鬼怒川温泉駅からタクシーで日光江戸村へ。料金は1700円ほど。
夕方くらいには東京へ帰りたいので、滞在時間はそんなに長くない。少しでも多く見て廻りたいので、公園スケジュール表とにらめっこしながら進んで行きます。
10:00ちょい前に到着したので、急いで入村。最初の目的地である「からす屋敷」を目指し途中に衣装屋さんがありました。
傾奇者の衣装でもあれば着てみたかったけど。
さほどゆっくりしてる時間もないので「からす屋敷」へ。ギリッギリで入れました。
この「からす屋敷」では忍者アクション劇が堪能できます。殺陣もなかなか本格的で、カラクリを駆使し縦横無尽に屋敷を駆け巡る忍者バトルはなかなか見ごたえがありました。
お次は「大忍者劇場」へ。
空蝉というタイトルが付けられたこの舞台。空蝉って何だっけ?と同行していたOさんと考える。確か手裏剣投げて、当った!と思ったら実は丸太でした!みたいな感じじゃなかったけ?
そんなスゴイ術が見られるのかよ!!と興奮して見に行ったら、ちょっと想像していたものとは違いました。忍者ミュージカルみたいな感じで、5人くらいの忍者が踊ったり、5人くらいの忍者が車輪のついた障子をクルックル入れ替えたり、けっこう激しい感じ。
張り切っていちばん前の座席に座ったのだが、これがけっこう失敗。舞台がファッションショーみたいな感じで、客席の真ん中に通路がある。まぁこの道を通って役者の人が舞台に来るんだろうな、くらいに思ってたら全然違う。けっこうその通路が重要な舞台の一部で、ガンガン踊ってるわけ。僕は一番前の一番通路側に座っていたので、目の前30センチ先くらいの距離でバッタバッタ踊ったり、障子がガサガサ動くモンだから、なんかホコリっぽい。ホコリが来ないようにフッフッとかやってたら、ぜんぜん内容が分からずに終わってしまった。
空蝉は分身ということなのね、というのが感想ですかね。
そして、お次!これぞ正真正銘、待ってました系(なんだそれ)!全野郎どもの永遠の夢、花魁~それは~君が見た光~僕が見た希望~
そう、花魁ショーです!!はなさきがけ、ではなく、おいらんですよ。
なんだろうか、京都行った時も舞妓さんに心を奪われてしまったけど、なんかこういうのに抗いがたい力で惹かれてしまう。これがフェチというのだろうか。顔面が真っ白な人が好きというわけではないと思うけど、あの着物が魔力を出してるのでしょうか。
ドキドキしながら花魁の登場を待っていると、ここで舞台進行役のヤッパチだかイッパチとか言う人から重大なお知らせが。なんと花魁の接客相手を会場に来てる男の中からランダムで指名すると言うじゃありませんか。
まかり間違って選ばれてしまったら最後、100人くらいの好奇な視線に晒されることになるわけです。まぁ僕は人前に出られるような花は一切ないので、絶対に選ばれる事はないと思いつつ、そう言われるとなんだか緊張してしまう。久しぶりのあの緊張、先生に当てられまいと必死に空気と化すあの感じを味わいました。
で、お客さんの中から1人選ばれたわけだが、これが偶然に選ばれた素人とは思えない絶妙なキャラで、けっこう客の笑いを取ってる。この能力を見抜いて指名したのだとしたら、ヤッパチは千里眼でも持っていると言うのか。
うーむ。本当に素人だったのだろうか。素人がプロのマネをする事はできないけど、プロは素人のマネをする事ができますから。でもまぁ、そこら辺を追求するのは野暮ってことで。
そうして花魁ショーが始まったわけですが、いやぁ眼福がんぷく。いいなぁ花魁。実際に綺麗な女性が演じているのでしょうが、本当に綺麗でした。
ルパンはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。そんな感想ですかね。
AKB48に対抗して、EDM48とかで花魁グループを結成してくれれば週一で通います。
まぁ残念ながら写真は1枚もないのですが。たぶんHさんが木曜日くらいにご自身のブログに載せると思うので、それを内緒で転載したいと思います。
なんか思ったよりも長くなったので、つづく?