先日、軽井沢駅に降り立った際に、
駅前にサンタクロースの人形と
クリスマスツリーが立っているのを見た。
まだ早いだろう。
軽井沢よ。
と内心せせら笑って帰って来たのだが。
昨日、仕事で銀座に行ったら、
もっとすごいことになっていた。
全ての街路樹にはまばゆい電球が巻かれ、
立ち並ぶ店舗にもクリスマスの装飾が施され、
まるで銀座の街自体がクリスマスの装飾に
必要な一つの飾りでもあるかのような雰囲気である。
そんなクリスマスムードに覆われた街を
一人で歩いていると、クリスマス、クリスマスと
絶えず耳元で囁かれているかのような恐怖を感じる。
何も私のその感覚は突飛もないような
大袈裟な表現や、妄想や幻覚の類などではなく、
彼らはそういう感覚を人々に与える為に、
少なくない金と手間をかけて
これだけの飾り付けを行っているのである。
彼らは徹底的にリサーチを行い、
クリスマス的なあらゆる要素を調べあげる。
だから彼らはクリスマスに関わる事なら何でも知っている。
例えばあの街路樹に付けられた電球。
どこのメーカーの電球が最もクリスマス的な効果を
人々に与えることができるか、とか、
クリスマスツリーの飾り付けに最も効果的な装飾が何で、
それをどのように配置すれば最もクリスマスツリーを
素敵に見せられるか、など。
もちろん鳥の適切な殺し方から
美味しい調理法なんてのも知り尽くしている。
そんなものは入社時の研修で習うことだ。
彼らのそうしたたゆまぬ努力の結果、
クリスマス当日の一ヶ月以上も前から、
こんな華やかな光景を拝めることになったのである。
実際のクリスマス当日との違いは、
クリスマスケーキが売られてないくらいだ。
実際に他国のキリスト信者が
この光景を見たら、どう思うのだろうか。
日本にはキリスト信者が沢山いるんだね、
と思うのだろうか。
或いは無信仰のくせに何を浮かれているんだ、
この神聖な日は酔った学生みたいに
騒ぎ立てる為にあるんじゃないぜ、
と鼻で笑われるのだろうか。
私は巨大なクリスマスツリーを
携帯カメラで撮影している若者たちを眺めながら、
そんなことを考えていた。
そして私もそっと携帯を取り出し、
クリスマスツリーを撮影した。
お前も撮ってんじゃねーかぁぁぁぁ!
というわけで、新幹線移動が死ぬほど退屈なので、
ハードボイルド風な文章に挑んでみました。
これのどこがハードボイルド風な文章なんだ!
と言った苦情は受け付けておりません。
レイモンドチャンドラー面白い。
マーロウ格好よすぎ。
村上春樹訳もなかなか良かった。
ビーバップハイスクールの映画を観た直後の
中高生のテンションよろしく、
読んだ本の文体に影響されてしまうヘタレ。
昨日は銀座に行って少し遅くなったので、
地元に帰りB店へ。
ハジフクをちょこちょこ打つ。
10000円で当たらなかったら帰ろう。
そんな9500円目、
赤シャッター→ゲンドウCB「・・・・」→シャッター最長→初号機単機発進→8×9→あれは→ATフィールド全開→8
これが痛恨の単発。
やめやめ。
-6000円