子供の頃から1999年に世界が滅亡する---
そう思って生きてきた。
悔いのないように、好きなように生きていこう。
それが17歳の誕生日に立てた誓いだった。
その翌日に僕は高校を辞め、そのまま家を出た。
1999年までの3年間、僕は自由に生きるのだと。
だが、世界は滅亡しなかった。
1999年の夏-
僕はまるで祈るような気持ちで空を眺め続けた。
雨以外は何も降ってきやしなかった。
夏が終わり、僕は2週間あまり下痢になった。
絶対に精神的なものだ、と僕は思った。
家もない、金もない、仕事もない、家族もいない。
思えばこの3年間なにをしていたのだろう。
僕はそう考え、恐ろしくなって首をぶるぶると振った。
なぜ世界は滅亡してくれなかったのだろう。
そう思うと空き缶を握り締めながら涙が出た。
ノストラダムスを殺してやる!
と思った。
僕は急いで本屋に行き、ノストラダムスの住所を調べてみた。
ノストラダムスは既に死んでいた。
世界は滅亡しないし、
そう言った奴は既に死んでるし、
滅亡したのは僕自身だけであった。
収まらない怒りがこみ上げてきたが、
どうする事もできなかった。
滅亡しない以上は、生きてゆくしかない。
僕は3年ぶりに実家へ帰った。
妹にまでグーで殴られると思わなかったが、
なんとか家族と和解できた。
だが、親父は一つだけ条件を出してきた。
それは高校へ復学することだった。
そうして僕は20歳にして、高校2年生になった。
まわりのみんなは17歳だ。
お兄さん的な存在になってやろうと思ったが、
思いのほか僕の存在は拒絶された。
影でトリプルというアダ名までついた。
いちばん悔しかったのは、
ダブリの奴まで僕のことをトリプルと呼んでいたことだ。
ある日、僕に聞こえるように「トリプル!!」と言った奴がいた。
「そんな、サーティーワンのアイスじゃあるまいし!」
と僕は切り替えしてみた。
誰も笑わなかった。
ものすごい早さで僕は孤立していった。
だが一人ぼっちには慣れているのだ。
何もない日々。
単調で平坦。
そうして半年が過ぎる頃、ようやく僕にも一人友達ができた。
僕はそいつと色々な話をした。
これまでの経緯を僕は話した。
次の日には学校中に話が広まっていた。
僕のアダ名がダムスに変わった。
つづく??
いや、終わり。
ノストラダムスなんか信じるから
そうゆうことになるんだよ あほだね~
僕の友達の話ですがキャバクのおねーさんに
だまされてシャンパン5本入れられて
2時間で11万請求された人がいたそうです
結論的には 僕の場合会って話してみて決めます
人の噂は気にしません
自分を信じてあまり人を頼りにしないことです
「人を頼りにすべからず 己を頼りにすべし」
明日の夕日より
相変わらず人の文章を読んでるようで、
まったく読んでませんね。
コレは妄想です。
さすがにこれほどバカじゃありません。
騙されやすい僕です