてもの償いだ。





切り分けた板屋を全部トラックに運んだ後、雪が硬かったので少し森を歩いてみた



これも立ち枯れたイタヤ  根元に近いあたりの樹皮がなくなっている
きっと鹿の食害が影響してこうなるのかな・・
自然は共存というより凌ぎあい  
僕もその輪の中の一人だ

林道まではカナリあるけど、今度切って運ぼうかな
根元は50センチくらいあるからカナリ大変だろうとはおもうけど・・




今日は曇り空だったけど 森の中は明るかった
冬の森は結構楽しい
葉のある頃には見えないものが見えたり感じたりするからだ。



















コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )